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農業IT化最前線レポート ―農業をビジネスに変えるIT化技術と企業・2011年―

※代理販売の書籍につき見計い不可

★ 農業IT化の取り組みを取材・システム製品の概要と課題,今後市場性をレポート!
★ 生産・流通・販売のIT化企業事例を掲載!

商品コード:
P0344
発行元:
(株)シード・プランニング
発行日:
2011年7月
体裁:
A4,210ページ
価格(税込):
132,000
定価価格(税込):
132,000
ポイント: 1,200 Pt
関連カテゴリ:
マーケット情報・業界動向・その他

Review

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刊行にあたって

 日本農業は衰退の一途をたどっています。そのような中,企業の農業参入が増えています。参入各社が展開する事業は「農業ビジネス」と呼ばれ,専門技術からアイデア,サービスなど多様なアプローチをしています。
 農業ビジネスが注目される背景としては日本農業を取り巻く課題として農業就業者の高齢化と後継不足,耕作放棄地の増加,輸入農産物との競合,社会的には食品偽装や残留農薬など「食の安全・安心」への不信,国内食料自給率低下への危機感,環境破壊に対する問題意識の向上などがあります。
 最近では,TPPによる関税撤廃,農産物の自由化が喫緊の課題として急浮上しており,日本農業は待ったなしの岐路に立たされています。
 いま,「日本の農業再生」と「農産物の自由化・関税撤廃」などへの切り札として注目されているのがセンシング技術,通信技術,バイオテクノロジーなどハイテクを取り入れた農業のIT化です。
 本レポートでは,現在取り組まれている農業のIT化動向について分野別に最新動向を調査,今後の農業IT化の市場性と将来性を明らかにすることを目的としました。

農業IT化の調査対象分野:技術・システムなど

生産工程
圃場情報管理・モニタリングシステム(土壌,鳥獣防除,栽培生産管理等)
農産物栽培や環境への対応機器及びシステム(栽培履歴,気象情報等)
集荷・流通
集出荷・精算管理システム(産直POSレジシステム,精算管理・他)
商品の追跡管理システム(トレーサビリティシステム)
販売消費
ネット販売管理システム,青果の栽培履歴・流通過程追跡システム
その他サービス
定期気象サービス,ピンポイント気象情報(作付け情報,霜害・風雨情報)農業コンサルタント,販売支援システム・その他(販路開拓)

調査対象企業
<農業生産のIT化:精密農業>
ニコントリンブル,トプコン,クロダ農機,ジオサーフ,システムサプライ,クロスボー,
ツールズ,イーラボ,エクスペリエンス,大日本印刷,NEC,富士通,三菱農機,井関農機,
和歌山大学,東京農工大・他

<農産物流通のIT化:流通消費>
アグリコンパス,イーサポートリンク,イオン,ワタミ,らでぃしゅぽーや,和郷,
セブン&アイホールディング,サイゼリア,オークネット,オイシックス,新福青果・他

<農産物販売のIT化:産地直売施設>
愛媛電算,高崎共同計算センター,インプット,OCS,テクノア,データシステム,東芝テック,
寺岡精工,NTT東,ビジコム・他

著者一覧

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目次 +   クリックで目次を表示

章. 農業IT化最前線
1.農業IT化の定義
1.1.農業IT化とは
1.2.市場概観
1.2.1.市場規模
1.2.2.農業IT/2020年市場概観
2.日本農業の現状
2.1.日本農業の一般情報
2.2.日本農業SOWT分析
3.農業IT化の現状
3.1.農林漁家でのパソコン利用状況
3.2.農業IT化の取り組み
3.2.1.農業IT化における行政動向
3.2.2.農業センシングロードマップ
3.2.3.JCC
4.農業IT化の課題・今後動向
4.1.農業を取り巻く状況
4.2.農業IT化の今後動向
章. 農業生産のIT化
1.精密農業市場
1.1.精密農業とは
1.2.精密農業の構成要素
1.3.精密農業の将来
1.4.精密農業市場
1.5.納入実績・今後市場性
1.6.精密農業市場概観
1.6.1.市場規模
1.6.2.分野別概況
《GPSガイダンス/圃場管理システム/農作業ロボット・アシストスーツ》
2.新しい動き・クラウドコンピューティング
2.1.概況
2.2.今後市場性

《個別企業事例編》
1.株式会社ニコン・トリンブル
2.株式会社トプコン
3.株式会社クロダ農機
4.ジオサーフ株式会社
5.株式会社システムサプライ
6.株式会社イーラボ・エクスペリエンス
7.クロスボー株式会社
8.株式会社ツールズ
9.株式会社エムディアイ
10.株式会社たんぽぽ
11.株式会社フジミック埼玉
12.大日本印刷株式会社
13.日本電気株式会社
14.富士通株式会社
15.三菱農機株式会社
16.井関農機株式会社
17.農作業用パワーアシスト・ロボットスーツ(東京農工大学/和歌山大学)
章. 農産物流通のIT化 
1.農産物の流通全体像
1.1.農産物の流通外観
2.流通消費分野におけるIT化動向
2.1.概観
2.2.生産農家
2.3.流通
2.4.消費
2.5.各社のIT化取り組み動向
3.流通消費分野におけるIT化製品
3.1.製品化の動向
3.2.主要各社のIT化製品
4.流通消費分野のIT化課題
4.1.課題のまとめ
4.2.流通業者の課題と対応策
5.流通消費分野における今後方向
5.1.今後の方向性
5.2.各社の課題と対応策

《個別企業事例編》
1.アグリコンパス株式会社
2.株式会社イーサポートリンク
3.イオン株式会社
4.オイシック株式会社
5.オークネット株式会社
6.サイゼリア株式会社
7.有限会社新福青果
8.株式会社セブン&アイ・ホールディングス
9.ワタミ株式会社
10.株式会社和郷
11.らでぃしゅぼーや株式会社
章. 農産物販売のIT化 
1.産地直売所の現状
1.1.産地直売所施設数
1.2.産地直売所の機能
1.3.産地直売所の動向
1.3.1.産地直売所の経営規模
1.3.2.産直施設の販売額
1.4.産地直売所の課題
1.5.産地直売所の今後
1.5.1.産地直売所の拡大要因
1.6.道の駅
1.6.1.道の駅の設置状況
1.6.2.道の駅の機能
2.産直POSシステム市場概要
2.1.産直POSシステムの主要参入企業
2.2.主要各社の納入実績と今後市場見通し
2.3.産地直売POSシステムの市場規模
2.3.1.市場概観,今後の見通し
2.3.2.市場規模
2.4.産直POSシステムの市場シェア
2.5.直売所施設のPOSシステム構成

《個別企業事例編》
1.株式会社愛媛電算
2.株式会社インプット
3.株式会社OCS
4.株式会社高崎共同計算センター
5.株式会社寺岡精工
6.株式会社テクノア
7.データシステム株式会社
8.東日本電信電話(NTT東)
9.株式会社ビジコム
10.東芝テック
11.株式会社富士通エフサス
《用語解説》