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トップ >理工書 > エレクトロニクス材料 > 垂直磁気記録の最新技術 |
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垂直磁気記録の最新技術 Advanced Technologies of Perpendicular Magnetic Recording |
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★ 30年にわたる研究開発を経て,ついに実用化された垂直磁気記録! ★ 従来の面内記録方式はもはや記録密度の限界に到達。時代はいよいよ垂直記録方式へ! ★ 記録・再生,媒体材料,信号処理,ストレージへの応用,さらには次世代の高密度化技術について,日本を代表する研究者たちが徹底解説した垂直磁気記録技術初の成書! |
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| 垂直磁気記録が,2005年にHDDとして製品化されてから,早3年目を迎えた。当初危惧された問題点もほとんどなく,むしろ従来方式より安定に動作し,その後の開発も順調以上に進んでいる,とも聞いている。当初はモバイル型に比べて少し遅れると云われた3.5型についても,すでに製品化され,テラバイト容量級のものが市場に出ている。2008年には,ほとんどのHDDが垂直磁化方式に変わるとさえ云われている。 ここに至るまでには,岩崎俊一東北大学名誉教授(現東北工業大学理事長兼学長)が提案されてから,ほぼ30年の歳月を要した。この間に,多くの方々のご支援ご協力を頂き,感謝に堪えない。中には,心を残しながらも,諸般の事情で垂直磁気記録の研究開発から去らなければならなかった方々も少なからずおられた。そういう方々にも報いることができたのではないかと思っている。「良かったですね」と云って下さる方々も多い。 そういったいろいろな方々のご努力で,今日の垂直磁気記録技術が出来上がったわけである。しかし当然ながら,現在は,そういった経緯を全く知らないで製品化に当たっておられる研究開発エンジニアがほとんどであろう。その数は益々増える一方である。本書は,こういった,これからの垂直磁気記録技術を支え,さらに練り上げていって下さるはずの方々に大いに役立てて頂ければ何よりである。 本書には,これまで垂直磁気記録の開発にご苦労いただいた方々に,ご多忙の中を,無理を承知でご執筆をお願いし,その中でご快諾いただいた方々の貴重な玉稿がつまっている。岩崎名誉教授が,よく「温故知新」という言葉をつかわれていたが,本書の中には,垂直磁気記録技術をさらに前進させる多くのヒントが隠されているはずである。 磁気記録は,これから物性とナノテクという技術的狭間の中で,開発に益々困難さが増すテラビット記録の壁に立ち向かわなければならない。一方で,情報爆発とさえ云われるこれからの社会で,情報ストレージ技術の最前線にいるHDDの進展に期待する声も増すばかりである。言い換えれば,HDD産業は益々成長が期待され,現実に着実に成長している分野である。これがなくして,これからの情報技術は成り立たない。もし本書に愛読者ができるとすれば(多数できることを願っているのだが),そういった期待を背負って奮闘される方々を心から応援し,本書がそのご活躍の支えになることを願っている。 |
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(「はじめに」より抜粋) |
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| 2007年7月 中村慶久 |
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