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月刊ファインケミカル 2006年11月号

【特集】 最先端の化粧品テクノロジー

商品コード: F0611

  • 発行日: 2006年10月15日
  • 価格(税込): 7,560 円
  • 体裁: B5判
  • ISBNコード: 0913-6150

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目次

【特集】 最先端の化粧品テクノロジー
序論―化粧品のナノテクノロジー
Introduction―Nanotechnology in Cosmetics
阿部正彦(東京理科大学 理工学部 工業化学科 教授)
 ナノサイエンスやナノテクノロジーという言葉がもてはやされてから数年がたち、あらゆる分野でそれらの有効性や必然性が検討されてきた。特に、カーボンナノチューブという科学用語は、ノーベル賞が話題になるたびに日本中を駆け巡っている。ハイテク情報社会にかける期待もますます大きくなってきた。一方では、ナノサイズの効用だけでなくその大きさから来る毒性や危険性もささやかれ始めている。しかし、それはナノサイエンスやナノテクノロジーを正しく理解していないから起こることであり、日常品としてあたりまえのようにして使われている化粧品だからこそ、どんな製品開発にナノサイエンスの理念が生かされているのか、どんな製品開発にナノテクノロジーが利用されているのかを把握しておく必要がある。そんな背景を受けて、筆者は2006年3月、神奈川科学技術アカデミーにおいて「化粧品のナノテクノロジー」のコースを開催した。本特集号は、そのときの講師の方々に執筆を依頼してまとめたものである。コースの開催に際しても、通常の化粧品技術の紹介コースとすることだけは極力避けるようにするとともに、3日間にわたる講演でできるだけ化粧品の全領域をカバーするという欲ばりなことを考えた。特に、科学を専攻している大学人の立場からすると、あまり触れることのない分野であるメーキャップの心理学(阿部恒之氏)、スキンケア化粧品の有用性(正木仁氏)、ナノ粒子の安全性(畠山義朗氏)、化粧品の法規制(増田和久氏)はとても新鮮な講義内容であったので、この特集号の発売が楽しみである。上記以外もそれぞれの分野の第一人者、たとえば、「スキンケア化粧品における乳化技術」では鈴木敏幸氏が、「メーキャップ化粧品における粉体技術」では福井寛氏が、「ナノ複合粒子の化粧品への応用」では横山豊和氏/辻本広行氏が、「乳化製造装置」では高木和行氏が、それぞれの分野の最新情報を披露してくれた。化粧品は、男女を問わずあらゆる年齢層から受け入れられなければならず、その製品開発の進歩はめざましいものがある。さて、この特集号ではどのような技術を披露してくれているのだろうか。楽しみである。


化粧品素材としての可能性
Possability as Cosmetic Materials
阿部正彦(東京理科大学 理工学部 工業化学科 教授)

 講演内容から3つのテーマに絞って概説する。主として界面活性剤の新しい機能である光照射によるミセルやベシクルなどの分子集合体の形成・崩壊を制御することにより、可溶化や溶液の粘性の増減を任意にコントロールする系を紹介するとともに、最も化粧品素材として有望な種々の形態を有する塩基性炭酸マグネシウムの簡単な作り方、さらにこれまで長い調製時間を要してきたリポソームを短時間で大量製造できる方法を紹介する。

【目次】
1. はじめに
2. 光照射による分子集合体の形成・崩壊の制御
2.1 ミセルの形成・崩壊と可溶化
2.2 ミセルの形成・崩壊と溶液の粘性制御
2.3 ベシクルの形成・崩壊と可溶化
3. 特異な形態を有する塩基性炭酸マグネシウム
4. 短時間で大量製造できるリポソーム


メーキャップの心理学
The Psychological Aspects of Make-up
阿部恒之(東北大学大学院 文学研究科心理学講座 助教授)
 メーキャップテクニックには、知覚心理学的に興味深い課題が含まれている。たとえば、アイシャドーで目を大きく見せるテクニックには、複数の錯視現象が関与しているだろう。また、メーキャップで印象が変化するということは、刺激となる容ぼうの物理特徴と知覚者の側に形成される印象の間に普遍的な対応関係があるはずであり、その関係を考えることは顔の知覚メカニズム探求に有益な示唆を与えてくれそうである。本論では、知覚心理学の視点から見えるメーキャップの不思議を紹介したい。

【目次】
1. はじめに
2. 知覚システムと錯覚・錯視
3. 顔の知覚
4. メーキャップテクニックの謎を考える
4.1 目を大きく見せる
4.2 印象をねらいどおりに操作する
5. おわりに


