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がん予防食品 -フードファクターの予防医学への応用-

商品コード: B0553

  • 監修: 大澤俊彦・大東肇・吉川敏一
  • 発行日: 1999年12月
  • 価格(税込): 4,104 円
  • 体裁: A5判,298ページ
  • ISBNコード: 978-4-88231-056-3

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刊行にあたって

 日本における死亡率のトップの座を「がん」が占めて以来増加の一途をたどり,その傾向は2015年まで変わらないと推定されている。その原因として「食生活」が大きく影響し,とくに食事の欧風化に伴うカロリーの摂取過剰があげられてきた。世界的にも動物性脂肪と乳がん,大腸がん,卵巣がん,子宮がん,膀胱がん等との因果関係が証明されている。
 一方,多くの食品の中に「がん予防」成分が含まれており,これらを積極的に摂取することで「がん予防」への道が拓かれるとの期待が高まり,その結果スタートしたのが「植物性食品によるがん予防」計画である。この計画をもとに1995年「食品因子とがん予防に関する国際会議」が開かれ,「食品因子」に関する化学的,生物学的,分子レベルからの研究が活発化し,本年12月第2回目の国際会議が開催された。
 本書は,国際的にも評価の高い第一線研究者が「食品因子」という新しい概念を基盤にまとめたもので,食品およびがん予防の研究者,とくに生化学者,薬理学者,食品学者,栄養学者に,またこれらの分野に関連する学生の必読の書であると確信する次第である。

大澤俊彦

著者一覧

大澤俊彦    名古屋大学大学院 生命農学研究科 教授
小林 博   北海道大学名誉教授;(財)札幌がんセミナー 理事長
渡邊 晶   東京農業大学大学院 食品栄養学専攻 主任教授
石川秀樹   大阪府立成人病センター 研究所第10部 医長
酒井敏行   京都府立医科大学 公衆衛生学教室 教授
曽和義広   京都府立医科大学 公衆衛生学教室 助手
吉川敏一   京都府立医科大学 第一内科学教室 助教授
一石英一郎    京都府立医科大学 第一内科学教室 
豊國伸哉   京都大学大学院 医科研究科 助教授
内田浩二   名古屋大学大学院 生命農学研究科 助教授
傳田阿由美   奈良県立医科大学付属がんセンター腫瘍病理学 講師
西野輔翼   京都府立医科大学 生化学教室 教授
越智宏倫   日本老化制御研究所 所長
下位香代子   静岡県立大学 食品栄養科学部 食品学科 助手
小國伊太郎   静岡県立短期大学 食物栄養学科 教授
伊勢村護   静岡県立大学 食品栄養科学部 栄養学科 教授
常吉俊宏   静岡理工科大学 理工学部 物質科学科 助教授
森光康次郎   お茶の水女子大学 生活科学部 助教授
津田洋幸    国立がんセンター研究所 化学療法部 部長
飯郷正明   国立がんセンター研究所 化学療法部 室長
関根一則   国立がんセンター研究所 化学療法部 研究員
矢澤一良    (財)相模中央化学研究所 主席研究員
徳田春邦    京都府立医科大学 生化学教室 助手
大東 肇   京都大学大学院 農学研究科 教授
村上 明   近畿大学 生物理工学部 生物工学科 助手

目次

【第1編 今なぜがん予防か?】
第1章 デザイナーフーズとファンクショナルフーズ
1. がん予防とデザイナーフーズ
2. デザイナーフーズとは
3. デザイナーフーズと機能性食品(ファンクショナルフーズ)
4. デザイナーフーズ研究の流れ
5. どのような成分にがん予防の効果が証明されているか?

第2章 がん予防と食生活-その全体像
1. 予防のための食生活14ヶ条
2. 果物と野菜―The 5 A Day
3. 腸内細菌の働き
4. カロリー制限
5. 脂肪のとりすぎ
6. 食べ過ぎと食べ合わせ
7. アルコール良くも悪くも
8. いいといわれるものの真偽
9. 無理な予防への反省

第3章 疫学からみたがん予防
1. はじめに
2. がんの原因推定
3. がん疫学の新展開
4. 今後の疫学研究の方向
5. おわりに

第4章 がん予防食品の開発に介入試験が必要な理由
1. はじめに
2. Evidence-Based MedicinとEvidence-Based Nutrition
3. 研究の科学的知見のレベルとその応用
4. 科学的知見を実践するためには
5. 食品によるがん予防には介入試験は必要なのか
6. 介入試験の種類
7. 介入試験プロトコール作成の注意点

