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国内化粧品市場/受託製造(OEM/ODM)/化粧品素材/色材/粉体/脂質類/界面活性剤/保湿/スキンバイオーム/増粘剤/品質保持/抗酸化/鎮静素材/紫外線吸収剤/美白有効成分/毛髪/規制/代替/サステナブル/バイオサーファクタント/マイクロバイオーム/エクソソーム
刊行にあたって
国内の化粧品市場は、近年の人流の本格的な回復やインバウンド需要の再拡大を背景に、着実な成長を続けています。一方で、世界的な原材料およびエネルギー価格の高騰、地政学リスクを背景としたグローバルサプライチェーンの再編が行われ、業界を取り巻く経営環境は大きな転換期を迎えています。そのため、化粧品メーカーにおいては製品の付加価値向上や開発サイクルの迅速化が求められており、化粧品受託製造(OEM/ODM)市場の重要性が高まっています。現代の受託製造企業は、単なる生産委託先にとどまらず、高い技術力を背景とした開発力や企画提案力を備えたODMパートナーとしての役割を担う存在へと進化しています。さらに、生産現場におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進や環境に配慮したサステナビリティ対応、ASEAN・中国・欧米などを視野に入れたグローバルな拠点展開など、新たな成長モデルの構築を視野に事業展開されています。
また、製品開発力や企業の競争力を支えているのが、「化粧品素材」の技術革新です。特に近年では、安全性や環境保全に向けた世界的な規制強化が急速に進んでおり、タルクの規制動向に伴う合成マイカなどへの代替対応、環状シリコーン規制を受けた植物由来エステル代替技術、マイクロプラスチック規制に対応するサステナブル粉体の開発、さらには海洋生態系への影響に配慮したリーフセーフ紫外線吸収剤など、時代の要請に応える新たな素材への転換が活発化しています。同時に、皮膚常在菌(マイクロバイオーム)研究の進展や、ヒト・植物エクソソーム、バイオベース構造タンパク質(人工コラーゲンなど)をはじめとする最先端バイオテクノロジーとの融合により、高機能かつサステナブルなエイジングケア・鎮静素材が次々と誕生しています。
本書は、このような目まぐるしい業界の変化を捉え、研究・開発・ビジネスの現場に役立つ最新動向を網羅的にまとめた一冊です。
【第Ⅰ編】では、国内化粧品市場の動向をはじめ、原材料高騰への対応やDX・海外展開が進む受託製造市場の実態、ならびに主要受託企業の動向について詳しく解説しています。【第Ⅱ編】では、色材、脂質、界面活性剤から最新のバイオ素材、紫外線吸収剤、頭皮用素材まで、注目度の高い75品目を厳選し、規制動向や代替技術、今後の開発の方向性について収載いたしました。
本書が、化粧品および化粧品素材の研究開発、商品企画、資材調達、生産技術などに携わる多くの皆様にとって、今後の事業戦略や製品開発の方向性を探るヒントとなれば幸いです。
(「はじめに」より)
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第1章 国内化粧品市場の動向
1 化粧品の市場動向
1.1 化粧品の市場規模推移
1.2 化粧品の輸出入の動向
2 化粧品の製品別市場
2.1 皮膚用化粧品
2.2 仕上げ用化粧品
2.3 頭髪用化粧品
2.4 その他の化粧品
2.4.1 日やけ用/日やけ止め用
2.4.2 つめ化粧料
2.4.3 浴用化粧料
2.4.4 香水・オーデコロン
2.4.5 リップケア化粧料
3 チャネル動向
3.1 概要
3.2 流通構造の特色
3.3 業態別販売推移
3.4 ドラッグストアチャネル
3.5 バラエティストアチャネル
3.6 百貨店チャネル
3.7 専門店チャネル
3.8 外資系オーセンティック系ブランド化粧品の販売チャネル
3.9 ECチャネル
4 主要メーカーの動向
4.1 資生堂
4.2 コーセー
4.3 花王
4.4 ポーラ・オルビスHD
4.5 ファンケル
第2章 化粧品受託製造市場の動向
1 化粧品受託製造市場の推移
