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有機ケイ素化学の応用展開―機能性物質のためのニューシーズ―

(2004年『21世紀の有機ケイ素化学―機能性物質科学の宝庫―』普及版)

商品コード: B0920

  • 監修: 玉尾皓平
  • 発行日: 2010年5月
  • 価格: 5,184 円
  • 体裁: A5判,316ページ
  • ISBNコード: 978-4-7813-0194-5

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刊行にあたって

 20世紀の幕開けと共にF.S.Kippingによって拓かれた有機ケイ素化学は100年の歴史を刻み,21世紀を迎えた今,基礎有機ケイ素化学の深化とともに関連分野をとりこんだケイ素科学として新たな発展期を迎えている。シリコーン化学工業界の隆盛とアカデミアでの研究レベルの高さ,次代を担う若手研究者を含めた研究者層の厚さ,ケイ素化学協会を中心とした学際・国際・人的交流活動,などいずれも我が国が世界をリードしている。
 我が国においては,1991年から通産省(当時)の10年プロジェクトとして「ケイ素系高分子材料」研究が実施され,産業界でも有機ケイ素化学研究が盛んになり,多くのすぐれた成果が得られた。これらの成果をもとに,「有機ケイ素材料科学の新展開」(監修;櫻井英樹,シーエムシー,2001年)が発行されている。これは20世紀の締めくくりとしての我が国のケイ素材料科学研究の成果をとりまとめたものと位置づけることができよう。
 21世紀に入って数年,有機ケイ素化学は我が国を中心に急速に発展しつづけている。新しい結合様式をもった分子群の出現に加えて,ケイ素を含むパイおよびシグマ共役系分子群,ゾルゲル法で創り出される新物質相,シリコン表面科学,シリコンナノクラスター科学など,まさにフォトエレクトロニクス方面への応用展開が期待される「機能物質科学の宝庫」が出現しているといえよう。そこで,これらの分野の最先端研究の現状と将来展望をまとめておくことは,「有機ケイ素化学」が「有機ケイ素科学」として発展していくための重要なステップと考え,本書を著すこととなった次第である。
 本企画に賛同し,お忙しい中快く執筆に応じられた多数の執筆者各位に心より感謝したい。また本書完成にあたっては,シーエムシー出版の西出寿士氏の努力と熱意によるところが大きい。ここに記して感謝したい。

2004年10月  京都大学化学研究所 玉尾皓平

<普及版の刊行にあたって>
 本書は2004年に『21世紀の有機ケイ素化学―機能性物質科学の宝庫―』として刊行されました。普及版の刊行にあたり,内容は当時のままであり加筆・訂正などの手は加えておりませんので,ご了承ください。

