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機能性スポーツフードの開発《普及版》

Development of Functional Sports Food(Popular Edition)

2013年刊「機能性スポーツフードの開発」の普及版!競技に即したアスリートのための、フィジカル、メンタル強化機能性食品と効果的な摂取法、話題の食品メーカーの素材を紹介!!

商品コード:
B1297
監修:
矢澤一良
発行日:
2019年9月10日
体裁:
B5判・214頁
ISBNコード:
978-4-7813-1380-1
価格(税込):
5,610
ポイント: 51 Pt
関連カテゴリ:
テクニカルライブラリシリーズ(普及版)

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キーワード:

食品素材/アスタキサンチン/抗酸化栄養素/ミネラル/筋肉増強/骨強化体温調節/視覚機能/グルコサミン/有効利用/サプリメント/DHA/スポーツドリンク/超回復/ムードフード/プロテイン/ペプチド/コエンザイム

著者一覧

矢澤一良   東京海洋大学 
久保村大樹   焼津水産化学工業(株) 
川本和久   福島大学 
内藤裕二   京都府立医科大学 
山田豊文   杏林予防医学研究所 
浜岡隆文   立命館大学 
黒澤裕子   立命館大学 
藤岡正子   立命館大学 
折茂肇   公益財団法人 骨粗鬆症財団 
岡和伸   大阪市立大学 
石垣尚男   愛知工業大学 
長岡功   順天堂大学
鈴木良雄   順天堂大学 
澤木啓祐   順天堂大学 
青井渉   京都府立大学
吉川敏一   京都府立医科大学 
杉浦克己   立教大学 
鯉川なつえ  順天堂大学 
松本恵   日本大学 
石井好二郎   同志社大学 
伊藤静夫   公益財団法人 日本体育協会スポーツ科学研究室
三浦綾子   浜松大学 
田中誠一   浜松大学 
高岡なつみ   東京海洋大学 
馬場星吾   (株)明治 
前渕元宏   不二製油(株) 
王堂哲   ロンザジャパン(株) 
田辺康治   ロンザジャパン(株) 
藤井健志   (株)カネカ 
坪井誠   一丸ファルコス(株) 
中川格   (株)カネカ 

執筆者の所属表記は、2013年当時のものを使用しております。

目次 +   クリックで目次を表示

序章 スポーツフードの開発動向   
1 疲労の構造 ―肉体的疲労と精神的疲労―
2 疲労の要因と食品による改善

〔第1編 素材〕
第1章 疲労に対するアンセリンの効果  
1 はじめに
2 抗疲労効果
2.1 実験動物による検討
2.2 足上げ負荷による検討
2.3 日常疲労に対する効果検討
2.4 その他の報告
3 抗疲労効果と関連する生理機能について
3.1 抗酸化機能
3.2 自律神経との関わり
4 食品への利用性について
4.1 体内動態と安全性
4.2 物性について
5 まとめ

第2章 アスタキサンチン摂取の効果  
1 アスタキサンチン摂取はミドルパワーを向上させるのか
2 アスタキサンチン摂取は間欠的無酸素
性運動の持続に効果があるのか
3 アスタキサンチン摂取はコンディショニングにどう関わるか

第3章 スポーツと抗酸化栄養素  
1 はじめに
2 急性運動負荷とフリーラジカル生成
3 バイオマーカーによる急性運動負荷時の酸化ストレスの検出
4 抗酸化成分は急性運動負荷による酸化ストレス軽減に有効か?
5 急性運動負荷後の免疫能低下,遅発性筋損傷
6 おわりに

第4章 スポーツ栄養学におけるマグネシウムの重要性  
1 はじめに
2 スポーツ中の突然死とマグネシウムの関連性
3 マグネシウム不足が引き起こす肉離れ
4 視力向上にもマグネシウムが働く
5 痛みの緩和にもマグネシウムは有効
6 未精製穀物の玄米や豆類はマグネシウムの宝庫
7 不足しがちなマグネシウムをサプリメントで補う
8 おわりに