2 化粧品受託製造サービスの動向
2.1 OEM/ODMメーカーの種類
2.2 化粧品OEM市場の傾向
2.3 OEM/ODMメーカーの課題
2.3.1 原材料・エネルギー価格高騰への対応
2.3.2 開発力・提案力(ODM化)の強化
2.3.3 工場のサステナビリティとDXの推進
2.3.4 海外拠点の展開とグローバルサプライチェーン
第3章 化粧品受託製造企業の動向
1 アイ・エー・シー
2 アサヌマコーポレーション
3 アンズコーポレーション
4 彩資生
5 インターナショナル・トイレツリース
6 エア・ウォーター・リアライズ
7 クロバーコスメイク
8 ケミコスクリエイションズ
9 コスメサイエンス
10 コスメテックジャパン
11 寿ケミカル
12 サティス製薬
13 シーエスラボ
14 ジェイオーコスメティックス
15 東色ピグメント
16 東陽化成
17 東洋ビューティ
18 TOA(旧 日本コルマー)
19 トレミー
20 日進化学
21 日本色材工業研究所
22 日本ビューティコーポレーション
23 美粧ケミカル
24 ホシケミカルズ
25 マーナーコスメチックス
26 ミック・ケミストリー
27 三菱鉛筆(ユニコスモ)
28 ミリオナ化粧品
29 ミロット
【第Ⅱ編 化粧品素材の動向】
第1章 色材・粉体
1 タルク
2 合成マイカ
3 微粒子酸化亜鉛
4 微粒子酸化チタン
5 微粒子シリカ
6 ベントナイト
第2章 脂質類
7 シクロメチコン
8 スクワラン
9 ミリスチン酸
10 流動パラフィン
第3章 界面活性剤
11 N-アシルグルタミン酸塩
12 N-アシルメチルタウリン
13 アルキルポリグルコシド
14 ショ糖脂肪酸エステル
15 ソルビタン脂肪酸エステル
16 レシチン
17 アルキル硫酸塩
18 バイオサーファクタント
第4章 保湿・スキンバイオーム素材
19 グリセリン
20 1,3-ブチレングリコール(BG)
21 ジプロピレングリコール(DPG)
22 セラミド
23 ヒアルロン酸
24 トレハロース
25 尿素
26 ベタイン
27 D-アミノ酸
28 オリゴ糖
29 シルク蛋白分解物・加水分解シルク
30 米発酵エキス
31 アロエエキス
32 ヨクイニン(ハトムギ種子エキス)
33 パラオキシ安息香酸エステル類(パラベン)
34 皮膚常在菌(マイクロバイオーム)関連素材/進化系発酵エキス
35 バイオベース構造タンパク質
第5章 増粘剤・品質保持剤
36 カルボキシビニルポリマー(カルボマー)
37 キサンタンガム
38 ヒドロキシエチルセルロース
39 アルギン酸ナトリウム
40 カンゾウエキス
第6章 エイジングケア・抗酸化・鎮静素材
41 ニコチン酸アミド(ナイアシンアミド)
42 レチノール(ビタミンA)
43 ツボクサエキス
44 グリチルレチン酸
45 アラントイン
46 アスタキサンチン
47 コエンザイムQ10
48 ビタミンE
49 フラーレン
50 グルタチオン
51 プラセンタエキス
52 ローズマリーエキス
53 オタネニンジン根エキス
54 ヨモギ(葉)エキス
55 トウキ(当帰)エキス
56 セイジエキス
57 ハマメリス水
58 ヒト(および植物)エクソソーム/幹細胞順化培養液
第7章 紫外線吸収剤・美白有効成分
59 トラネキサム酸
60 コウジ酸
61 エラグ酸
62 アスコルビルグルコシド
63 アスコルビルリン酸ナトリウム
64 アデノシン
65 フェルラ酸
66 オウゴンエキス
67 ビスエチルへキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン
68 環境配慮型(リーフセーフ)紫外線吸収剤
第8章 毛髪・頭皮用素材
69 センブリエキス
70 カモミラエキス
71 ビオチン
72 ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)
73 キチン・キトサン
74 アモジメチコン
75 第四級アンモニウム塩
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