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月刊バイオインダストリー 2006年8月号

特集:バイオを利用する化粧品研究

商品コード: I0608

  • 発行日: 2006年7月12日
  • 価格(税込): 4,860 円
  • 体裁: B5判
  • ISBNコード: 0910-6545

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目次

特集:バイオを利用する化粧品研究


植物性乳酸菌発酵果汁の化粧品への応用
Cosmetic Application of Plant Origin Lactobacillus Ferment Fruits Extract
堀道政(一丸ファルコス(株) 開発部 製品開発一課)
長谷部浩平(一丸ファルコス(株) 営業部 営業二課)

 乳酸菌といえばチーズやヨーグルトなど、ミルクが原料となる発酵食品が想像されるが、ミルクだけでなく植物が発酵したところにも乳酸菌は多く見られる。特に東アジアにおいては植物性乳酸菌を利用した伝統発酵食品に応用されてきた。筆者らは、この植物性乳酸菌を応用して果汁を発酵させる技術を開発し、この植物性乳酸菌発酵果汁について化粧品に応用した際に皮膚に及ぼす影響について検討したので報告する。

【目次】
1. はじめに
2. 乳酸の皮膚への影響
3. 植物性乳酸菌発酵液の検討
4. 果汁について
4.1 セイヨウナシ
4.2 ブドウ
5. 果汁発酵液の皮膚に及ぼす影響
5.1 ターンオーバー促進作用(ファーメンテージ セイヨウナシ B)
5.2 保湿作用の検討1:角質水分量増加作用
5.3 保湿作用の検討2:経表皮水分損失抑制作用(TEWA)
5.4 シワ改善作用
6. 安全性
7. おわりに 


乳酸菌を用いた植物発酵液の作用と化粧品への応用
Skin Care Effects of Plant Materials Fermented by Lactic Acid Bacteria and Applications to Cosmetics
曽根俊郎((株)ヤクルト本社 中央研究所 応用研究II部 主任研究員)
千葉勝由((株)ヤクルト本社 中央研究所 応用研究II部 副主席研究員)

 乳酸菌を用いた発酵技術は、皮膚生理活性を有するスキンケア製品の製造に役立っている。本稿では、乳酸菌発酵を利用した化粧品素材を概説し、また、乳酸菌を用いた植物発酵液の開発事例として、アロエベラ発酵液と大豆ビフィズス菌発酵液を紹介する。乳酸菌発酵は、植物素材の機能を向上・拡大させる可能性があり、今後さらに重要になると考える。

【目次】
1. はじめに
2. 乳酸桿菌/アロエベラ発酵液
2.1 乳酸菌株のスクリーニングおよび保湿作用の測定
2.2 AFLの保湿成分
2.3 抗炎症作用
3. 大豆ビフィズス菌発酵液
3.1 試料の調整とイソフラボン組成
3.2 保湿作用
3.3 皮膚のヒアルロン酸産生の促進
3.4 弾力性の改善
4. おわりに


新種乳酸菌と酵母の複合培養産物の化粧品への応用
Isolation of a New Lactobaillus sp. and its Application for Developmentof Functional Cosmetics
尾西弘嗣((株)米沢ビルシステムサービス)
竹田和則((株)米沢ビルシステムサービス)
高木昌宏(北陸先端科学技術大学院大学 マテリアルサイエンス研究科 教授)

 自然界の多くの微生物は、互いに、そして周辺環境と深く影響を及ぼし合いながら、複合微生物系と呼ばれる一種の共存体として存在している。そして、その多くは、相互に力を合わせて、単一の微生物系では得ることのできない高い機能を持つ化合物を「発酵」させていることが明らかになってきている。筆者らは、このような複合微生物系の一つとして、新たに新種乳酸菌と酵母の複合培養系を発見し、この培養産物から得られた抗酸化作用(肌の老化やシミの原因となる活性酸素を除去する作用)、メラニン生成抑制作用、前臨床における安全性試験結果に基づいて、新しい化粧品原料を製造し、既に商品としても販売されている。さらに、その化粧品原料の皮膚炎抑制作用についても調べた結果について紹介する。

【目次】
1. はじめに
1.1 複合微生物系とは?
1.2 研究の背景
2. 新種の乳酸菌とその発酵生物解析法
2.1 抗酸化作用
2.2 メラニン生成抑制作用
2.3 前臨床における安全性評価
2.4 皮膚炎抑制作用
3. 投与方法および機能評価
4. 結果
4.1 抗酸化作用
4.2 メラニン生成抑制作用
4.3 前臨床における安全性評価
4.4 皮膚炎抑制作用
4.4.1 体重変化
4.4.2 皮膚炎の観察および発症率
5. 考察
6. 当複合培養産物を主成分とした化粧品
7. おわりに


遺伝子データに基づいた「究極の個対応美白」をめざして
Can We Produce “Ultimate” Custom-made Cosmetics?
本川智紀(ポーラ化成工業(株) 皮膚薬剤研究所 副主任研究員)

 筆者らは、化粧品分野におけるSNP解析技術の応用の可能性について検討を行っている。その中でMC1R遺伝子に着目しSNP解析を行ったところ、シミ・ソバカスとの関連性が見つかった。これらのデータは、SNP解析データが美白化粧品分野でも活用できる可能性を示し、将来には個人の遺伝子データに基づいた「究極のオーダーメイド美白」が可能となるかもしれない。