【第2編 がん予防の基盤的研究】
第1章 がん予防-分子レベルのメカニズム
1. はじめに
2. 発がん機構について
2.1 がん遺伝子とがん抑制遺伝子の異常によるヒト発がん
2.2 発がんにおける細胞周期の異常,およびその重要性
2.3 発がん抑制におけるRB蛋白,およびその活性化因子であるCDK阻害因子の重要性
2.4 がん抑制遺伝子p53の失活によるがん化について
3. 発がん機構に基づいたがんの新しい予防法や治療法の開発の試み
4. おわりに

第2章 フリーラジカルとがん予防
1. はじめに
2. 慢性炎症,化学発がんとフリーラジカル
3. β‐クリプトキサンチンによるヒト好中球スーパーオキシド産生抑制作用
4. 赤ワイン成分レスベラトロールの抗酸化作用と発がん抑制
5. 発がんプログレッションモデルの開発とその応用
6. フリーラジカルと抗酸化物質-新たな知見-
7. フリーラジカルとレドックス調節機構
8. 酸化ストレス,フリーラジカルに対する抗酸化酵素GST遺伝子多型性と発がん
9. フリーラジカルとがん予防-今後の展望 -

第3章 DNA損傷とがん予防
1. はじめに
2. 酸化ストレスとは
3. 酸化ストレスと発がんのリンク
4. 酸化ストレスによるDNA損傷と分子疫学
5. 酸化ストレスマーカー
6. 酸化ストレスによる発がんモデルとその標的遺伝子
7. おわりに

第4章 PhaseII解毒酵素誘導によるがん予防
1. はじめに
2. phaseII解毒酵素とその誘導物質
2.1 phaseII解毒酵素
2.2 phaseII解毒酵素誘導物質
3. 解毒酵素誘導の分子機構
3.1 アンチオキシダント応答配列
3.2 AREに作用する転写因子
3.3 ARE活性化への情報伝達
3.4 phaseII解毒酵素誘導モデル
4. おわりに

【第3編 がん予防への新しいアプローチ】
第1章 病理からみたがん予防
1. 病理学のがん研究への関わり
2. がんの一次予防
2.1 発がん因子の排除
2.2 がんの化学予防
(1) 発がんモデルにおける化学予防
(2) 前がん病変の化学予防における意義
(3) 細胞増殖に対する化学予防の意義
(4) 自然発生腫瘍に対する化学予防
3. がんの自然史とがん予防

第2章 シクロオキシゲナーゼ-2とがん予防
1. はじめに
2. ヒトおよび実験的大腸がんにおける遺伝子異常
3. COX‐2と大腸発がん
3.1 COX-1とCOX-2
3.2 NSAIDsによるヒトおよび実験的大腸がんの抑制
3.3 大腸がん組織でのCOX-2の発現
3.4 COX-2遺伝子ノックアウトおよびCOX-2阻害剤による大腸腫瘍の抑制
3.5 COX-2の大腸発がんへの関与機構とNSAIDsの発がん抑制機構
3.6 抗酸化剤によるCOX-2発現の抑制
4. 結語

第3章 バイオケモプリベンション
1. はじめに
2. バイオケモプリベンションの試み
2.1 ラクトフェリン
2.2 カロテノイド
2.3 テルペノイド
2.4 その他
3. 考察

第4章 酸化的ストレスプロファイルとがん予防
1. 緒言
1.1 酸素と好気性生物の進化
1.2 加齢とがん
2. 酸化的ストレスと抗酸化ネットワーク
2.1 活性酸素の発生
2.2 抗酸化ネットワークシステム
2.3 酸化的ストレスバランスとがん等との関連
3. 酸化的ストレスの新測定法
3.1 酸化的ストレス測定法の開発背景
3.2 酸化的ストレス測定法の開発
3.3 DNA酸化損傷物 8‐OHdGの測定法
3.4 抗 8‐OHdG抗体・キットの利用
3.5 8‐OHdG測定法の限界
4. 酸化ストレスプロファイル(OSP:Oxidative Stress Profile)
4.1 健康プロファイルの開発
4.2 酸化的ストレスプロファイルOSP
4.3 酸化的ストレスプロファイル解析プロット
5. 結語