2010年5月  シーエムシー出版 編集部

著者一覧

岩本武明   東北大学 大学院理学研究科 附属巨大分子解析研究センター 助教授
         (現)東北大学 大学院理学研究科 化学専攻 教授
吉良満夫   東北大学 大学院理学研究科 化学専攻 教授
今 喜裕   東北大学 大学院理学研究科 化学専攻
         (現)(独)産業技術総合研究所 環境化学技術研究部門 研究員
関口 章   (現)筑波大学 大学院数理物質科学研究科 化学専攻 教授
一戸雅聡   (現)筑波大学 大学院数理物質科学研究科 化学専攻 准教授
時任宣博   (現)京都大学 化学研究所 物質創製化学研究系 有機元素化学研究領域 所長・教授
松本英之   (現)群馬大学名誉教授;群馬大学 大学院工学研究科 ケイ素科学国際教育研究センター 研究員
狩野直和   (現)東京大学 大学院理学系研究科 化学専攻 准教授
川島隆幸   東京大学 大学院理学系研究科 化学専攻 教授
小澤文幸   京都大学 化学研究所 教授
飛田博実   東北大学 大学院理学研究科 化学専攻 教授
辻 勇人   京都大学 化学研究所 元素科学国際研究センター 助手
         (現)東京大学 大学院理学系研究科 化学専攻 准教授
玉尾皓平   京都大学 化学研究所 元素科学国際研究センター 教授
         (現)(独)理化学研究所 基幹研究所 所長
坂本健吉   (現)静岡大学 理学部 化学科 教授
川上雄資   (現)北陸先端科学技術大学院大学 理事・副学長
今栄一郎   北陸先端科学技術大学院大学 材料科学研究科 助手
         (現)広島大学 大学院工学研究科 物質化学システム専攻 准教授
藤木道也   奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学研究科 教授
久新荘一郎  群馬大学 大学院工学研究科 ナノ材料システム工学専攻 助教授
         (現)群馬大学 大学院工学研究科 応用化学・生物化学専攻 教授
三治敬信   東京工業大学 資源化学研究所 助手
松川公洋   (現)大阪市立工業研究所 電子材料研究部 研究主幹
堀内宏明   群馬大学 工学部 応用化学科 助手
平塚浩士   (現)群馬大学 大学院工学研究科 応用化学・生物化学専攻 教授
鎌田憲彦   (現)埼玉大学 大学院理工学研究科 物質科学部門 教授
奥本 肇   (独)産業技術総合研究所 ナノテクノロジー研究部門 分子ナノ物性グループ 主任研究員
南 信次   (独)産業技術総合研究所 ナノテクノロジー研究部門 副部門長
中山喜萬   大阪府立大学 大学院工学研究科 電子物理工学分野 教授
         (現)大阪大学 大学院工学研究科 機械工学専攻 教授
田川精一   (現)大阪大学 産業科学研究所 特任教授
横山正明   大阪大学 大学院工学研究科 物質・生命工学専攻 教授
         (現)大阪大学 先端科学イノベーションセンター 特任教授
長山智男   大阪大学 大学院工学研究科 物質・生命工学専攻 助手
福島基夫   (現)信越化学工業(株) シリコーン電子材料技術研究所 主席研究員
山口茂弘   (現)名古屋大学 大学院理学研究科 物質理学専攻 教授
内田 学   (現)チッソ石油化学(株) 五井研究所 研究第2センター 20G グループリーダー
九内淳堯   (現)広島大学 大学院工学研究科 名誉教授;非常勤講師
清水正毅   京都大学 大学院工学研究科 助教授
檜山爲次郎  京都大学 大学院工学研究科 教授
中本真晃   (現)筑波大学 大学院数理物質科学研究科 化学専攻 講師
若原孝次   筑波大学 先端学際領域研究センター 講師
         (現)(独)物質・材料研究機構 ナノテクノロジー基盤萌芽ラボ 主幹研究員
前田 優   (現)東京学芸大学 教育学部 自然科学系 准教授
加固昌寛   (現)電気通信大学 量子物質工学科 准教授
赤阪 健   (現)筑波大学 先端学際領域研究センター 教授
小林 郁   自然科学研究機構 分子科学研究所 理論研究系 助手
永瀬 茂   自然科学研究機構 分子科学研究所 理論研究系 教授
海野雅史   (現)群馬大学 工学研究科 ケイ素科学国際教育研究センター センター長・教授
郡司天博   (現)東京理科大学 理工学部 工業化学科 准教授
有光晃二   (現)東京理科大学 理工学部 工業化学科 講師
阿部芳首   東京理科大学 理工学部 工業化学科 教授
         (現)東京聖栄大学 健康栄養学部 食品学科 教授
横尾俊信   京都大学 化学研究所 教授
髙橋雅英   京都大学 化学研究所 助教授
         (現)大阪府立大学 大学院工学研究科 教授
徳田陽明   (現)京都大学 化学研究所 無機フォトニクス材料領域 助教
正井博和   京都大学 化学研究所
新居田治樹   (現)日本板硝子(株) BP研究開発部 研究員
稲垣伸二   (現)(株)豊田中央研究所 先端研究センター シニアフェロー
照沼大陽   (現)埼玉大学 大学院理工学研究科 教授
松岡浩司   (現)埼玉大学 大学院理工学研究科 准教授
幡野 健   (現)埼玉大学 大学院理工学研究科 講師
首藤重揮   (現)信越化学工業(株) シリコーン電子材料技術研究所 第二部開発室 主席研究員
今井高史   GE東芝シリコーン(株) パシフィックR&D 所長附
         (現)モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン合同会社 パシフィックR&D ニューテクノロジーイニシアティブリーダー
中川佳樹   (現)(株)カネカ 高機能性樹脂事業部 樹脂研究グループ グループリーダー
金光義彦   (現)京都大学 化学研究所 教授
吉信 淳   (現)東京大学 物性研究所 ナノスケール物性研究部門 教授
渡辺 明   (現)東北大学 多元物質科学研究所 准教授
夛田博一   (現)大阪大学 基礎工学研究科 教授
荒 正人   自然科学研究機構 分子科学研究所;科学技術振興機構 CREST 博士研究員
         (現)大阪大学 ナノサイエンスデザイン教育研究センター 特任助教
高原 淳   九州大学 先導物質化学研究所・大学院工学府 教授
石田英臣   九州大学 大学院工学府  
古賀智之   九州大学 大学院工学府  
森田正道   九州大学 大学院工学府  