第5章 筋力および運動パフォーマンス増強素材 
1 はじめに
2 タンパク代謝とその変動要因
3 レジスタンストレーニングとアミノ酸摂取
4 レジスタンス系トレーニング選手のタンパク所要量
5 クレアチン摂取とその効果
5.1 クレアチン摂取の安全性
5.2 クレアチン摂取の倫理およびドーピング
6 カテキンおよび緑茶抽出物とその効果
6.1 カテキンのエネルギー消費および脂質利用の亢進および体重減少作用
6.2 カテキンのマウスのランニング運動パフォーマンス増強作用
7 おわりに

第6章 骨の健康と食生活 
1 はじめに
2 骨をもろくする食品,サプリメント
2.1 蛋白質
2.2 カフェイン
2.3 砂糖
2.4 炭酸飲料
2.5 アルコール
2.6 食塩
3 骨を強くする食品,サプリメント
3.1 カルシウム
3.2 マグネシウム
3.3 亜鉛
3.4 ビタミンB群
3.5 ビタミンK
3.6 ビタミンD
3.7 果物と野菜
3.8 植物性エストロゲン(イソフラボン,リグナン,クメスタチン)

第7章 体温調節と機能性食品  
1 はじめに
2 暑熱環境下での運動時の体温調節応答
3 暑熱環境下での運動時の体液調節応答
4 暑熱環境下での運動時の体液調節と体温調節の連関
5 持久性トレーニングによる体温調節応答の改善機構
6 持久性トレーニングによる血漿量の増加とそれを亢進する機能性食品
7 運動直後の蛋白質・糖質摂取による血漿量増加を介した体温調節応答の向上
8 高齢者の熱中症予防のために
9 まとめ

第8章 DHAのスポーツ選手の視覚機能への効果 
1 はじめに
2 DHAと視力
3 スポーツと視力
4 DHA摂取と視覚機能測定
4.1 被験者
4.2 DHA群とプラセボ群の摂取量
5 DHA摂取による視力と視覚機能への効果
5.1 視力は向上する
5.2 KVA動体視力は向上せず,反応時間も短縮しない
5.3 コントラスト感度も変化しない
5.4 その他の視覚機能へも影響しない
6 まとめ

第9章 グルコサミンの関節に及ぼす効果 
1 はじめに
2 サッカー選手と非運動学生におけるバイオマーカーの比較
3 各種バイオマーカーの相関
4 サッカー選手にグルコサミン塩酸塩を投与した際のバイオマーカーの変化
5 まとめ

〔第2編 有効利用と代謝のメカニズム〕
第10章 海外での利用と開発の動向 
1 サプリメント市場
2 サプリメントの使用状況
3 サプリメントに対する評価と研究の状況
4 アスリートが摂取するサプリメントの効果
5 効果ありとされているもの
5.1 スポーツフード
5.2 運動能力に有益なもの
6 海外での開発について

第11章 スポーツにおける抗酸化フードの有効性 
1 はじめに
2 運動による活性酸素種の生成
3 運動誘発性酸化ストレスが生体におよぼす影響
4 抗酸化フードによる筋損傷抑制効果
5 抗酸化フードによるエネルギー代謝改善作用
6 抗酸化フードの多面性

第12章 アスリートの栄養サポートサプリメント 
1 はじめに
2 サプリメントとは何か
3 サプリメントの種別
3.1 プロテイン
3.2 ミネラル類
3.3 ビタミン類
3.4 分岐鎖アミノ酸
3.5 コラーゲン
3.6 クレアチン
3.7 マルトデキストリン
4 栄養サポート事例
4.1 柔道選手の減量
4.2 長距離・マラソン高地合宿のサポート
4.3 サッカー日韓ワールドカップ
5 おわりに

