シーエムシー出版+AndTech共催セミナー 2020年2月26日開催
ハードコートの機能性向上と開発動向
★利用用途の拡大に伴い、多様化する要求特性!求められる機能性を付与すべく、樹脂材料の設計、表面改質、添加剤の観点から詳解!
日 時 |
2020年2月26日(水) 12:30 受付開始 講演時間13:20-16:40 |
会 場 |
東京都千代田区内神田1-3-1 高砂ビル2F 弊社FORUM会場 【地下鉄】 ・東京メトロ 大手町駅下車 C1出口から徒歩5分 ・東京メトロ 竹橋駅下車 3b出口から徒歩8分 ・都営新宿線 小川町駅下車 B6出口から徒歩10分 【JR】 ・神田駅下車 西口から徒歩10分 |
定 員 |
30名
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聴講料 |
22,000円/1名 (税込,テキスト代込) |
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セミナー コード |
V1199
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カタログパンフレット兼FAX申込書はこちら
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第1部 13:20 | 14:20 |
「UV硬化型ハードコートの設計と機能性付与」
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荒川化学工業㈱ 研究開発本部コーティング事業 NC3グループ 主任研究員
冨樫春久 先生 |
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<概要> UV硬化型ハードコート剤はディスプレイ関連分野を中心に使用が拡大している。また、近年ではUVハードコート部材の多様化に併せて新たな機能の要求又は機能の複合化が求められている。本講演ではこれらの要求に対する樹脂設計、材料選択の基礎を紹介する。 <目次> 1.ハードコート剤について 1.1 ハードコート処理方法 1.2 ハードコートの用途・要求物性 2.UV硬化型ハードコート剤の設計 2.1 反応性オリゴマー 合成方法・特徴・物性 2.2 反応性モノマー 合成方法・低PII化の方法・機能性付与モノマー 2.3 光重合開始剤 種類と特徴 3.UV硬化型ハードコート剤の高機能化、機能付与 3.1 低カール化 3.2 高硬度化 3.3 自己修復性 3.4 易加工性 3.5 屈折率調整 3.6 耐汚染性・耐指紋性付与 【質疑応答・名刺交換】 |
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第2部 14:30 | 15:30 |
「光化学表面改質によるハードコートの機能性向上」
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防衛大学校 電気情報学群 電気電子工学科 教授 大越昌幸 先生 |
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<概要> シリコーン系ハードコートがコーティングされたポリカーボネート上に、真空紫外パルスレーザーを照射することにより、透明保護膜を光化学的に形成する手法とその耐摩耗性、クラック抑制法、ならびに車両用樹脂窓への適用の可能性について紹介する。 <目次> 1. 真空紫外パルスレーザーによる光化学表面改質 1.1 シリコーンの表面改質手法 1.2 改質層の化学結合状態と改質深さ 1.3 表面改質のメカニズム 2.ポリカーボネート上への透明保護膜の形成 2.1 透明硬質保護膜の形成手法 2.2 透明硬質保護膜の化学結合状態と膜厚 2.3 透明硬質保護膜の耐摩耗性 2.4 透明硬質保護膜のクラック抑制 2.5 樹脂窓への適用 3.ハードコートの高機能化のために 【質疑応答・名刺交換】 |
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第3部 15:40 | 16:40 |
「添加剤によるハードコートへの機能性付与」
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ビックケミー・ジャパン㈱ イノベーション ディベロプメント 統括 若原章博 先生 |
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<概要> 組成と架橋方式によりおおむねハードコートの性能は決まるが、表面調整剤やナノ粒子ディスパ―ジョンなどの添加剤により、性能・塗布性などバランスの取れた材料として仕上げることができる。添加剤の概要とともに評価機器についても紹介する。 <目次> 1.表面調整剤による機能付与 1.1 表面調整剤の構造と表面自由エネルギーの制御 1.2 平滑性・すべり性・耐スリキズ性の向上 2.ナノ粒子デイスパージョンによる耐スリキズ性・反り抑制 2.1 表面修飾したナノシリカ粒子 2.2 UV系での耐スリキズ性向上、反りの抑制効果 3.透明性の評価 ヘイズとクラリティ(ヘイズガードi) 【質疑応答・名刺交換】 |
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『ハードコートの機能性向上と開発動向』セミナー
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(シーエムシー出版 東京都千代田区神田錦町1-17-1 TEL 03-3293-2061,FAX 03-3293-2069)