 執筆者の所属表記は、注記以外は2004年当時のものを使用しております。

目次

第1章 新しい有機ケイ素化合物群
1. ケイ素-ケイ素二重結合を含む新しい化合物群(岩本武明,吉良満夫)
1.1 はじめに
1.2 環状ジシレン
1.3 共役ジシレン
1.4 累積ジシレン
1.5 おわりに

2. ケイ素-炭素二重結合をもつ特異な化合物(吉良満夫,今喜裕)
2.1 はじめに
2.2 シラトリアフルベン類の合成と構造
2.3 4-シラトリアフルベン類の反応
2.4 おわりに

3. 三重結合ケイ素化合物ジシリン(関口章,一戸雅聡)
3.1 はじめに
3.2 ジシリンの理論計算
3.3 ジシリンの発生と捕捉
3.4 安定なジシリンの合成
3.5 ジシリンの構造と紫外可視吸収スペクトル
3.6 おわりに

4. 含ケイ素芳香族化合物の化学(時任宣博)
4.1 はじめに
4.2 スペクトル的観測例および液相中での合成
4.3 縮環系の含ケイ素芳香族化合物およびシラシクロペンタジエンのアニオン種
4.4 低配位ケイ素化学種
4.5 初めての安定な2-シラナフタレンの合成・構造および芳香族性
4.6 安定なシラベンゼンの合成および含ケイ素縮合多環芳香族化合物合成への展開
4.7 含高周期14族元素芳香族化合物の反応性
4.8 おわりに

5. 安定シリレンの化学(吉良満夫,岩本武明)
5.1 はじめに
5.2 安定シリレン10の合成と構造
5.3 安定シリレン10の反応
5.4 おわりに

6. ケイ素ラジカル,ケイ素カチオン,ケイ素アニオン(松本英之)
6.1 はじめに
6.2 ケイ素ラジカル
6.2.1 シリルラジカルの反応の立体化学
6.2.2 ケイ素ラジカルの安定化と単離
6.3 ケイ素カチオン
6.4 ケイ素アニオン

7. 高配位化合物(狩野直和,川島隆幸)
7.1 はじめに
7.2 高配位ケイ素化合物の構造と性質
7.3 高配位ケイ素化合物の反応性
7.4 ケイ素-ケイ素結合を有する高配位ケイ素化合物
7.5 高配位ケイ素化合物の関わる配位数制御

8. 遷移金属-ケイ素化合物
8.1 シリル遷移金属錯体の化学(小澤文幸)
8.2 遷移金属-ケイ素不飽和結合を持つ化合物(飛田博実)
8.2.1 はじめに
8.2.2 シリレン錯体の合成
8.2.3 シリレン錯体の反応
8.2.4 シリリン錯体の合成
8.2.5 シラメタラサイクルの合成と反応
8.2.6 おわりに

第2章 オリゴシラン,ポリシラン
1. オリゴシラン立体配座(辻勇人,玉尾皓平)
1.1 はじめに
1.2 立体配座の表示法
1.3 立体配座とσ共役
1.4 立体配座制御
1.4.1 環構造の利用
1.4.2 嵩高い側鎖の導入
1.4.3 高配位化

2. オリゴシラン包接錯体(坂本健吉)
2.1 はじめに
2.2 オリゴシラン-シクロデキストリン錯体の合成と構造
2.3 オリゴシラン-シクロデキストリン錯体の吸収および発光挙動

3. 光学活性オリゴシラン(川上雄資,今栄一郎)
3.1 はじめに
3.2 光学活性オリゴシランと立体規則性ポリマーの合成
3.3 その他の光学活性含ケイ素ポリマー