第13章 競技能力向上におけるEPA・DHA摂取  
1 EPAとDHA
2 アスリートの競技能力
2.1 持久能力
2.2 動体視力
3 アスリートにおけるEPA・DHA摂取の効果
3.1 長距離ランナーのオメガ3脂肪酸摂取が競技パフォーマンスに与える効果
3.2 高地トレーニングでの魚油濃縮物投与の効果
3.3 DHA摂取が動体視力に与える影響
4 EPAとDHAの可能性

第14章 食後経過時間の糖質・脂質燃焼への影響 
1 はじめに
2 食後の血糖値と血中脂肪酸濃度
3 運動開始時の血糖値と糖質・脂質燃焼比率
4 運動前の食事内容
5 おわりに

第15章 スポーツドリンクの効率摂取  
1 「水はできるだけ飲むな」という時代
2 「水をできるだけ飲む」という時代
2.1 脱水はパフォーマンスを低下させる
2.2 運動中は脱水になりやすい=自発的脱水
3 「体重減少が2%を越えない水分摂取量」へのシフト
3.1 水の飲み過ぎによる弊害=水中毒
3.2 水分補給量に関するガイドラインの流れ
4 実践的水分摂取量=喉の渇きに応じて
4.1 個人ごとの水分補給量を知る
4.2 喉の渇きに応じた飲水=任意飲水
4.3 任意飲水による軽度脱水はパフォーマンスを低下させない
4.4 体液調節の新たな要=アクアポリン
5 おわりに

第16章 筋回復における栄養とその摂取  
1 はじめに
2 筋グリコーゲン量回復のための栄養とその摂取
3 筋タンパク量回復のための栄養とその摂取

第17章 メンタル管理とムードフード  
1 スポーツとストレス
1.1 スポーツにおけるストレス
2 中枢性疲労とスポーツ
2.1 運動ストレスと疲労
2.2 中枢性疲労
3 睡眠とスポーツ
3.1 筋肉増強および疲労回復のメカニズム
3.2 睡眠と筋肉増強の関係
4 ムードフードとスポーツ
4.1 ムードフードとは
4.2 ムードフードとして知られる成分
5 スポーツサプリメント
5.1 スポーツサプリメントについて
5.2 スポーツサプリメントの成分
6 海外でのムードフードの調査
7 スポーツサプリメントにおけるムードフードの今後の展望

第18章 サプリメント,ドリンク,補助食品
1 ホエイプロテインの運動に対する機能
1.1 はじめに
1.2 ホエイプロテインの筋損傷抑制作用
1.3 ホエイプロテインの体内水分保持促進作用
1.4 ホエイペプチドの抗疲労効果
1.5 おわりに
2 ペプチド   
2.1 はじめに
2.2 大豆ペプチドの易吸収性
2.3 大豆ペプチド摂取による肉体疲労軽減効果
2.4 大豆ペプチド摂取による運動パフォーマンス向上
2.5 おわりに
3 L-カルニチンによる筋肉・疲労のマネジメント
3.1 はじめに
3.2 L-カルニチンについて
3.3 持久運動能力向上への寄与
3.4 L-カルニチンの筋肉痛抑制効果
3.5 おわりに
4 ユビキノール(還元型コエンザイムQ10)  
4.1 はじめに
4.2 CoQ10の作用メカニズム
4.3 ユビキノールとユビキノン
4.4 パフォーマンス向上
4.5 コンディショニング
4.6 活用法
5 ヘム鉄  
5.1 はじめに
5.2 ヘム鉄とは
5.3 ヘム鉄の吸収性
5.4 ヘム鉄の貧血改善と肌への影響
5.5 鉄補給
5.6 保湿性
5.7 肌アンケート
5.8 医師問診・所見・評価
5.9 まとめ
6 甘草グラブラポリフェノール 
6.1 はじめに
6.2 甘草グラブラポリフェノールのヒトにおける効果検証
6.3 甘草グラブラポリフェノールの体脂肪低減作用機序
6.4 甘草グラブラポリフェノールの筋肉増量作用とその作用機序
6.5 甘草グラブラポリフェノールの安全性とステータス
6.6 おわりに

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