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EAP・メンタルヘルス市場の現状と将来展望 2017(書籍+CD-ROM)

<こちらの商品は、書籍版、またはCD-ROM(PDF)版単体でもご購入いただけます。詳しくは関連書籍をご覧ください。>

商品コード:
P0871
発行元:
株式会社シード・プランニング
発行日:
2016年11月30日
体裁:
A4判、385ページ ※本書はお届けまで1週間程度お時間を頂きます
価格(税込):
242,000
ポイント: 2,200 Pt
関連カテゴリ:
マーケット情報・業界動向・その他

Review

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刊行にあたって

2010年6月に閣議決定された新成長戦略で、2020年までに「メンタルヘルスに関する措置を受けられる職場の割合100%」が掲げられ、第12労働災害防止計画では、「2017年までにメンタルヘルス対策に取り組んでいる事業場の割合を80%以上とする」目標が示されたこと等を背景に、2015年12月より、改正労働安全衛生法に基づくストレスチェック制度が施行されました。
従業員の生産性に係わる課題解決のためのメンタルヘルス等支援を総括的に担うEAP(Employee Assistance Program)事業者の多くは、2011年に「労働安全衛生法の一部を改正する法律案」が国会提出されて以降、審議の動向を注視しつつ、いち早く制度対応準備に着手し始め、2014年の法案成立後は、積極的な営業展開とメンタルヘルスケアにおける高い知名度、ならびに実績を追い風に、受託件数を伸ばしています。
一方、「ストレスチェック制度」の性質が、労働安全衛生法のもと、産業医主導で一定の運用フローのもとに実施されることから、予算やサービス範囲がある程度制約された市場になり得るとの懸念や、これまで独自にメンタルヘルスケアに取り組んできた企業の一部では、独自の取組みを制度対応に切り替えるなど、従来のEAP市場としてはわずかに減速感もみられるなど、今後のEAP・メンタルヘルス市場の課題も明確になってきました。
この調査では、ストレスチェック制度により事業の大きな転換期を迎えたEAP・メンタルヘルス市場の今後の方向性について、ストレスチェック制度による市場拡大はもちろん、EAP事業の根幹である従業員の生産性とパフォーマンス向上のための支援が、近年注目される健康経営やワークライフバランスに寄与することで市場拡大につながる可能性について展望することを目的としています。

