キーワード:
PFAS / ePTFE / 拡張PFAS / 水質分析 / 有機フッ素化合物 / パーフルオロアルキル物質 / ポリフルオロアルキル物質 / PFASフリー / PFAS代替 / PFAS規制
開催日時
2026年1月21日 水曜日 12:30~16:00
講師名
(株)DCTA 代表取締役 畠山達彦 氏
注意事項
・インターネットライブ配信にて実施いたします。推奨視聴環境や動画の視聴テストについてはこちら をご覧ください。 ・会員の方は、マイページから動画をご視聴いただけます。 ・セミナー映像の録音・録画および配布・二次利用については、禁止いたします。 ・セミナー資料は開催前日までに送らせていただきます。 ・セミナー受講料は、開催前日までにお支払いください。 ・本セミナーは、セミナー終了後1週間、録画映像を参加者限定で公開いたします。
目次
1989年三菱化学入社。プラスチックの開発・技術・生産を経て、三菱化学グループ(国内・中国)内製工場設立や設計、建築、立ち上げ、製造部責任者を歴任。2014年に立ち上げたDCTA社では、前職の生産管理スキルを活かし、製造系企業の工場改善支援や経営改革コンサルタント事業を中心にプラスチックのリサイクル技術開発や商品展開様々な工場運営に関わるIoTやAIソリューションの構築などの活動を行っている。一方、環境事業も積極的に展開しており経済産業省主催のCLOMA(クリーンオーシャンマテリアルアライアンス)活動のチームリーダーを務め、主に東南アジアでの海洋プラスチックごみ削減プロジェクトを担当。国際的な廃棄物管理とリサイクル技術に関する深い知見を持ち、地域ごとの廃棄意識やリサイクル温度差を把握し、具体的な対策を提案している。海外・現地の担当者・要人ともネットワークがあり、PFASを含めた化学物質法規制動向にも明るい。
【概要】
PFAS(パーフルオロアルキル物質、及びポリフルオロアルキル物質)は、そのユニークで有用な特性から広範な産業用途で利用されていますが、環境及び人体の安全性に関する懸念が高まっています。本セミナーでは、PFASの特徴、規制、健康や環境への影響を中心に、代替材料の開発動向、IoTやAIを活用したサプライチェーンの透明性・品質管理の現状を解説します。また、新たに「ePTFEが拡張PFASとして解釈されるべきか」や「PFASの水質分析方法」に関するトピックを加え、より深い議論と実践的な情報提供を目指します。これらを通じて、参加者の皆様がPFAS問題への理解を深め、現場での対応に役立てていただける内容をお届けします。
【プログラム】
1. 会社紹介
2. PFASとは
A) PFASの特徴
B) 活用シーン
3. PFASの懸念点
A) 環境汚染
B) 生物への影響
C) 健康への懸念
D) 規制措置
4. PFAS規制措置と各国の対応状況
5. 代替技術や代替品の研究開発動向
A) バイオベース
B) フッ素を含まない素材ベース
C) 高度材料工学
D) 2024年最新動向
6. 製品設計見直しによる代替品性能向上
7. 留意点
A) サプライチェーンの透明性
B) 情報共有
C) 継続的な監視とコンプライアンス
D) AIやデジタルツインを活用したPJの加速
E) その他
F) 今後の展望
8. PFAS水質分析の現状と展望
A) 水質分析の重要性:汚染の現状と規制基準
B) 代表的な分析方法
C) 分析の課題と解決策
D) 将来の技術トレンド:高速分析、AIの活用
9. ePTFEを巡る規制動向
(拡張PFASとして解釈されるのか)
A) ePTFEの概要と特性
① ePTFEの化学構造と用途
② PFASとの類似性・相違性
B) 拡張PFASの概念と規制動向
① 国際的な定義の比較(EU、米国、日本)
② 拡張PFASとして解釈される場合の影響
C) 技術的・法的議論
① ePTFEが環境及び健康に与える影響の検証
② 企業対応の現状と事例
D) 今後の展望
① 規制基準の統一化の可能性
② ePTFEの代替材料の研究開発
【質疑応答】