4. 光学活性らせんポリシランコマンドサーフェイス薄膜(藤木道也)
4.1 はじめに
4.2 コマンドサーフェイス薄膜システムの構成
4.3 Si-H(Si-OR)末端基を有する光学活性らせんポリシラン
4.4 らせんポリシラン分子による簡便な直接基板固定化
4.5 らせんポリシランコマンドサーフェイス
4.6 おわりに

5. ラダーポリシラン(松本英之,久新荘一郎)
5.1 はじめに
5.2 ラダーポリシランの合成法
5.3 ラダーポリシランの構造
5.4 ラダーポリシランの電子的性質
5.5 ラダーポリシランの一電子還元
5.6 ラダーポリシランの反応
5.6.1 酸化
5.6.2 他の反応

6. 環状オリゴシラン(松本英之)
6.1 はじめに
6.2 シクロオリゴシランの合成法
6.3 シクロトリシラン
6.4 シクロテトラシラン
6.5 多面体型ポリシラン

7. ポリシランデンドリマー(一戸雅聡,関口章)
7.1 はじめに
7.2 ポリシランデンドリマーの合成
7.3 ポリシランデンドリマーの分子構造
7.4 ポリシランデンドリマーの発光特性
7.5 おわりに

8. ポリシラン・有機ハイブリット(三治敬信)
8.1 はじめに
8.2 ポリシランブロック共重合体の合成と機能化
8.2.1 ポリシランポリマーミセルへの自己集合化
8.2.2 シェル架橋型ポリシランミセル
8.2.3 シェル架橋型ポリシランミセルをテンプレートとしたナノ中空粒子の作製
8.2.4 シェル架橋型ポリシランミセルをテンプレートとした金属ナノ粒子の調製
8.3 おわりに

9. ポリシラン・無機ハイブリッド薄膜の光物性(松川公洋)
9.1 はじめに
9.2 ポリシラン・無機ハイブリッドの作製
9.3 ポリシラン・無機ハイブリッドの光機能性とナノ構造
9.4 ポリシラン共重合体の化学吸着と金ナノ粒子の作製
9.5 おわりに

10. 溶液中のオリゴシラン,ポリシランの光物理・光化学(堀内宏明,平塚浩士)
10.1 はじめに
10.2 線形ポリシランの光物性
10.3 オクタシラキュバンの光物性

11. ポリシランの励起エネルギー移動(鎌田憲彦)
11.1 はじめに
11.2 分子間の励起エネルギ-移動―多重極子間相互作用と交換相互作用―
11.3 ポリシラン分子間の高効率エネルギー移動
11.4 ポリシラン/有機色素間の励起エネルギー移動
11.4.1 共鳴エネルギー移動ペア
11.4.2 PHPPS/クマリン6のフォトルミネッセンス
11.5 エネルギー移動を利用した有機EL素子
11.5.1 PHPPS/有機色素-ELデバイス
11.5.2 混色ELデバイス
11.5.3 ポリシランの安定性向上
11.6 まとめ

12. 自己組織化オリゴシランの電荷輸送特性(奥本肇,南信次)
12.1 はじめに
12.2 整列したホッピングサイトによって特徴付けられる電荷輸送特性
12.3 ホッピングサイト数およびホッピング距離による移動度変化
12.4 おわりに

13. 配向ポリシランの光特性(中山喜萬)
13.1 はじめに
13.2 配向膜の作製
13.3 光吸収特性
13.4 光キャリア特性
13.5 まとめ

14. ポリシランのラジカルアニオンとラジカルカチオン(正負ポーラロン)(田川精一)
14.1 はじめに
14.2 ポリシランのラジカルアニオンとラジカルカチオンの光学吸収
14.3 ポリシランラジカルアニオンとラジカルカチオンの移動度
14.4 ポリシランと飽和炭化水素高分子のラジカルアニオンとラジカルカチオンとの比較
14.5 まとめ

第3章 ポリシランのフォトエレクトロニクスへの応用
1. ポリシランの電子デバイスへの応用(横山正明,長山智男)
1.1 はじめに
1.2 電子材料としてのポリシラン
1.3 ポリシランの紫外光分解
1.4 マイクロレンズアレイの作製
1.4.1 ポリマー電着法
1.4.2 ポリマー電着法の利点
1.5 有機EL発光のパターニング
1.5.1 パターン化ホール注入層の作製法
1.5.2 パターン発光
1.6 おわりに

