• 電子版 月刊BIO INDUSTRY

検索条件

フリーワード商品検索

→詳細検索はこちら


お買い上げ合計金額2,000円以上の場合は配送料を当社負担!

cmcbooks内の検索(Yahoo検索)

商品カテゴリ

オススメコンテンツ
広告出稿のご案内
月刊誌や年鑑などの印刷物への広告から,Webやメールマガジンまで,広告出稿をお考えの方へのご案内です。

書評掲載一覧
さまざまな雑誌,新聞等で掲載していただいた書評の一覧です。(11月13日更新)

電子書籍のご案内
過去の書籍をお求めやすい価格で電子版として販売! 雑誌バックナンバーも充実!

常備書店
常時棚揃えしている全国の書店様をご紹介しています

海外注文 overseas order
海外からのご注文も承っています。


よくある質問
お問い合わせの多いご質問など,よくあるご質問を掲載しています。


弊社サイトは,グローバルサインのSSLサーバ証明書を導入しております。ご注文情報等は,全て暗号化されますので安心してご利用頂けます。

月刊バイオインダストリー 2008年9月号

特集:アレルギー
―その発症機構から機能性食品の開発まで―

商品コード: I0809

  • 発行日: 2008年8月12日
  • 価格(税込): 4,860 円
  • 体裁: B5判
  • ISBNコード: 0910-6545

個数: 

カゴに入れる

目次

特集:アレルギー
―その発症機構から機能性食品の開発まで―


特集にあたって
上野川修一(日本大学 生物資源科学部 食品科学工学科 食品機能化学研究室 教授)


なぜアレルギーが増加したのか
The Reasons for Increasing the Numbers of Allergic Patients
近藤直実(岐阜大学 大学院医学系研究科 小児病態学 教授)

 アレルギー疾患は遺伝的要因と環境要因が絡み合って発症する。アレルギー疾患患者が増加しているとの報告が多い。本稿では、まず各々のアレルギー疾患の疫学について記載し、次いでアレルギー疾患が増加した理由、特に環境因子について分析し、衛生仮説についても言及する。

【目次】
1. はじめに
2. アレルギー疾患の疫学
(1) 気管支喘息
(2) アレルギー性鼻炎
(3) アトピー性皮膚炎
(4) 食物アレルギー
3. アレルギー疾患の増加した理由
3.1 アレルギー疾患発症の危険因子とその予防
3.1.1 生体側因子と予防
3.1.2 環境側の因子とその予防
(1) アレルゲンと予防
(2) ウイルス性呼吸器感染と予防
(3) 屋外大気汚染と予防
(4) 室内空気汚染と予防
(5) 喫煙と予防
(6) 食品および食品添加物と予防
(7) 寄生虫感染と予防
(8) 運動と過換気と予防
(9) 気象と予防
(10) アルコールと予防
(11) 薬物と予防
(12) 激しい感情表現とストレスと予防
(13) その他の因子と予防
3.2 アレルギー増加に関して、特に重要な要因について
3.3 衛生仮説(Hygiene hypothesis)
4. おわりに


アレルギーの種類とアレルゲンの種類
Allergy and Allergen
宇理須厚雄(藤田保健衛生大学 坂文種報會病院 小児科 教授)

 アレルゲンはアレルギー疾患を惹起する原因物質である。アレルゲンの種類には食物、吸入性アレルゲン、金属などがある。原因アレルゲンの同定が診療の第一歩である。診断精度が高い診断用抗原の開発、低アレルゲン化食品、免疫療法用抗原の開発の現況を解説する。

【目次】
1. はじめに
2. アレルギーの種類
3. アレルゲンの種類
3.1 食物アレルゲン
3.2 吸入性アレルゲン
3.3 金属アレルゲン
4. 修飾アレルゲンの応用
4.1 低アレルゲン化食品
4.1.1 アレルゲン成分の除去
4.1.2 構造変化
4.1.3 低分子化
4.2 免疫療法用修飾アレルゲンの開発
4.3 診断用リコンビナントアレルゲン
5. おわりに


アレルギーの分子細胞機構
Molecular and Cellular Mechanisms of Allergy
羅智靖(日本大学 大学院医学研究科 先端医学総合研究センター センター長;分子細胞免疫・アレルギー学 教授)