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はじめに
調査概要
第1章 調査結果の要約
 1.EAP・メンタルヘルス市場の現状と今後の方向性
 2.総括
 3.アンケート調査結果の要約
 4.ヒアリング調査結果の要約
第2章 EAP・メンタルヘルス市場の背景
 1.労働安全衛生法関連の主な沿革
 2.産業保健の現状
  2-1.企業数・事業所数
  2-2.産業医の選任状況
  2-3.産業医の選任種別
  2-4.産業医の職務
 3.企業におけるメンタルヘルス対策の現状
  3-1.仕事や職場環境にストレスを有する労働者の割合
  3-2.精神障害等の休職・退職と休職後の職場復帰
  3-3.精神障害等の労災補償状況
  3-4.メンタルヘルス対策の取組み状況
第3章 EAP・メンタルヘルス市場の動向
 1.ストレスチェック制度の概要
  1-1.メンタルヘルス対策における法整備
  1-2.ストレスチェック制度の基本方針と仕組み
 2.ストレスチェック制度の実施動向
  2-1.制度初年度の実施状況
  2-2.サービス事業者の動向
 3.EAP・メンタルヘルス領域の市場規模と今後の展望
  3-1.市場規模とストレスチェックサービスシェア
  3-2.EAP・メンタルヘルス市場の展望
第4章 健康経営関連市場の動向
 1.従業員健康管理市場
  1-1.事業主の責務
  1-2.従業員健康管理市場の動向
  1-3.従業員健康管理領域の市場規模
 2.健保組合のデータヘルス・保健事業市場
  2-1.健保組合の責務
  2-2.健保組合のデータヘルス・保健事業市場の動向
  2-3.健保組合のデータヘルス・保健事業の市場規模
 3.健康経営関連市場の動向
  3-1.ヘルスケア市場の概要
  3-2.行政動向
  3-3.健康経営関連市場の全体像
第5章 アンケート調査結果 -ストレスチェック制度実施動向と従業員の健康投資への取組み
 1.調査対象の属性
  1-1.従業員規模
  1-2.製造業/非製造業割合
  1-3.事業所数
  1-4.本社所在地
  1-5.加入している健康保険
  1-6.回答者の所属部門
  1-7.回答者の主な役職
  1-8.回答者の主な業務内容
 2.産業医の状況
  2-1.本社
  2-2.従業員50人以上の事業所
  2-3.従業員50人未満の事業所
  2-4.産業医との契約形態
  2-5.(クロス集計)産業医との契約形態
  2-6.産業医が主に係わる業務内容
  2-7.(クロス集計)産業医が主に係わる業務内容
  2-8.産業医に積極的な関与を求めたい業務内容
  2-9.産業医に積極的な関与を求めたい業務内容【1位】
  2-10.(クロス集計)産業医に積極的な関与を求めたい業務内容【1位】
  2-11.産業医に積極的な関与を求めたい業務内容【2位】
  2-12.(クロス集計)産業医に積極的な関与を求めたい業務内容【2位】
  2-13.産業医に積極的な関与を求めたい業務内容【3位】
  2-14.(クロス集計)産業医に積極的な関与を求めたい業務内容【3位】
  2-15.産業医の年間費用
  2-16.(クロス集計)産業医の年間費用
 3.ストレスチェック制度への取組み
  3-1.ストレスチェック制度の実施方針
  3-2.(クロス集計)ストレスチェック制度の実施方針
  3-3.ストレスチェック制度の実施状況
  3-4.(クロス集計)ストレスチェック制度の実施状況
  3-5.ストレスチェック制度の実施体制
  3-6.ストレスチェック制度に従事する主な社内スタッフ
  3-7.ストレスチェック制度実施状況(体制構築)
  3-8.ストレスチェック制度実施状況(ストレスチェックの実施)
  3-9.ストレスチェック制度実施状況(高ストレス者への対応)
  3-10.ストレスチェック制度実施状況(高ストレスで面接希望者を対象とした医師面接)
  3-11.ストレスチェック制度実施状況(結果に基づく集団分析)(努力義務)
  3-12.ストレスチェック制度実施状況(相談窓口の設置)(努力義務)
  3-13.ストレスチェック制度の実施者
  3-14.(クロス集計)ストレスチェック制度の実施者
  3-15.医師面接の方法
  3-16.(クロス集計)医師面接の方法
  3-17.高ストレス者と医師面接対象者の割合
  3-18.医師面接と過重労働面談の同時実施状況
  3-19.集団分析の実施状況
  3-20.集団分析結果の活用方法
  3-21.(クロス集計)集団分析結果の活用方法
  3-22.ストレスチェック制度に係わる費用(体制構築、実施者の委託、運営支援)
  3-23.(クロス集計)ストレスチェック制度に係わる費用(体制構築、実施者の委託、運営支援)
  3-24.ストレスチェック制度に係わる費用(ストレスチェック結果の集団分析)
  3-25.(クロス集計)ストレスチェック制度に係わる費用(ストレスチェック結果の集団分析)
  3-26.ストレスチェック制度に係わる費用(ストレスチェックの実施)
  3-27.(クロス集計)ストレスチェック制度に係わる費用(ストレスチェックの実施)
  3-28.ストレスチェック制度に係わる費用(相談窓口の設置)
  3-29.(クロス集計)ストレスチェック制度に係わる費用(相談窓口の設置)
  3-30.ストレスチェック制度に係わる費用(医師面接)
  3-31.(クロス集計)ストレスチェック制度に係わる費用(医師面接)