スキンケア化粧品の有用性
Benefits of Skin Care Products
正木仁((株)コスモステクニカルセンター 代表取締役 社長)
 今日、スキンケア化粧品に対する消費者ニーズにおいて、効能効果の部分にウェイトが置かれつつ。そこで本稿では、スキンケア化粧品の有用性と題して、美容上の皮膚トラブル(乾燥、しみ、しわ)における現在のスキンケア製品の取り組みを紹介する。

【目次】
1. はじめに
2. 化粧品の有用性に対する取り組み
3. 表皮改善効果
4. 美白効果
5. しわ改善効果
6. おわりに


スキンケア化粧品における乳化技術
Recent Emulsion Technologies in Skin Care Cosmetics
鈴木敏幸(花王(株) ヘルスケア第2研究所 所長)

 親水性/親油性がバランスした条件下で形成される分子集合体の液晶や界面活性剤相(D相)は、系の乳化能、可溶化能を著しく高める。多量の油を可溶化したマイクロエマルションは、ナノエマルションの生成やクレンジング剤に応用される。両親媒性脂質を乳化で得られるマルチラメラエマルションは高い保湿能を示す。さらに高圧処理により均一な透明ゲル(ナノエマルション結晶)となる。

【目次】
1. はじめに
2. エマルションの基礎と最近の乳化技術
2.1 エマルションの種類と状態
2.2 エマルションの生成と乳化条件の違い
2.3 相図で理解するエマルションとマイクロエマルション
2.4 乳化における液晶、D相の応用
2.4.1 液晶乳化
2.4.2 D相乳化
2.4.3 マイクロエマルションを用いたナノエマルション調製
3. 最近のスキンケア化粧品における乳化技術
3.1 自己組織性脂質を用いたマルチラメラ型エマルションとゲル
3.2 両連続(Bicontinuous)D相を用いたメイククレンジング
3.3 逆ヘキサゴナル液晶を用いた高含水W/Oエマルション


メーキャップ化粧品における粉体技術
Powder Technology for Make-up
福井寛((株)資生堂 特許部 部長)
 メーキャップ化粧品における粉体の役割、特にその物理特性(伸展性、付着性、吸収性)や光学特性(色の補正、光環境対応、立体感付与、紫外線防御など)について述べたのち、メーキャップ化粧品の機能を向上させるための粉体の各種表面修飾について紹介する。

【目次】
1. はじめに
2. メーキャップ化粧品の構成原料
3. 粉体の物理特性
3.1 伸展性
3.2 付着性
3.3 吸収性
4. 粉体の光学特性
4.1 色の補正
4.2 光環境への対応
4.3 形状補正
4.4 立体感の付与
4.5 化粧効果の持続
4.6 紫外線の防御
5. 粉体の表面修飾
5.1 金属酸化物処理
5.2 油脂/金属石けん/脂肪酸処理
5.3 アミノ酸系化合物処理
5.4 シロキサン処理
5.5 フッ素系ポリマー処理
5.6 生体関連物資による処理
6. おわりに


ナノ複合粒子の化粧品への応用
Applications of Nanocomposite Particles to the Cosmetic Products
横山豊和(ホソカワミクロン(株) 知財・学術情報部 部長)
辻本広行((株)ホソカワ粉体技術研究所 ミクロン美容科学研究所 所長)
 ナノ粒子は極微細であることにより、光学的特性などの物性や薬物の吸収性などさまざまな点において、ミクロン粒子とは異なった有用な特徴をもっているが、一方では付着凝集性が強く、活性度が高いために安定性が低く取り扱いが困難な面がある。そこでこれらを複合化したり表面改質することによって、高機能性化粧品や頭皮料などの化粧品関連製品に応用した実用化が進んでおり、今後さらなる技術展開の可能性が広がっている。

【目次】
1. はじめに
2. 無機酸化物のナノ粒子の作製と応用
2.1 気相法による無機酸化物ナノ粒子の作製
2.2 無機物ナノ複合粒子の特徴
2.3 機械的手法による無機酸化物ナノ粒子の乾式複合化
3. 生体適合性高分子ナノコンポジット粒子の作製と応用
3.1 球形晶析法によるPLGAナノ粒子の作製
3.2 美肌美白化粧品への応用
3.3 頭皮料への応用
4. おわりに


乳化製造装置
Emulsifying Equipment for Cosmetics
高木和行(みづほ工業(株) 常務取締役)
 化粧品は、基礎化粧品を中心に乳化製品が多くみられるが、さらに乳化製品や乳化を利用した製品が増加している。乳化は従来から処方的乳化と機械的乳化に分けて考えられてきたが、近年、両者のバランスをとることの重要性がクローズアップされている。化粧品業界でも、ナノテクノロジーの利用が注目されている。

