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老化防止・美白・保湿化粧品の開発技術

(2001年「老化防止・美白・保湿化粧品の開発」普及版)

商品コード: B0827

  • 監修: 鈴木正人
  • 発行日: 2007年8月
  • 価格(税込): 3,672 円
  • 体裁: A5判、196ページ
  • ISBNコード: 978-4-88231-934-4

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刊行にあたって

 不況に強いといわれる化粧品業界も、最近の統計を見れば、他業種ほどではないにしても、やはり景気の影響は免れない。このような厳しい現在の市場環境や、一方では、多くの情報を持った観る目の肥えた消費者による、化粧品に対する厳しい評価と選別を背景に、化粧品も、他の消費財と同様、よりコストパフォーマンスの高い、より効果の優れたものへと淘汰、収れんされていくものと考えられる。
 一方、近年の皮膚の生理機能に関する研究成果には目をみはるものがある。殊に、酵素やサイトカインに関する知見は急速に増えつつある。飽くなき消費者の要求に応える商品を開発するには、これら最近の情報を十分に取り入れ、反映させることが不可欠である。
 このような現状に呼応して、老化防止、美白、保湿に関する成書が上市されている。しかしながら、これらのものは、それぞれが単一のテーマを扱っているのみで、テーマ相互の関連性については全くといってよいほど触れられていない。皮膚の生理機能は、本来、老化、色素沈着、保湿が同時進行で働いており、しかも互いに密接に関連しあっているのであり、従来は、様々な理由から、便宜上、それぞれの機能を断片的に切り取って、単独で扱っていたに過ぎない。
 幸いにも、皮膚生理機能に関する研究の進展に伴い、老化防止、美白、保湿というテーマは、十分とは言えないまでも、それぞれの相互作用、更には他の皮膚生理機能も考慮しつつ、皮膚機能全体のバランス(恒常性)に配慮した上で商品開発が出来るようになりつつあり、また、そうすることが必要となってきた。
 これらの状況に鑑み、化粧品にとって重要なテーマである老化、色素沈着、保湿について、最新の知見に基づき、これらの相互関係を、酵素、ケミカルメディエーター、サイトカイン及び情報伝達系などを核に、内的、外的影響因子等を総合的に包含したメカニズムとして体系化を試み、その中で老化防止、美白、保湿を論じようというのが本書の立場である。
 本書は4編から構成されている。第1編は老化、色素沈着、保湿の相互生理メカニズムについて、第2編はそれらの制御方法について、第3編はその評価方法、そして第4編が応用としてケーススタディと製品化への指針が述べられている。いずれも各分野の第一人者の執筆によるもので、他に類書のない、老化防止、美白、保湿に関する、現在望みうる最良の化粧品開発のための理論と実践の書であると言えよう。

2001年6月  鈴木正人

<普及版の刊行にあたって>
 本書は2001年に『老化防止・美白・保湿化粧品の開発』として刊行されました。普及版の刊行にあたり、内容は当時のままであり加筆・訂正などの手は加えておりませんので、ご了承ください。

2007年8月  シーエムシー出版 編集部

著者一覧

監修
鈴木正人   王子製薬(株) 取締役研究所長

著者
市橋正光   (現)サンクリニック 院長;神戸大学 名誉教授;同志社大学 教授
伊福欧二   (現)(株)資生堂 ライフサイエンス研究センター センター長
平尾哲二   (現)(株)資生堂 ライフサイエンス研究センター
正木 仁   (現)(株)コスモステクニカルセンター 代表取締役社長
野口範子   東京大学先端科学技術研究センター 助手
         (現)同志社大学 工学部 教授
佐々木一郎   (現)(株)コーセー 商品開発部 第二商品開発室 室長
竹本裕子   (株)コーセー 基盤技術研究所 薬剤開発グループ
岡野由利   (現)ニッコールグループ (株)コスモステクニカルセンター 薬剤開発部 部長
田中良昌   (現)ライオン(株) 生物科学研究所 主任研究員
江川麻里子   (現)(株)資生堂 ライフサイエンス研究センター 生体計測研究所
高橋元次   (現)(株)資生堂 リサーチセンター 特別研究員
秋丸三九男   日本サーファクタント工業(株) COSMOS
         (現)日光ケミカルズ(株) 営業部井上紳太郎   (現)(株)カネボウ化粧品 基盤技術研究所 所長
片桐崇行   (現)ポーラ化成工業(株) 皮膚薬剤研究部長
崎原永裕   日本メナード化粧品(株) 総合研究所 基礎化粧品研究室 主任研究員
         (現)日本メナード化粧品(株) 生産部門 品質保証部 副課長
上坂敏雄   (現)花王(株) スキンケア研究所