 IgEによるアレルギーについてIgE-FcεRI-マスト細胞枢軸を中心に解説する。アレルギー疾患は臓器特異的な側面が強く、全身的な免疫系の偏位を視野に入れるとともに、アレルギー炎症局所の解析が重要である。抗IgE抗体が治療薬として実用化され、アレルギー炎症のコンダクターとしてのマスト細胞の役割がさらにクローズアップされて来ている。

【目次】
1. はじめに
2. アレルギー研究小史
3. 遺伝的素因
4. 抗原提示細胞による抗原(アレルゲン)の取り込みと細胞分化
5. Th1、Th2細胞とIgE産生
6. アレルギー炎症のコンダクターとしてのマスト細胞:IgE-FcεRI-マスト細胞パラダイム
6.1 アレルギー炎症を始動するマスト細胞
6.2 マスト細胞によるCD40Lの発現とIgE産生の増強
7. 食物アレルギーの感作機構
8. 高親和性IgEレセプター(FcεRI)の構造と機能
8.1 FcεRIα鎖
8.2 FcεRIβ鎖
8.3 FcεRIγ鎖
8.4 IgEによるFcεRIの発現増強
8.5 IL-4によるFcεRIの発現増強
8.6 FcεRI遺伝子の発現制御機構
(1) FcεRIα鎖の遺伝子発現制御機構
(2) FcεRIβ鎖の遺伝子発現制御機構
(3) FcεRIγ鎖の遺伝子発現制御機構
8.7 マスト細胞感受性のfine tuning―FcεRIβ鎖はシグナルレギュレーターとしてdualfunctional(双方向性)に働く―
8.8 マスト細胞活性化におけるROS、NOSの役割とCa2+応答
9.おわりに


腸内フローラとアレルギー
Intestinal Microbiota and Allergy
高橋恭子(日本大学 生物資源科学部 食品科学工学科 食品機能化学研究室 講師)
上野川修一(日本大学 生物資源科学部 食品科学工学科 食品機能化学研究室 教授)

 近年、腸内共生細菌が宿主の健康維持に果たす役割が注目され、なかでも免疫系に対する作用に関して研究が急速に展開されている。本稿では、アレルギーの制御に腸内共生細菌がどのように関わるか、アレルギーの発症と腸内フローラの構成との関係、およびその機構に関するこれまでの知見を中心に紹介する。

【目次】
1. 腸管に生息する共生細菌
2. 腸管免疫系と腸内共生細菌
3. 衛生仮説(hygiene hypothesis)
4. 腸内フローラとアレルギー
4.1 腸内フローラ仮説(microbiota hypothesis、microflora hypothesis)
4.2 腸内フローラによる全身の免疫応答の制御
4.3 疫学的研究におけるアレルギーと腸内フローラの関係
4.4 腸内フローラによるアレルギーの制御機構


乳酸菌によるアレルギー抑制のメカニズム
Mechanisms of Suppression of Allergy by Lactic Acid Bacteria
八村敏志(東京大学 大学院農学生命科学研究科 食の安全研究センター 准教授)

 乳酸菌の摂取によるアレルギーの予防・低減効果が報告されている。そのメカニズムとして、これまでの研究よりTh1/Th2バランスの改善、活性化T細胞のアポトーシス誘導、制御性T細胞による抑制性サイトカインの産生、腸管上皮細胞による調節をはじめとしてさまざまな機構が考えられる。またその作用点として腸管免疫系のはたらきが注目される。

【目次】
1. アレルギーとその発症機構
2. 腸内細菌とアレルギー
3. 乳酸菌のアレルギー抑制効果
4. 乳酸菌によるアレルギー抑制機序
5. 乳酸菌の作用点としての腸管免疫系
6. おわりに


乳酸菌による花粉症抑制作用
Oral Administration of Lactic Acid Bacteria and Improvement of Symptoms of Japanese Cedar Pollinosis
藤原茂(カルピス(株) 健康・機能性食品開発研究所 上級マネージャー)

 アレルゲン特異的IgE抗体産生抑制作用の強い乳酸菌の選抜を試み、菌種によって作用が異なることを明らかにした。高い活性を示したLactobacillus achidophilus L-92株を用い、スギ花粉症患者を対象として3回の臨床研究を実施した。本株の経口摂取により、眼の症状を中心として花粉症の自覚症状の改善が確認された。