2. ポリシランの導電性パターン形成材料への応用(福島基夫)
2.1 はじめに
2.2 無電解メッキ―ポリシランと貴金属塩を用いた金属薄膜の作製
2.3 加工性の向上
2.3.1 製膜性良好なポリシランの製造
2.3.2 光を用いないパターン形成手法の開発
2.4 安定性の向上
2.4.1 多層無電解メッキによる耐酸化性の向上
2.4.2 導電膜の密着性の向上
2.5 おわりに

第4章 ケイ素を含む共役電子系
1. シロールおよび関連化合物(山口茂弘)
1.1 はじめに
1.2 シロール環化反応
1.2.1 分子内還元的環化反応
1.2.2 最近の応用例
1.3 縮環型シロール
1.4 ケイ素架橋スチルベンの化学
1.4.1 ケイ素架橋スチルベン
1.4.2 分子内二重環化反応
1.4.3 ベンゾシロール合成
1.4.4 π共役ポリマーの新しい構成単位
1.4.5 光物性に及ぼすケイ素効果
1.5 おわりに

2. シロールを含むEL素子(内田学)
2.1 はじめに
2.2 シロールを電子輸送材料に用いたEL素子
2.3 シロールを発光層に用いたEL素子
2.4 おわりに

3. シグマ-パイ共役高分子(九内淳堯)
3.1 はじめに
3.2 σ-π共役ポリマーの合成
3.3 機能材料としての新展開
3.3.1 高耐熱性材料およびパターニング材料
3.3.2 光機能材料
3.3.3 導電性材料
3.3.4 発光素子キャリア輸送材料
3.4 おわりに

4. かご型電子共役系分子:2,3,5,6,7,8-ヘキサシラビシクロ[2.2.2]オクタン(清水正毅,檜山爲次郎)
4.1 はじめに
4.2 2,3,5,6,7,8-ヘキサシラビシクロ[2.2.2]オクタンの合成と紫外吸収スペクトル
4.3 かご型モジュールを基盤とするシグマ-パイ共役系の合成と物性

5. ケイ素置換アントラセンおよび関連化合物の高効率発光(久新荘一郎,松本英之)
5.1 はじめに
5.2 9,10-ジシリルアントラセンの高効率けい光発光
5.3 9,10-アントリレン基を含むポリシランポリマーの発光材料への応用
5.4 トリ-9-アントリルジフルオロシリカートの高効率けい光発光
5.5 他のケイ素置換芳香族化合物の高効率発光

6. ケイ素置換テトラヘドラン(関口章,中本真晃)
6.1 はじめに
6.2 シクロブタジエンの合成と構造
6.3 テトラヘドランの合成と構造
6.4 テトラヘドラニルリチウム
6.5 おわりに

7. ケイ素化フラーレン(岩原孝次,前田優,加固昌寛,赤阪健,小林郁,永瀬茂)
7.1 はじめに
7.2 C60のケイ素化
7.3 高次フラーレンのケイ素化
7.4 金属内包フラーレンのケイ素化
7.5 おわりに

第5章 シロキサン,シルセスキオキサン,カルボシラン
1. 新規シロキサン,シラノール(海野雅史)
1.1 はじめに
1.2 シラノールの合成と構造
1.3 シラノールの反応による新規シロキサン合成
1.4 まとめ

2. シロキサンおよびシルセスキオキサン(郡司天博,有光晃ニ,阿部芳首)
2.1 はじめに
2.2 かご型シルセスキオキサンPOSS
2.2.1 T8R,Q8Rとその誘導体
2.2.2 不完全縮合体POSS:T7R'TR
2.2.3 F-を閉じ込めたPOSS
2.3 ラダーシルセスキオキサン
2.4 有機-無機ハイブリッド
2.5 光パターニング材料としてのシロキサン
2.5.1 化学増幅型
2.5.2 塩基増殖型
2.6 おわりに

3. ゾル-ゲル法による有機-無機ハイブリッド低融点ガラスの作製およびその構造・物性(横尾俊信,髙橋雅英,徳田陽明,正井博和)
3.1 低融点ガラス(Low-melting glass)とは
3.2 低融点ガラスの作製
3.2.1 有機-無機ハイブリッド化と低温溶融性の発現
3.2.2 ゾル-ゲル法を用いた低融点ガラスの合成
3.2.3 軟化温度の制御
3.3 構造解析
3.4 低融点ガラスの応用
3.5 おわりに