 執筆者の所属表記は、注記以外は2001年当時のものを使用しております。

目次

【第1編 老化防止(抗シワ)・美白・保湿のメカニズム】
第1章 光老化とサンケアの科学
1. 生理的老化のメカニズム
1.1 はじめに
1.2 老化と加齢
1.2.1 細胞の寿命
1.2.2 老化は核が支配する
1.3 老化とフリーラジカル
1.4 エネルギーセンサーSir2の働きと老化
1.5 加齢による反応性低下
1.6 活動的・社会的寿命
2. 光老化のメカニズム
2.1 太陽紫外線について
2.2 紫外線は真皮あるいは活性酸素を介して間接的に遺伝子に傷をつける
2.3 太陽光は免疫の働きを奪う
2.4 日焼け(サンバーンとサンタン)
2.5 紫外線誘発腫瘍
2.5.1 良性・悪性腫瘍と前癌症
2.5.2 癌遺伝子と癌抑制遺伝子
2.6 光老化とそのメカニズム
2.6.1 肝斑
2.6.2 炎症後色素沈着
2.6.3 日光性色素斑(老人性色素斑:solar lentigo)
2.6.4 光線性花弁状色素斑
2.6.5 人口光線による色素斑
2.6.6 シワ

第2章 色素沈着のメカニズム
1. はじめに
1.1 皮膚色
1.2 色素異常症
2. メラニン生合成メカニズム
2.1 メラニン
2.2 メラノサイト
2.3 メラノソーム
2.4 メラノソームの移送
2.5 メラニン生合成経路
2.6 チロシナーゼ遺伝子発現機構
3. 紫外線の影響によるシグナル伝達
3.1 メラノサイト活性化因子
3.2 活性酸素
3.3 DNA損傷の修復
4. おわりに

第3章 保湿のメカニズム
1. はじめに
2. 角層の構造
3. 角層保湿機能の生理的メカニズム
3.1 皮脂膜
3.2 細胞間脂質のバリア機能
3.3 天然保湿因子
4. アミノ酸の産生メカニズム
4.1 フィラグリンの構造と機能
4.2 プロフィラグリンの遺伝子発現
4.3 プロフィラグリンからフィラグリン
4.4 フィラグリンからアミノ酸への分解
4.5 アミノ酸の代謝
5. 内的要因によるフィラグリン発現の変動
6. 外的要因によるフィラグリン発現の変動
7. おわりに―保湿剤の分類から読み取るメカニズム―

第4章 老化・シミ・保湿の相互関係
1. はじめに
2. 老化による皮膚変化
2.1 形態的変化
2.2 皮膚色調
2.3 皮膚生理的パラメータおよび生化学的・組織学的変化
3. 紫外線および活性酸素関連物質が皮膚および皮膚由来細胞に及ぼす影響
3.1 皮膚における活性酸素発生とその発生メカニズム
3.2 皮膚由来細胞機能の老化に伴う変化
3.3 紫外線および表皮脂質過酸化物の皮膚にあたえる作用
3.4 色素産生に及ぼす活性酸素の影響
3.5 活性酸素の真皮マトリックス代謝に与える作用
4. おわりに

【第2編 老化防止(抗シワ)・美白・保湿の制御】
第1章 老化の制御方法
1. はじめに
2. 生体を攻撃する活性酸素、フリーラジカル
3. 生体の酸化傷害
4. 酸化傷害に対する防御機構
5. 抗酸化物質による遺伝子発現調節

第2章 保湿に対する制御方法―与える保湿から生み出す保湿へ―
1. はじめに
2. 皮膚におけるNMF産生メカニズムとフィラグリン
3. シロバナルーピンについて
3.1 加水分解シロバナルーピンタンパクのフィラグリン産生効果
3.2 加水分解シロバナルーピンタンパクの表皮脂質産生効果
4. 加水分解シロバナルーピンタンパク配合化粧料における肌効果
5. おわりに

第3章 老化・色素異常・保湿を加味した総合的な制御方法
1. はじめに
2. 紫外線吸収剤と紫外線障害に対する防御作用
3. 生体内および外来性酸化ストレス制御因子
3.1 生体内酸化ストレス制御因子―抗酸化酵素群―
3.2 外来性酸化ストレス制御因子―活性酸素消去剤と紫外線障害に対する防御作用―
4. 細胞内抗酸化系を高めた老化制御
4.1 細胞老化に対する制御
4.2 シワ、タルミに対する制御
5. 抗酸化剤によるmelanin生成の制御
6. 抗酸化剤による保湿改善制御
7. おわりに