【目次】
1. はじめに
2. 乳酸菌
3. 花粉症症状の緩和を期待しうる乳酸菌の選抜
4. ヒトでの有効性の検証
4.1 自然飛散条件下での花粉症試験
4.1.1 試験方法
(1) 被験者
(2) 飲用サンプル
(3) 実験計画
(4) 症状の評価
(5) 花粉飛散量
4.1.2 試験結果
(1) 自覚症状に関する変化
(2) 血液パラメータの変化
4.2 スギ花粉曝露施設での花粉症発症試験
4.2.1 試験方法
(1) 試験時期
(2) 試験施設
(3) 被験者
(4) 試験計画
(5) 調査項目
4.2.2 試験結果
(1) 曝露室内における自覚症状の変化
(2) 後発反応の変化
(3) 血液分析
5. 作用メカニズムの推定
6. おわりに


ビフィズス菌LKM512による成人型アトピー性皮膚炎緩和効果
Effects of Bifidobacterium animalis subsp. lactis LKM512 on Adult Patients with Intractable Atopic Dermatitis
松本光晴(協同乳業(株) 研究所 技術開発室 副主査;(独)理化学研究所 バイオリソースセンター 微生物材料開発室 客員研究員)

 腸内菌叢がアレルギーの発症や難治化に関与していることは周知の事実になりつつある。しかしながら、「どのような腸内菌叢を形成すれば予防/緩和できるのか?」、また「好ましい腸内菌叢はどのような作用機序でアレルギーを予防/緩和するのか?」という点は十分には解明されていない。筆者らのグループは、腸管上皮細胞への直接的作用と、血中へ移行して免疫担当細胞への作用が可能と考えられる腸内菌叢が産生する低分子の生理活性物質に着目し、それに該当するポリアミンの研究を進めてきた。本稿では、腸内菌叢の産生するポリアミンの意義付けと、ビフィズス菌LKM512を用いた腸内ポリアミン濃度コントロールによる成人型アトピー性皮膚炎への効果を紹介する。

【目次】
1. はじめに
2. ポリアミン
3. アトピー性皮膚炎患者の腸内菌叢と腸内ポリアミン濃度
4. Bifidobacterium animalis subsp.lactis LKM512
5. 成人型アトピー性皮膚炎に対する効果
6. おわりに


アレルギーワクチンの開発に向けて
Toward the Development of the Allergy Vaccine
河本正次(広島大学 大学院先端物質科学研究科 准教授)
秋庸裕(広島大学 大学院先端物質科学研究科 准教授)
小埜和久(広島大学 大学院先端物質科学研究科 教授)

 アレルギー疾患に対する免疫治療は、抗原(ワクチン)を適切に選択すれば安全・確実に奏効する唯一の原因抗原特異的な根治療法である。この免疫治療で著効を示す患者の生体内で起こっている特異的な変化を人為的に誘導できる技術が開発できれば、これがアレルギー疾患に対する普遍的な治療法の確立へと繋がると考えられる。ここでは、アレルギーワクチン開発へ向けての一歩を紹介する。

【目次】
1. はじめに
2. アレルギー疾患治療の現状と問題点
3. アレルギー疾患の克服を目指して
4. おわりに


スギ花粉症緩和米の開発
Development of Rice Seed-based Edible Vaccine for Ceder Pollen Allergy
高木英典((独)農業生物資源研究所 遺伝子組換え作物開発センター 任期付研究員)
高岩文雄((独)農業生物資源研究所 遺伝子組換え作物開発センター センター長)

 近年、イネの可食部位である種子胚乳において、実験動物で有効性が確認できるレベルの機能性成分を生産・集積させる技術が確立されてきた。本稿では、この技術を用いて開発されたスギ花粉症緩和米について、さらに、イネ種子独特のプロテインボディを活用した、効率の良い、腸管粘膜への機能性成分輸送技術について解説する。

【目次】
1. イネ種子胚乳細胞における機能性成分生産のための基盤技術の開発
2. スギ花粉症緩和米の開発とその有効性の評価
3. イネ種子胚乳プロテインボディを利用した機能性成分の腸管粘膜への輸送
4. おわりに


BIO R&D

PCRを用いた生菌の検出法
A Method to Detect only Live Bacteria during PCR Amplification
副島隆志(森永乳業(株) 食品基盤研究所 生物機能研究部 主任研究員(アシスタントマネージャー))