【目次】
1. はじめに
2. 乳化製品の増加
3. 機械的乳化と処方的乳化
4. 添加剤フリーの化粧品
4.1 乳化剤フリー
4.2 防腐剤フリー
5. ナノテクノロジーの利用
5.1 ナノ粒子製造における乳化技術の利用
5.2 脂肪乳剤
5.3 リポソーム
5.4. 超臨界法
5.4.1 超臨界技術を利用したブレークダウン法
5.4.2 超臨界技術を利用したビルドアップ方法
5.5 その他のナノ粒子製造方法および処理剤
5.5.1 カーボンナノチューブの製造方法
5.5.2 粒子酸化チタンの分散
5.5.3 ナノテクノロジーを利用した医薬品製剤の新しい調製方法
5.5.4 高分子ミセルの利用
5.5.5 ナノテクノロジーの今後
5.5.5.1 調製後の微粒子のハンドリングが重要である
5.5.5.2 今までのナノテクノロジーは偶然の発見が多い
5.5.5.3 他の分野とのコラボレーション
5.5.5.4 測定および分析機器の進歩によるナノレベルの評価の向上
5.5.5.5 ナノ粒子の安全性
6. 今後、乳化装置に要求されること
7. おわりに


ナノ粒子の安全性
Safety of Nanoparticles
畠山義朗((株)資生堂 品質保証センター 安全性研究所 副主幹研究員)

 ナノ粒子の安全性に関するマスコミの報道は、2003 年ころから研究の進展に伴い増加傾向にある。しかし、ナノ粒子の安全性研究は、基礎的データが徐々に蓄積されつつあるもののまだまだ足らない状況である。本稿では、これまでの研究成果および日米欧の主要機関における研究状況を紹介する。

【目次】
1. 安全性の観点からみたナノ粒子の特徴
2. ナノ粒子における毒性研究
2.1 粒子の特性
2.2 分布
2.3 免疫および炎症系を含む器官系への影響
3. 最近の動向
3.1 マスコミの報道
3.2 国内主要機関の研究状況
3.3 欧米の研究状況
3.3.1 ヨーロッパ
3.3.2 米国
3.3.3 その他
3.3.4 日本化粧品工業連合会の対応


化粧品の法規制
The Regulation of Cosmetics
増田和久((株)カネボウ化粧品 薬事グループ 部長)

 薬事法は医薬品から化粧品までの広範囲なカテゴリーを規制しているため、準用規定、除外規定などの多い、煩雑で難解な法律となっている。したがって、部分的には理解しても、全体像はなかなか把握できないのが現状である。ここでは開発段階の原料規制から市販後の安全管理に至るまでの一般的な規制の構成と考え方について概要を記載する。

【目次】
1. 化粧品の法規制の目的
2. 化粧品の定義
3. 化粧品のカテゴリー
4. 薬事法による化粧品等の規制
5. 化粧品基準
6. 新規成分のポジティブリストへの追加
7. 製造販売承認の申請
8. 製造業の許可
9. 製造販売業の許可
10. 品質管理の基準
11. 製造販売等の禁止
12. 化粧品の表示
13. 化粧品の法定表示
14. 化粧品の広告基準等
15. 製品の回収
16. おわりに


世界の新薬2005(2)
New Drugs of the World
村上尚道
【目次】
5. 合成法新薬各論(その2)
(7) Ivabradine hydrochloride(Servier)
(8) Lenalidomide(Celgene)
(9) Luliconazole(日本農薬)
(10) Nelarabine(GLaxo SmithKline)
(11) Nepafenac(Alcon Laboratories)
(12) Posaconazole(Schering-Plough)
(13) Pramlintide acetate(Amylin Pharmaceuticals)


ケミカルプロフィル
チタン酸カリウム繊維
(Titanate potassium whisker)
【目次】
1. 概要
2. 毒性
3. 製法
4. 生産
5. 需要
6. 価格


ジクロロベンジジン
(Dichlorobenzidine)
【目次】
1. 概要
2. 毒性
3. 製法
4. 生産
5. 需要
6. 価格


フルオレン
(Fluorene)
【目次】
1. 概要
2. 毒性
3. 製法
4. 生産
5. 需要
6. 価格


2-ヒドロキシイソ酪酸メチル
(Methyl-2-hydroxyisobutyrate)
【目次】
1. 概要
2. 毒性
3. 製法
4. 生産
5. 需要
6. 価格


コラム:技術雑記(第17話)
人工芝の進化
永田宏二


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