【第3編 老化防止(抗シワ)・美白・保湿効果の評価法】
第1章 老化防止(抗シワ)に関する評価法
1. はじめに
2. シワ形成メカニズムに関連した要因のin vitro評価法
2.1 シワ形成のメカニズム
2.2 コラーゲン代謝にかかわる評価法 
2.2.1 線維芽細胞のコラーゲン合成能評価法
2.2.2 コラーゲン分解酵素(MMP-1)評価法
2.3 エラスチン代謝にかかわる評価系
2.3.1 線維芽細胞のエラスチン合成能評価法
2.3.2 エラスターゼ評価法
2.4 ヒアルロン酸産生評価法
2.5 メイラード反応後期生成物の生成阻害評価法
3. シワの計測法

第2章 美白に関する評価法
1. はじめに
2. 何を測定するか
3. 皮膚色の測定
3.1 測定機器
3.2 色素沈着のモデル
4. メラニン量の測定
4.1 化学的測定
4.2 角層のメラニン
4.3 組織中のメラニン
5. 色素細胞中でのメラニン合成活性
5.1 メラノサイト(MC)
5.2 メラニン合成に関与する主要酵素
5.3 メラニンの移行
5.4 メラノーマ
5.5 MCとKCの混合培養系
6. 色素細胞活性に影響する因子
6.1 色素細胞の受容体
6.2 情報伝達系
6.3 抗酸化系
6.4 細胞とUV
6.5 その他
7. おわりに

第3章 保湿に関する評価法
1. はじめに
2. 直接法
2.1 赤外分光法(Infrared Spectroscopy:IR)
2.2 近赤外分光法(Near Infrared Spectroscopy:NIR)
2.3 核磁気共鳴法(Nuclear Magnetic Resonance:NMR)
2.4 ラマン分光法(Raman Spectroscopy)
3. 半直接測定
3.1 電気特性の変化を利用した測定法
3.1.1 Skicon
3.1.2 Corneometer
3.1.3 Nova Dermal Phase Meter
3.1.4 DermaLab
3.1.5 測定機器間の比較
3.2 電気特性以外の物性変化を利用した測定法
3.2.1 時間領域反射法(Time Domain Reflectometry:TDR)
3.2.2 皮膚粘弾性測定法
3.2.3 TTT法(Transient Thermal Transfer)
4. 間接測定
4.1 皮膚表面形態測定による保湿評価
4.2 鱗屑測定による保湿評価
4.3 経表皮水分蒸散量測定による保湿評価
5. おわりに

【第4編 老化防止(抗シワ)・美白・保湿化粧品への応用】
第1章 老化防止(抗シワ)・美白・保湿化粧品の剤形の剤形設計
1. はじめに
2. 化粧品の成分
3. 化粧品の剤形
3.1 化粧品の形態による剤形
3.2 化粧品の相状態による剤形
3.3 分散粒子の大きさによる剤形
3.4 界面活性剤成分の組織体による剤形
3.5 固体を利用した剤形
4. キャリアー成分
5. 剤形設計をするには
5.1 油性成分
5.2 経皮吸収促進剤
5.3 界面活性剤
5.4 細胞間脂質修復剤
5.5 剤形
5.6 製剤化技術
6. おわりに

第2章 老化防止(抗シワ)機能性化粧品
1. 老化防止と抗シワの考え方
2. 戦略
2.1 皮膚の老化そのものを遅らせる
2.2 皮膚のシワ形成メカニズムに応じた予防対応
2.3 生じたシワを改善もしくは目立たなくする
3. 具体例と留意点
3.1 レチノイド(Retinoids)
3.2 パンガミン酸(ビタミンB15)活性成分
3.3 その他の抗シワ、抗老化素材
4. 今後の課題

第3章 美白剤とその応用
1. 美白剤とは
2. メラニン産生メカニズム
3. ケーススタディー
3.1 ルシノール
3.2 クジンエキス
4. おわりに

第4章 保湿化粧品への応用
1. はじめに
2. 肌と保湿
3. 保湿剤と保湿製剤
4. ケーススタディー(素材編)
4.1 ヒアルロン酸
4.2 poly〔2-methacryloyloxyethyl phosphorylcholine(MPC)〕
4.3 トレハロース
4.4 トレメラエキス
4.5 ジュンサイエキス
5. ケーススタディー(製剤編)
5.1 ショ糖脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル
5.2 合成スチブンサイト乳化(クレイ乳化)
5.3 ステビア乳化
6. おわりに

第5章 総合的な老化防止化粧料の提案
1. はじめに
2. シミ・シワ悩みの肌
3. 総合的な老化防止化粧品の提案
3.1 総合的な化粧品の必要性 
3.2 総合的な化粧品に求められること
3.2.1 肌組織の相互関係
3.2.2 総合的な働きかけ
3.2.3 高浸透の製剤技術
3.2.4 シンプルな商品構成
4. おわりに
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