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バイオセパレーションの技術

Technology of Bioseparation

商品コード:
B0641
編集:
シーエムシー出版編集部
発行日:
2001年12月
体裁:
A5判、265ページ
ISBNコード:
978-4-88231-748-7
価格(税込):
3,960
ポイント: 36 Pt
関連カテゴリ:
バイオテクノロジー

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著者一覧

仲川 勤      明治大学 工学部
       (現) 同・理工学部 高分子材料化学研究室 教授
水野高志      日本ミリポリア・リミテッド ラボラトリー技術営業部
       (現) 日本マイクロリス(株) 代表取締役社長
大野省太郎     東ソー(株) 科学計測事業部
       (現) 燐化学工業(株) 専務取締役
廿楽和夫      旭化成工業(株) KS製造開発部
栗原 優      東レ(株) フィルム研究所 
       (現) 同・水処理事業部門 常務理事
山本修一      山口大学 工学部 化学工学科 教授
山崎洋介      東ソー(株) 科学計測事業部
       (現) Tosho Biosep LLC Executive Vice President
加藤芳男      東ソー(株) 科学計測事業部
       (現) 東ソー(株) 南陽研究所
小谷知子      ファルマシア(株) ファルマシア-LKB バイオテクノロジー事業部
       (現) 英国大使館 商務部 商務官
佐藤元昭      昭和電工(株) 特殊化学品事業部
       (現) (財)雑賀技術研究所 食品化学部 部長
河崎忠好     ファルマシア(株) ファルマシア-LKB バイオテクノロジー事業部
       (現) 日本ミリポア(株) ストラジテックマーケティング 取締役
武井尚子     ファルマシア(株) ファルマシア-LKB バイオテクノロジー事業部
       (現) 英国大使館 商務部 商務官
能瀬治司     (株)パスコサイエンス 開発部
       (現)すみれ医療(株) 企画開発室 部長
日根 隆     (株)島津製作所 応用技術部
       (現)同・分析機器事業部 応用技術部 部長
銭場俊彦    アプライド・バイオシステムズ・ジャパン(株)
伊藤俊明    日立ソフトウェアエンジニアリング(株) 応用開発部
       (現)同・ライフサイエンス推進本部 主任技師
赤堀元規    ファルマシア(株) ファルマシア-LKB バイオテクノロジー事業部
       (現)ジェノミックソリューションズ(株)
是枝正國    日立工機(株) 精機部
森田正隆    日立工機(株) 精機部
滝島 弘     三菱化工機(株) 技術生産本部
藤本修造    東京理科器械(株) 技術研究部
       (現)同・開発第1部
佐古 猛     工業技術院 化学技術研究所
       (現)静岡大学 工学部 物質工学科 教授
           (所属は1988年7月時点。( )内は2001年9月現在)

目次 +   クリックで目次を表示

第1章 膜分離
 1.膜分離総説                          
  1.1 はじめに
  1.2 分離機能膜
 2.精密濾過膜の基礎と最新の利用技術         
  2.1 はじめに
  2.2 精密濾過膜とは
  2.3 精密濾過膜のシステム設計
  2.4 精密濾過膜の完全性試験
   2.4.1 バブルポイントテスト
   2.4.2 ディフュージョンテスト
  2.5 精密濾過膜による動物細胞の分離
  2.6 タンジェンシャルフロー TWO PUMP SYSTEM
  2.7 TWO PUMP SYSTEMの運転
  2.8 おわりに
 3.限外濾過法                          
  3.1 はじめに
  3.2 分離プロセスにおける限外濾過法の役割
  3.3 限外濾過法の主な用途
   3.3.1 菌体濃縮・洗浄
   3.3.2 菌体破砕物液から可溶性タンパク質の分離
   3.3.3 タンパク質の脱塩・濃縮
  3.4 その他の限外濾過法の可能性
   3.4.1 タンパク質溶液からのパイロジェン除去
   3.4.2 高粘度多糖の濃縮・脱塩
   3.4.3 2段階限外濾過
  3.5 限外濾過法を工程に採用する場合の注意点
   3.5.1 膜の選択
   3.5.2 膜モジュールの選択
   3.5.3 限外濾過法を決定するファクター
  3.6 おわりに
 4.イオン交換膜                         
  4.1 はじめに
  4.2 イオン交換膜のバイオ分野への応用
  4.3 各種脱塩法の比較
   4.3.1 拡散透析法
   4.3.2 ゲル濾過法
   4.3.3 限外濾過法
   4.3.4 イオン交換法
   4.3.5 電気透析法
  4.4 バイオ研究者のための卓上脱塩機
 5.逆浸透膜                           
  5.1 はじめに
  5.2 逆浸透膜の用途展開と技術指向
  5.3 逆浸透膜の高性能化設計と耐久性付与
  5.4 市販段階にある逆浸透膜と膜素材
   5.4.1 架橋全芳香族ポリアミド(Ⅰ)
   5.4.2 アリル-アルキルポリアミド/ポリ尿素(Ⅱ)
   5.4.3 ポリピペラジンアミド(Ⅲ)
  5.5 低圧逆浸透膜の膜性能
   5.5.1 低圧高脱塩膜
   5.5.2 超低圧(低圧)高造水量膜
  5.6 有用物濃縮,脱塩,分画-食品・発酵,ファインケミカルへの応用
  5.7 バイオセパレーション用膜の研究開発