【目次】
1. はじめに
2. MC1Rとはなにか
3. MC1R遺伝子に着目した理由
4. 研究内容
4.1 参加ボランティアについて
4.2 MC1R遺伝子解析について
4.3 解析した表現系について
4.4 統計解析について
5. 解析結果(1):日本人におけるMC1R遺伝子の多様性について
6. 解析結果(2):92/163と肌データとの関連について
7. 今後の展望


DNAマイクロアレイ解析によるdl-α-トコフェリルリン酸ナトリウムの機能解析
Functional Analysis of dl-α-Tocopheryl Phosphate by DNA Microarray
山口弘毅(日本メナード化粧品(株) 総合研究所 主任研究員)
小池俊輔(日本メナード化粧品(株) 総合研究所 研究員)
中田悟(日本メナード化粧品(株) 総合研究所 取締役研究所長)

 マイクロアレイ解析は、1回の実験で数千から数万個の遺伝子の発現変動を測定する方法である。筆者らは、この手法を利用して、dl-α-トコフェリルリン酸ナトリウムが免疫や細胞接着に関する遺伝子の発現を調節することで、肌荒れを防止していることを明らかにした。

【目次】
1. はじめに
2. マイクロアレイ解析方法の概要
3. ターゲット調整法とラベル法
4. DNAチップとマイクロアレイスキャナー
5. マイクロアレイ解析の実例
6. VEPの皮膚バリア機能への役割
7. おわりに


BIO R&D

新規人工酵素-高分子複合体の活性酸素除去作用
Elimination of Reactive Oxygen Species using Carrier Containing Metal-porphyrinas SOD Minic
川上浩良(首都大学東京 都市環境学部 准教授)

 生体内で生成される活性酸素(O2・-、H2O2、・OH、NO、ONOO-)は、神経疾患、動脈硬化、癌、糖尿病など多くの病態に関与することが指摘されており、また老化にも関与すると考えられている。活性酸素障害を防ぐには、多様なラジカル種を生体内で迅速に消去(還元)する新しい人工酵素を分子レベルから設計しラジカル発生部位に送達するシステムを構築する必要がある。本稿では、生体内活性酸素を制御する金属ポルフィリン錯体を組み込んだキャリアについて新しく紹介する。

【目次】
1. はじめに
2. カチオン性金属ポルフィリンによる抗酸化効果
3. 金属ポルフィリン含有キャリアの抗酸化効果
4. SOD活性を有するカチオン性金属ポルフィリンによる抗癌効果
5. おわりに


細胞の形態から遺伝子の機能を予測する
The Prediction of Gene Function from Cell Morphology
野上識(東京大学 大学院新領域創成科学研究科 先端生命科学専攻;(独)科学技術振興機構 バイオインフォマティクス推進センター 研究員)
森下真一(東京大学 大学院新領域創成科学研究科 情報生命科学専攻 教授;(独)科学技術振興機構 バイオインフォマティクス推進センター)
大矢禎一(東京大学 大学院新領域創成科学研究科 先端生命科学専攻 教授;(独)科学技術振興機構 バイオインフォマティクス推進センター)

 遺伝子に変異が起きた細胞や、薬剤処理を受けた細胞は通常と異なる形を示すことがある。しかしどの細胞機能に欠損があるとどのような形になるか、という遺伝子の機能と細胞の形の対応関係は不明だった。筆者らは、酵母細胞の変異体をコンピューターで画像解析することで、その形態の特徴から遺伝子の機能を予測することに成功した。

【目次】
1. 研究の背景と経緯
2. 形態情報の取得
3. 形態情報の定量化と統計処理
3.1 細胞形態の定量化
3.2 統計処理による異常性の認定
4. 形態と遺伝子機能との相関
5. 形態情報に基づく遺伝子機能の予測
6. 今後の展開


バクテリアが製造する3次元ナノ材料
―ナタ・デ・ココ繊維の産業利用―
Industrial Application of Three-dimensional Nano-material Produced by Bacteria
田渕眞理(立教大学 理学部 化学科 助教授)

 日本の半導体産業で培われたMEMS技術がバイオ分野で普及している。しかし、診断用や医療応用を考えた場合に医療費の削減に結びつくのかどうか疑問視される。これに対し筆者は、比較的低コストで生体にも環境にも優しいバイオのつくるナノテク技術に注目してきた。ナタ・デ・ココの原料にもなっているバクテリアが製造する3次元ナノ材料である。

【目次】
1. 研究背景
2. バクテリアセルロースについて
2.1 概要
2.2 製造・加工法
2.3 性質
3. 産業利用への研究について
3.1 これまでの様々な用途開発
3.2 バイオ計測への応用
3.3 電子材料への利用
4. 今後の展開と課題


コレステロールの簡単検出
Simple Detection for Cholesterol in a Living Body
椎木弘(大阪府立大学 産学官連携機構 先端科学イノベーションセンター 助手)
深澤聡(大阪府立大学 大学院工学研究科 博士前期課程)
長岡勉(大阪府立大学 産学官連携機構 先端科学イノベーションセンター 教授)

 筆者らは、コレステロールの分子鋳型を持つ自己集合単分子膜を検知極として、コレステロールの取り込み-吐き出しに伴う電流応答を読み取ることで定量が可能なコレステロールセンサを開発した。皮膚に接触させるだけで測定が可能な非侵襲的計測法の確立を目指している。

【目次】
1. はじめに
2. 生活習慣病に関する生体計測法
3. 分子鋳型法
3.1 分子鋳型電極の作製
3.2 コレステロールの定量
4. センシング特性
4.1 電気化学応答
4.2 分子鋳型の選択性
4.3 皮膚コレステロールの測定
5. おわりに
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