4. 無水酸塩基反応法による有機-無機ハイブリッド低融点ガラスの合成と物性(横尾俊信,髙橋雅英,徳田陽明,新居田治樹)
4.1 無水酸塩基反応
4.2 ガラスの合成
4.3 構造解析
4.4 耐水性
4.5 光学デバイスへの応用
4.6 おわりに

5. 結晶状メゾポーラス有機シリカ(稲垣伸二)
5.1 はじめに
5.2 メゾポーラス有機シリカ
5.3 結晶状メゾポーラス有機シリカ
5.4 官能基による化学修飾
5.5 おわりに

6. カルボシランデンドリマー・糖鎖複合物質―大腸菌O157の産生するベロ毒素中和剤の開発―(照沼大陽,松岡浩司,幡野健)
6.1 病原性大腸菌O157が産生するベロ毒素中和剤開発の背景
6.2 開発に至る動機
6.3 開発のコンセプト
6.4 なぜカルボシランデンドリマーなのか?
6.5 カルボシランデンドリマー構造と生物活性の相関

第6章 シリコーンの応用新展開
1. シリコーンと携帯電話―樹脂パーツと一体成形可能な選択接着性液状シリコーンゴム―(首藤重揮)
1.1 はじめに
1.2 携帯電話に使用されるシリコーン
1.3 プラスチックス複合成形の技術背景
1.4 液状射出成形シリコーンゴム(LIMS材料)及び技術動向
1.5 選択接着性液状シリコーンゴム材料とは
(1) 樹脂インサート成形
(2) 2色射出成形
(3) 選択接着のメカニズム
1.6 選択接着性液状シリコーンゴム材料
1.7 おわりに

2. UV硬化型シリコーンハードコート剤(今井高史)
2.1 はじめに
2.2 シリコーンハードコート剤のコンセプト
2.3 シリコーンハードコート剤の硬さ発現機構
2.4 UV硬化型シリコーンハードコート剤の分子設計
2.5 UV硬化型シリコーンハードコート剤の特徴と特性例
2.6 UV硬化型シリコーンハードコート剤の用途例
2.7 おわりに

3. シリル基による架橋反応を利用した末端官能性ポリマー(中川佳樹)
3.1 はじめに
3.2 テレケリックポリエーテル
3.3 テレケリックポリイソブチレン
3.4 テレケリックポリアクリレート
3.5 おわりに

第7章 シリコン表面,シリコンクラスター
1. シリコンナノクラスター(金光義彦)
1.1 はじめに
1.2 小さなナノクラスター
1.3 大きなナノクラスター:ナノ粒子
1.3.1 内部構造:結晶の必要性
1.3.2 表面構造:表面酸化と発光中心形成
1.4 おわりに

2. シリコン表面反応(吉信淳)
2.1 はじめに
2.2 シリコン単結晶表面の構造と電子状態
2.3 典型的な分子の吸着状態
2.4 シリコン表面におけるルイス酸塩基反応
2.5 シリコン表面への環化付加反応
2.6 環化付加反応を利用した分子配列の制御
2.7 ウェットプロセスによるSi表面と有機分子との結合

3. シリコン薄膜形成(渡辺明)
3.1 種々の骨格次元を有するポリシラン
3.2 有機と無機の境界領域におけるポリシラン
3.3 ポリシランを前駆体としたシリコン薄膜の形成

4. 分子被覆シリコン製AFM探針の作製(夛田博一,荒正人)
4.1 はじめに
4.2 シリコン製AFM探針の分子被覆
4.3 摩擦力像観察用のパターニング表面の作製
4.4 今後の展望

5. シリコン表面修飾有機ナノフィルム(高原淳,石田英臣,古賀智之,森田正道)
5.1 はじめに
5.2 有機シラン単分子膜の分子凝集状態の調製方法依存性
5.3 真空紫外リソグラフィーと化学気相吸着による3成分系有機シランナノ薄膜の調製
5.4 多成分系有機シランナノ薄膜の表面構造と機能特性
5.5 おわりに
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