第2章 クロマトグラフィー
 1.高性能液体クロマトグラフィー                
  1.1 はじめに
  1.2 isocratic elution
   1.2.1 linear isocratic elution
   1.2.2 non-linea LC
  1.3 non-isocratic elution
   1.3.1 直線濃度勾配溶出法
   1.3.2 段階溶出法
   1.3.3 non-isocratic 溶出における負荷量
  1.4 アフィニティ-クロマトグラフィー
  1.5 おわりに
 2.タンパク質の HPLC
  2.1 分離・分析用 HPLC               
   2.1.1 ゲル濾過クロマトグラフィー
   2.1.2 イオン交換クロマトグラフィー
   2.1.3 疎水性クロマトグラフィー
   2.1.4 アフィニティークロマトグラフィー
   2.1.5 ヒドロキシアパタイトクロマトグラフィー
   2.1.6 逆相クロマトグラフィー
   2.1.7 おわりに
  2.2 分取用 HPLC                       
   2.2.1 はじめに
   2.2.2 分取用 HPLCの現状
   2.2.3 分取 HPLCの分離モード,分離条件選択
   2.2.4 分取 HPLCの至適化
   2.2.5 メンテナンス
    2.2.6 おわりに
 3.クロマトグラフィーの各種モード
  3.1 ゲル濾過クロマトグラフィー                
   3.1.1 はじめに
   3.1.2 基本的な原理
   3.1.3 充填剤の選択
   3.1.4 溶媒の選択
   3.1.5 より良い分離・分析を行うために
   3.1.6 おわりに
  3.2 イオン交換クロマトグラフィー               
   3.2.1 はじめに
   3.2.2 イオン交換クロマトグラフィーのための装置
   3.2.3 イオン交換体
   3.2.4 イオン交換クロマトグラフィーの条件
   3.2.5 イオン交換クロマトグラフィーの至適化
   3.2.6 イオン交換クロマトグラフィーのスケールアップ
   3.2.7 おわりに
  3.3 疎水性クロマトグラフィー                        
   3.3.1 はじめに
   3.3.2 HIC 用充てん剤
   3.3.3 クロマトグラフィーの条件
   3.3.4 応用例
   3.3.5 おわりに
  3.4 分配吸着クロマトグラフィー                     
   3.4.1 はじめに
   3.4.2 分配クロマトグラフィー
   3.4.3 吸着クロマトグラフィー
   3.4.4 ヒドロキシアパタイトクロマトグラフィー
   3.4.5 配位子交換クロマトグラフィー
   3.4.6 おわりに
  3.5 アフィニティークロマトグラフィー                  
   3.5.1 はじめに
   3.5.2 アフィニティークロマトグラフィーに用いられる装置
   3.5.3 アフィニティークロマトグラフィー用担体
   3.5.4 スペーサーとカップリングゲル
   3.5.5 リガンド
   3.5.6 アフィニティークロマトグラフィーの条件
   3.5.7 活性化ゲルへのリガンドの結合
   3.5.8 クロマトグラフィー
   3.5.9 新しい考え方によるアフィニティークロマトグラフィー
   3.5.10 おわりに
 4.カラムエンジニアリングとスケールアップ               
  4.1 はじめに
  4.2 プロセススケールでのゲル担体
  4.3 スケールアップの考え方
   4.3.1 カラム
   4.3.2 システムデザイン(カラムを除く)
   4.3.3 ゲル担体そのもの
   4.3.4 壁効果
   4.3.5 ベッド高と流速
  4.4 カラム充填
  4.5 クロマトグラフィー機器および自動化