【第4編 機能性素材からみたがん予防食品】
第1章 カロテノイドとがん予防
1. はじめに
2. 種々のカロテノイドによる発がん抑制
3. カロテノイドによる発がん抑制機序
4. おわりに

第2章 ポリフェノール色素とがん予防
1. はじめに
2. ワインポリフェノール類の持つがん予防効果
3. テアフラビン色素のがん予防効果
4. カカオポリフェノールのがん予防効果
5. アントシアニン色素のがん予防効果
6. おわりに

第3章 フラボノイドとがん予防
1. はじめに
2. フラボノイドの摂取量とバイオアベイラビリティ
3. 疫学調査
4. 動物および培養細胞における発がん抑制
5. がん予防の作用機序
5.1 変異・発がん性物質の不活性化と解毒促進
5.2 抗酸化性
5.3 酵素阻害
5.4 分化およびアポトーシス誘導
5.5 細胞周期抑制
5.6 ホルモン作用
5.7 その他
6. 抗がん剤との併用効果
7. おわりに

第4章 緑茶ポリフェノールとがん予防
1. はじめに
2. 静岡県における疫学的観察
2.1 緑茶生産地におけるがん死亡比
2.2 緑茶生産地における緑茶摂取状況
3. 実験的研究
3.1 突然変異抑制作用
3.2 プロモーション抑制作用
3.3 抗腫瘍作用
3.4 発がん抑制作用
(1) 発がん化学予防研究への標的
(2) 発がん化学物質投与系
(3) 紫外線照射発がん系
(4) ノックアウトマウス系
(5) 腫瘍数観測から組織病理への展望
3.5 がん転移阻害作用とアポトーシス誘導作用
(1) マウス肺転移系での緑茶投与の効果
(2) 基底膜浸潤モデルでの効果
(3) マトリックスメタプロテイナーゼ(MMP)阻害
(4) がん細胞アポトーシス誘導作用
(5) 乳がんリンパ節転移および疫学調査との関連
4. 抗ヘリコバクター・ピロリ作用
4.1 実験的検討
4.2 臨床的検討
4.3 疫学的検討
5. おわりに

第5章 クルクミノイドとがん予防
1. はじめに
2. アキウコンとは
3. 肝機能とクルクミン
4. クルクミノイドによるがん予防
5. テトラヒドロクルクミンの機能

第6章 食用植物中の生理活性含硫化合物とがん予防
1. はじめに
2. 医薬としての抗がん活性を呈する天然由来の生理活性含硫化合物例
3. アブラナ科およびネギ属食用植物中の含硫成分とがん予防
4. 沢ワサビ中の含硫成分とがん予防

第7章 ラクトフェリンとがん予防
1. はじめに
2. ラクトフェリンとは
3. ラクトフェリンの抗がん研究
4. ラクトフェリンの大腸がん予防作用
4.1 大腸前がん病変(ACF)の抑制
4.2 NK活性の回復と亢進
4.3 大腸がん発生の予防効果
4.4 Apc遺伝子変異マウスの自然発生腫瘍に対する予防効果
5. ラクトフェリンの各臓器発がん(舌,膀胱,食道,肺等)に対する予防効果
6. 肺転移抑制作用
7. ラクトフェリンによるC型肝炎ウイルスの予防
8. おわりに

第8章 DHAとがん予防
1. はじめに
2. 魚油摂取による大腸発がん抑制
3. 大腸の前がん症状のDHAによる抑制
3.1 DMH・AOM誘発ラット大腸のACFのDHAによる抑制
(1) DMH誘発ラット大腸のACFの抑制
(2) AOM誘発ラット大腸のACFの抑制
3.2 AOM誘発ラット大腸発がんの抑制
4. 他の大腸発がんモデルにおけるDHAの抑制効果
5. DHAの大腸がん抑制メカニズム
6. おわりに

第9章 ハーブ・香辛料成分とがん予防
1. はじめに
2. 薬用植物に含まれる有効成分
3. 薬用植物の利用法
4. 環境関連発がん物質に対する予防
5. 試験管内での発がん予防剤の評価法
6. 動物を用いた発がん予防剤の評価法
7. 薬用植物の最近の動向
8. おわりに

第10章 野菜・果物成分とがん予防
1. はじめに
2. 野菜・果物の摂取と発がん予防
3. スクリーニング法
4. 単離した発がん抑制物質
5. 動物試験での成績
6. 作用メカニズム・構造活性相関
7. 代謝・吸収
8. おわりに
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