キーワード:
金属有機構造体 / 多孔性配位高分子 / 多孔性金属錯体 / MOF / ガス分離 / 触媒 / 分子センシング / ガス貯蔵 / 設計 / 合成
開催日時
2025年12月9日 火曜日 12:30~15:30
講師名
東京大学大学院 工学系研究科 准教授 細野暢彦 氏
注意事項
・インターネットライブ配信にて実施いたします。推奨視聴環境や動画の視聴テストについてはこちら をご覧ください。 ・会員の方は、マイページから動画をご視聴いただけます。 ・セミナー映像の録音・録画および配布・二次利用については、禁止いたします。 ・セミナー資料は開催前日までに送らせていただきます。 ・セミナー受講料は、開催前日までにお支払いください。 ・本セミナーは、セミナー終了1週間後まで、録画映像を参加者限定で公開いたします。 ※セミナーの開始時刻が13:00から12:30に変更になりました(2025/11/11)
目次
2011年: 東京大学大学院工学系研究科化学生命工学専攻 博士課程修了 博士(工学)
2011年: アイントホーフェン工科大学 博士研究員
2012年: 日本学術振興会 特別研究員(SPD)
2014年: 京都大学高等研究院物質–細胞統合システム拠点 特定助教
2018年: 東京大学大学院新領域創成科学研究科 講師
2021年: 東京大学大学院工学系研究科応用化学専攻 准教授(現職
【概要】
新しい多孔性素材として注目されている金属有機構造体(Metal-Organic Framework:MOF、多孔性金属錯体または多孔性配位高分子とも呼ばれる)について、その研究背景や特徴、合成法・評価法の基礎について解説します。典型的なMOFの合成工程や、利用に関するエッセンス・ノウハウを知りたいとう方、何から始めたらよいか考えている方にわかりやすくご説明します。ガス貯蔵や分離材料としての利用法の他にもMOFを使った幅広い応用について紹介します。
【プログラム】
1 金属有機構造体(MOF)とは
1.1 Metal-Organic Framework (MOF)
1.2 MOFの構造および特徴
1.3 MOFの一般的な合成法
1.4 MOFのキャラクタリゼーション法
1.5 MOFの一般的な物理特性・化学特性
1.6 製造時の留意事項
2 MOFを使ったガス貯蔵・分離の基礎
2.1 MOFのガス吸着特性
2.2 MOFによるガス貯蔵
2.3 MOFによるガス分離
2.4 MOFを使ったガス分離操作の実際
2.5 ガス分離膜への応用
3 様々なMOFの利用例に学ぶ構造設計
3.1 分子センシング
3.2 触媒
3.3 導電性
3.4 イオン・プロトン伝導性
3.5 バイオ関連化学
3.6 鋳型合成
3.7 高分子との複合
3.8 高分子の分離




