キーワード:
リソグラフィ / レジスト / 半導体 / 配線 / 露光描画 / ディスプレイ / 太陽電池 / 応力 / 欠陥 / トラブル / パターン / 塗布
開催日時
2023年1月17日 火曜日 10:00~12:00
定員
30人
講師名
長岡技術科学大学 名誉教授;アドヒージョン(株) 代表取締役社長 河合 晃 氏
会場
Vimeo(https://vimeo.com/jp)によるインターネットライブ配信にて開催します。ご自宅・お勤め先などから安定したネット環境にてご視聴ください。
注意事項
・インターネットライブ配信にて実施いたします。推奨視聴環境や動画の視聴テストについてはこちら をご覧ください。 ・動画のご視聴には、マイページへのログインが必要です。会員登録済みの方は、ログイン後、ご注文ください。 非会員の方は、会員登録(無料)のうえ、ご注文お願いいたします。 ・セミナー映像の録音・録画および配布・二次利用については、禁止いたします。 ・セミナー資料は開催前日までに送らせていただきます。 ・セミナー受講料は、開催前日までにお支払いください。 ・本セミナーは、セミナー終了1週間後まで、録画映像を参加者限定で公開いたします。 講師へのご質問は、セミナー開催時のみ承ります。
目次
現在、レジスト材料は、半導体、ディスプレイ、プリント基板、太陽電池、MEMS等の多くの電子産業分野において、世界市場で実用化されています。本講座では、レジスト材料、プロセス最適化、処理装置、付着・濡れ・欠陥といった各種トラブルに注目し、実例を交えて評価・解決のアプローチを説明します。
【プログラム】
1.リソグラフィプロセスの基礎(これだけは習得しておきたい)
1-1.レジスト材料/プロセスの最適化
(レジスト材料概論、プロセスフロー、ポジ型/ネガ型の選択基準、パターン現像)
1-2.露光描画技術の最適化
(露光システム(ステッパー、スキャナー、EUV)、レイリ―の式、解像力、焦点深度、重ね合わせ技術)
1-3.レジストコントラストで制御する
(光学像コントラスト、残膜曲線、溶解コントラスト、現像コントラスト、
パターン断面形状改善)
1-4.レジスト処理装置の最適化
(HMDS処理、コーティング、現像、レジスト除去の要点)
1-5.シミュレーション技術(効果的な技術予測)
(レジスト形状、ノズル塗布、スピンコート、パターン内3次元応力解析)
2.レジスト欠陥・トラブル対策(歩留り向上の最優先対策とは)
2-1.致命欠陥とは
(配線上異物、ショート欠陥、バブル欠陥、塗布ミスト、接触異物)
2-2.パターン剥離メカニズムとその影響因子とは
(付着エネルギーと応力歪み、検査用パターン、直接剥離DPAT法)
2-3.レジスト膜欠陥と対策
(ストリーエーション、膜分裂(自己組織化)、乾燥むら、ベナールセル、
環境応力亀裂、ピンホール、膨れ(ブリスター)、はじき)
3.参考資料
・塗膜トラブルQ&A事例集(トラブルの最短解決ノウハウ)
・表面エネルギーによる濡れ・付着性解析法(測定方法)
4.質疑応答、技術開発および各種トラブル相談
(日頃のトラブルサポートなどに個別に応じます)