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瓶詰めのエネルギー世界はリチウムイオン電池を中心に回る

  • BOTTLED LIGHTNING

商品コード: B1017

  • 監修: (著者)セス・フレッチャー
  • 発行日: 2013年11月27日
  • 価格(税込): 2,860 円
  • 体裁: 四六判・306頁
  • ISBNコード: 978-4-7813-0584-4

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  • プロローグ/電気技師たち/早すぎたスタート/無線革命/電気自動車の復活/電気自動車のからっぽな中心/リチウム戦争/崖っぷちのGM/電池産業を育成せよ/試掘者たち/リチウム・トライアングル/ゴールのその先/エピローグ/付録/索引

刊行にあたって

実用化から20年余り、今やリチウムイオン電池は私たちの生活に欠かせない存在となりました。
ノートパソコン、スマートフォン、携帯音楽プレーヤー、電子書籍リーダー――そして電気自動車――など、今や誰もがリチウムイオン電池を持ち歩いていると言ってもよいでしょう。

また近年、「持続可能な社会」と「石油依存からの脱却」が喫緊の課題として認識されるところとなり、これもリチウムイオン電池の注目度を高めています。省スペース、高エネルギー密度を特徴とするこの電池は、課題解決のキーテクノロジーとして期待されているのです。

本書の著者、科学記者のセス・フレッチャーは、リチウムの源泉であるボリビアの塩湖、電池研究に熱心なマサチューセッツ工科大学やスタンフォード大学の研究室、電気自動車への世論と経営の狭間で混迷するゼネラルモーターズ、最前線に立つ新興電池メーカーといった、リチウムイオン電池を巡る裏舞台を駆け回り、世界を作りかえる影響力を持った産業界の中心人物と接触し、彼らの思想を紹介していきます。リチウムイオン電池は、現代を象徴する様々な物語を結びつける、糸なのです。

本書はリチウムイオン電池を通して研究者、自動車メーカー、政治、各国の思惑など、様々に絡み合う業界への理解を深めるとともに、今後のエネルギー需給の課題に迫る、サイエンス・ノンフィクションです。

著者一覧

◆ 著者・訳者プロフィール
著者:セス・フレッチャー(Seth Fletcher)
『サイエンティフィック・アメリカン』誌編集デスク。『メンズ・ジャーナル』、『アウトサイド』、『サロン』などにも執筆している。ブルックリン在住。

訳者:片岡夏実
1964年神奈川県生まれ。主な訳書に『中国環境リポート』、『砂漠のキャデラック アメリカの水資源開発』、『土の文明史』(以上、築地書館)、『90億人の食料問題』(シーエムシー出版)などがある。

目次

プロローグ

第1章 電気技師たち

電気の発見 / ガルバーニ VS ボルタ / 電池の誕生 / エジソンの努力と挫折 / リチウムの発見 / リチウムの利用――ソーダ水、医薬、兵器からiPodまで / 石油に代わるリチウム

第2章 早すぎたスタート

スモッグ危機と石油危機 / 電気自動車の復権 / 新しい電池材料を求めて / 火を噴く電池 / ブーム到来 / 早かったブームの終わり

第3章 無線革命

老科学者の来歴 / グッドイナフの取り組み / 最初の携帯電話 / ソニーの大躍進 / モリエナジーの取り組み / ガジェット革命 / グッドイナフの怒り / 手のひらサイズの携帯電話 / 進化する携帯電話

第4章 電気自動車の復活

電子書籍リーダーから電気自動車へ / テスラモーターズ / 満身創痍のGM / GMの逆襲 / 未来の車

第5章 電気自動車のからっぽな中心

19世紀の電気自動車──ブームと没落―― / 電気自動車を目覚めさせた排ガス規制 / EV1の末路 / 空白を埋めろ / コバルト酸リチウムイオン電池の誤算 / ボルトをめぐる狂騒 / 電池の決定 / テスラの失速

第6章 リチウム戦争

A123システムズの躍進 / 新しい材料リン酸塩 / 激論 / 業界の裏 / 特許紛争 / 電池爆発 / リン酸鉄リチウムの特徴

第7章 崖っぷちのGM

最後の切札 / 電気自動車熱の高まり / 最終期限への秒読み / 再起をかけるボルト / 日産リーフの衝撃 / ボルトの悪評 / 出荷を待つボルト

第8章 電池産業を育成せよ

石油と電池の安全保障論 / 24億ドルの融資 / 自動車産業のシリコンバレー / ボストンのやり手教授 / アジアの巨人 / コストという障壁

第9章 試掘者たち

ピークリチウムと9・11陰謀論 / 第二回「リチウムの供給と市場会議」 / 寡占企業からの警告 / レストラン・ギィ・サボワ / 見学会

第10章 リチウム・トライアングル

乳白色の世界 / 500年間の搾取 / 「ラスプーチン」と呼ばれる男 / ウユニ塩湖のパイロットプラント / 砂漠の中のアタカマ塩湖 / 海への出口 / 独裁者の娘婿 / 年間蒸発速度3500ミリ / 疑惑

第11章 ゴールのその先に

電池研究者の使命 / 未来のリチウムイオン電池 / 溶けた金属のレイヤーケーキ / ハイリスク・ハイリターン──リチウム空気電池 / 敗北主義か、たゆまぬ努力か

エピローグ

GMボルトと政治 / 電気自動車勢ぞろい / 電池産業の行く末

付録──世界のリチウム埋蔵量と既知資源量  

索引
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