 PCR法は食品や臨床検体中の細菌を検出するのに有効な手法として広く利用されているが、生菌と死菌を識別することができない。DNAをターゲットにしたPCR法により生菌と死菌を識別する手法を検討し、食品や臨床検体中に存在する高濃度の死菌/損傷菌のPCR最終増幅産物を陰性にする可能性が示唆されたので、その開発過程を紹介する。

【目次】
1. はじめに
2. 「PCRを用いた生菌の検出」に利用する前処理薬剤について
3. EMA-PCR法およびEMA-Tポイズン-PCR法の測定原理
4. 臨床材料や食品を使用することによる本法の有効性についての検討(短い遺伝子利用)
4.1 健常人の血液にリステリア生菌と抗生物質損傷菌を接種した系を用いて
4.2 市販UHT殺菌ミルクにリステリア生菌と加熱損傷菌を接種した系を用いて
5. おわりに


遺伝子多型簡易測定法
Simple Determination of Genetic Polymorphism
香川靖雄(女子栄養大学 副学長)
平井千里(女子栄養大学 ハイテク・リサーチ・センター)
平岡真実(女子栄養大学 ハイテク・リサーチ・センター)
豊田允彦(女子栄養大学 ハイテク・リサーチ・センター)
石井由香(女子栄養大学 ハイテク・リサーチ・センター)
田中明(女子栄養大学 ハイテク・リサーチ・センター)
蒲池桂子(女子栄養大学 ハイテク・リサーチ・センター)
宮下雪子(プレシジョン・システム・サイエンス(株) 研究開発本部 本部長付研究員)
宍戸円(プレシジョン・システム・サイエンス(株) 研究開発本部 研究員)
吉田麻美子(プレシジョン・システム・サイエンス(株) 研究開発本部 研究員)
近藤勧(プレシジョン・システム・サイエンス(株) 研究部 研究員)
杉浦水香(プレシジョン・システム・サイエンス(株) 要素技術開発部 研究員)
澤上一美(プレシジョン・システム・サイエンス(株) 要素技術開発部 チーフマネージャー)
高橋正明(プレシジョン・システム・サイエンス(株) 研究開発本部 本部長)
田島秀二(プレシジョン・システム・サイエンス(株) 代表取締役社長)

 遺伝子多型に基づくテーラーメイド(個体差対応)栄養指導は適切な治療が可能であるだけでなく、発病以前に各疾患のリスクが予測できるので、脳卒中、認知症など、現在の医療で治癒できない障害を健康人の段階から一次予防できる点でもすぐれている。テーラーメイド栄養指導に必要な条件は(1)安価、(2)簡易、(3)迅速な多型分析法である。現在、最も可能性の高い応用として、日帰り人間ドックの300万人余のオプション検査に遺伝子解析を加えるには数種の一塩基多型(SNP)を総額1万円以下、看護士レベルの片手間で、5時間以内に解析して、帰宅前に医師が指導できる方法が具体的目標である。そのため今回の報告ではプレシジョン・システム・サイエンス株式会社(以下PSSと略)と女子栄養大学の共同開発によるSNPの新規分析法(マルチプレックス解析ツール)によってこの3条件を克服した。

【目次】
1. はじめに―テーラーメイド医療はなぜ実現していないか―
2. 遺伝子検査の需要
3. 倫理問題
4. 安価、簡易、迅速なSNP分析法
5. 循環器疾患感受性SNPによる予防がSNP検査の目標
6. 検査後の疾患感受性SNPに対する指導
6.1 方法
6.1.1 新規SNP解析法(マルチプレックス解析ツール)
6.2 結果
6.3 考察
6.4 結論


BIO BUSINESS

バイオ作物の市場動向
Market of Bio-crops

【目次】
1. 概要
2. 技術概要
2.1 組織培養技術
2.2 細胞融合技術
2.3 遺伝子組換え技術
2.4 新農業展開ゲノムプロジェクト
3. 安全性への取り組み
3.1 バイオ作物の安全性
3.2 遺伝子組換え作物の関連法整備
4. 市場動向
5.企業動向
5.1 モンサント(米)
5.2 BASF(独)
5.3 日本製紙
5.4 サントリー
このページのTOPへ