第3章 電気泳動
 1.無担体電気泳動                              
  1.1 はじめに
  1.2 原理
  1.3 応用
   1.3.1 血清タンパクの分離
   1.3.2 酵素の精製
   1.3.3 ヒト血漿中の凝固因子タンパクの分離
   1.3.4 ヒト末梢血リンパ球の分離
  1.4 おわりに
 2.等速電気泳動法                       
  2.1 はじめに
  2.2 原理
  2.3 構造
   2.3.1 泳動管
   2.3.2 検出器
   2.3.3 分取装置
  2.4 定性,定量
   2.4.1 定性分析
   2.4.2 定量分析
  2.5 分析法の実際
  2.6 生化学,臨床分野への応用
  2.7 おわりに
 3.DNA のゲル電気泳動
  3.1 DNAシーケンサー                       
   3.1.1 はじめに
   3.1.2 原理
   3.1.3 蛍光色素とプライマーDNAとの結合
   3.1.4 シーケンシング反応
   3.1.5 シーケンサー
   3.1.6 解像
   3.1.7 感度
   3.1.8 正確度
   3.1.9 展望
  3.2 DNA シーケンス解析ソフトウェアー                    
   3.2.1 はじめに
   3.2.2 ソフトウェア構成
   3.2.3 ハードウェア構成
   3.2.4 設計方針
   3.2.5 おわりに
  3.3 パルスフィールド電気泳動                       
   3.3.1 はじめに
   3.3.2 パルスフィールド電気泳動法
   3.3.3 実験操作
   3.3.4 応用

第4章 遠心分離                              
 1.はじめに
 2.バイオテクノロジー関連の遠心機
  2.1 培養液糖の細胞浮遊液からの細胞の分離
  2.2 細胞内成分の分離
  2.3 微量試料の分離
  2.4 大量試料の分離
 3.遠心機の種類
 4.おわりに

第5章 真空・加圧濾過                           
 1.はじめに
 2.真空式ドラムフィルタ(プレコート式)
 3.加圧式リーフフィルタ
 4.フィルタプレス
 5.ヌッチェフィルタ
 6.おわりに

第6章 エバポレーション                         
 1.はじめに
 2.真空蒸発の意義
  2.1 減圧化での真空度と沸点の関係
  2.2 蒸発に必要な条件
 3.蒸発装置の種類
  3.1 水蒸気加熱多管式多重効用蒸発器
  3.2 遠心式分子蒸発装置
  3.3 ロータリーバキュームエバポレーター
   3.3.1 冷却部
   3.3.2 蒸発部(蒸発面積)
   3.3.3 10Lにおけるコールドエバポレーターへの応用と展開
   3.3.4 低沸点有機溶媒を回収させるシステム,蒸発能力
   3.3.5 発泡性物質の濃縮方法
   3.3.6 エバポレーターの今後の動向および必要とされる要素技術
  3.4 遠心薄膜式エバポレーター
   3.4.1 原理・特長
   3.4.2 発泡性物質の濃縮
   3.4.3 濃縮比率をかえる方法
   3.4.4 実施例
   3.4.5 自動排出システム
 4.おわりに

第7章 超臨界流体抽出                         
 1.はじめに
 2.超臨界流体抽出法とは
  2.1 超臨界流体抽出法の原理
  2.2 超臨界流体中への溶解度
  2.3 超臨界流体抽出法の特徴
  2.4 抽出流体の選定の基準
  2.5 生体物質の抽出流体としての超臨界CO2
 3.超臨界流体抽出法の応用例
  3.1 脂質の抽出とエントレーナー効果
  3.2 天然香料の抽出
  3.3 生薬の抽出
  3.4 超臨界流体による高度不飽和脂肪酸の分離・精製
   3.4.1 還流型超臨界流体抽出装置による脂肪酸エステルの分離
   3.4.2 超臨界流体を溶媒とした尿素付加物法による脂肪酸エステルの分離
   3.4.3 超臨界流体クロマトグラフィーによる脂肪酸あるいは脂肪酸エステルの分離
 4.おわりに

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