  3-32.ストレスチェック制度の課題
  3-33.(クロス集計).ストレスチェック制度の課題
  3-34.ストレスチェック制度に期待すること
  3-35.(クロス集計).ストレスチェック制度に期待すること
 4.実施しているメンタルヘルス対策と主な実施主体
  4-1.メンタルヘルス対策全般の体制整備
  4-2.(クロス集計).メンタルヘルス対策全般の体制整備
  4-3.メンタルヘルスに対応する産業医など医療系専門職の確保
  4-4.(クロス集計).メンタルヘルスに対応する産業医など医療系専門職の確保
  4-5.ストレスチェック等の結果に基づく組織改善
  4-6.(クロス集計).ストレスチェック等の結果に基づく組織改善
  4-7.全従業員を対象としたメンタルヘルス関連の研修
  4-8.(クロス集計).全従業員を対象としたメンタルヘルス関連の研修
  4-9.ラインケアを対象としたメンタルヘルス関連の研修
  4-10.(クロス集計).ラインケアを対象としたメンタルヘルス関連の研修
  4-11.相談窓口の設置
  4-12.(クロス集計).相談窓口の設置
  4-13.休職者に対する支援
  4-14.(クロス集計).休職者に対する支援
  4-15.復職のための支援
  4-16.(クロス集計).復職のための支援
 5.メンタルヘルスで重要視する対策と注力分野
  5-1.メンタルヘルスで重要視する対策
  5-2.メンタルヘルスで重要視する対策【1位】
  5-3.(クロス集計)メンタルヘルスで重要視する対策【1位】
  5-4.メンタルヘルスで重要視する対策【2位】
  5-5.(クロス集計)メンタルヘルスで重要視する対策【2位】
  5-6.メンタルヘルスで重要視する対策【3位】
  5-7.(クロス集計)メンタルヘルスで重要視する対策【3位】
  5-8.メンタルヘルス対策でもっとも費用・労力を掛けたい領域
  5-9.(クロス集計)メンタルヘルス対策でもっとも費用・労力を掛けたい領域
 6.従業員の健康管理実施状況
  6-1.法定健診の実施体制
  6-2.(クロス集計)法定健診の実施体制
  6-3.法定健診業務の主な実施者
  6-4.法定健診業務の課題
  6-5.(クロス集計)法定健診業務の課題
  6-6.法定健診業務でもっとも課題に感じること
  6-7.(クロス集計)法定健診業務でもっとも課題に感じること
  6-8.健診結果データ管理状況
  6-9.(クロス集計)健診結果データ管理状況
  6-10.健診結果データ管理方法
  6-11.(クロス集計)健診結果データ管理方法
  6-12.健診結果データ管理の方向性
  6-13.健診結果データ管理の課題
  6-14.(クロス集計)健診結果データ管理の課題
  6-15.健診結果データの分析状況
  6-16.(クロス集計)健診結果データの分析状況
  6-17.データ分析結果の活用状況
  6-18.(クロス集計)データ分析結果の活用状況
  6-19.データ分析結果の今後の活用動向
  6-20.(クロス集計)データ分析結果の今後の活用動向
  6-21.健診結果と併せて分析しているデータの状況
  6-22.(クロス集計)健診結果と併せて分析しているデータの状況
  6-23.健診結果と併せた分析により活用促進に資するデータ
  6-24.(クロス集計)健診結果と併せた分析により活用促進に資するデータ
  6-25.健診結果データ分析の課題
  6-26.(クロス集計)健診結果データ分析の課題
 7.従業員に対する健康投資への取組み
  7-1.健康投資の取組み状況
  7-2.(クロス集計)健康投資への取組み状況
  7-3.健康投資への取組みで期待する成果
  7-4.(クロス集計)健康投資への取組みで期待する成果
  7-5.健康投資への取組みでもっとも期待する成果
  7-6.(クロス集計)健康投資への取組みでもっとも期待する成果
  7-7.健康投資の成果分析に資するデータ
  7-8.(クロス集計)健康投資の成果分析に資するデータ
  7-9.企業内で保有しているデータ
  7-10.(クロス集計)企業内で保有しているデータ
  7-11.健康投資への取組みにおける課題
  7-12.(クロス集計)健康投資への取組みにおける課題
  7-13.健康投資に掛ける予算の方向性
  7-14.(クロス集計)健康投資に掛ける予算の方向性
  7-15.健康投資への具体的な取組み方針
  7-16.(クロス集計)健康投資への具体的な取組み方針
第6章 参入事業者の動向 -取材個票-
 1.アデコ株式会社
 2.株式会社 アドバンテッジ リスク マネジメント
 3.ウェルリンク株式会社
 4.NECソリューションイノベータ株式会社
 5.さんぎょうい株式会社
 6.株式会社ジャパンイーエーピーシステムズ
 7.公益社団法人 全国労働衛生団体連合会
 8.SOMPOリスケアマネジメント株式会社
 9.ティーペック株式会社
 10.株式会社ドクタートラスト
 11.公益財団法人 日本生産性本部 メンタル・ヘルス研究所
 12.バイオコミュニケーションズ株式会社
 13.ピースマインド・イープ株式会社
 14.ヒューマン・フロンティア株式会社
 15.株式会社富士通ソフトウェアテクノロジーズ
 16.株式会社ベネフィットワン・ヘルスケア
 17.株式会社保健同人社
 18.株式会社メディカルトラスト
 19.株式会社 USEN
 20.株式会社ロブ