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非侵襲的検体検査の最前線  ―唾液検査・呼気検査を中心に―

Up-to-date Non-invasive Clinical Examination―Saliva Test and Breath Test―

★医療現場やヘルスケア産業において需要が高まる「非侵襲的検査技術」!
★特に利用拡大が期待されている「唾液検査」及び「呼気検査」に焦点を当てた初の書籍!
★検査法やデバイスの研究開発動向、国内外の市場動向や今後の展望が見えてくる!

商品コード:
T0959
監修:
槻木恵一
発行日:
2015年1月30日
体裁:
B5判・261頁
ISBNコード:
978-4-7813-1052-7
価格(税込):
74,800
ポイント: 680 Pt
関連カテゴリ:
バイオテクノロジー
バイオテクノロジー > 診断技術・バイオセンサ

Review

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キーワード:

未病/診断/ヘルスケア/非侵襲/ICT/唾液/呼気/ストレス/ホルモン/喫煙/HIV/インフルエンザ/個人識別/齲蝕/歯周病/免疫/アレルギー/がん/口臭/ピロリ菌/腸内環境/消化管機能/ダイエット/喘息/肝機能/糖尿病/精神疾患

刊行にあたって

 医療や医療を取り巻く環境は、近年になり大きく変貌している。その動向を注視すると、治療から予防医療へ転換しようとするパラダイムシフトである。その劇的な転換に向けた準備が始まっている。
 第Ⅰ編総論は、非侵襲的検査が必要な背景を示し、今後の方向性として非侵襲的検査の進展にICTは不可欠であることから現状を報告した。第Ⅱ編は唾液検査を特集し、海外の動向やすでに実用化段階の唾液検査の紹介を行っている。さらに、今後の新規研究開発動向についても触れ、唾液検査の幅の広い可能性が示されている。第Ⅲ編は呼気検査を特集した。呼気に関しても唾液と同様に非侵襲的検査の検体として重要であり、研究開発が進んでいる。本書では、呼気と唾液を比較することで、その特性の違いをぜひ理解していただきたい。また、新たな応用のためにヒントも含まれていると信じている。このようなコラボレーションの企画はこれまでにないものであり、最新の専門書として広く読者の期待に応えられれば幸いである。

著者一覧

槻木恵一   神奈川歯科大学
山越憲一   NPO法人ライフベネフィット総合研究所 ; 金沢大学 ; 昭和大学 ; 北海道科学大学
猿田樹理   神奈川歯科大学
笠井宏記   ニューヨーク大学
山野精一   ニューヨーク大学
美島健二   昭和大学
山口昌樹   岩手大学
笹本英彦   (株)あすか製薬メディカル
米田孝司   天理医療大学
髙木律男   新潟大学
山田瑛子   新潟大学
加藤眞吾   慶應義塾大学
隅田泰生   鹿児島大学
西順一郎   鹿児島大学
岡本実佳   鹿児島大学
馬場昌範   鹿児島大学
古川良尚   鹿児島大学
橋口照人   鹿児島大学
櫻田宏一   警察庁科学警察研究所
花田信弘   鶴見大学
山本裕子   医療法人社団オリエント 後藤歯科医院
梁洪淵   鶴見大学
斎藤一郎   鶴見大学
中島啓   東京歯科大学
井上孝   東京歯科大学
杉本昌弘   慶應義塾大学;神奈川歯科大学
東雅啓   神奈川歯科大学
木戸博   徳島大学疾患酵素学研究センター
脇田慎一   (独)産業技術総合研究所
下内章人   国立循環器病研究センター研究所
福島康次   獨協医科大学越谷病院
安彦善裕   北海道医療大学
福田能啓   兵庫医科大学
奥田真珠美   兵庫医科大学
瓜田純久   東邦大学
河越尚幸   東邦大学
貴島祥   東邦大学
佐々木陽典   東邦大学
前田正   東邦大学
石井孝政   東邦大学
渡邉利泰   東邦大学
財裕明   東邦大学
中嶋均   東邦大学
永峰康一郎   名古屋大学
木田博   大阪大学
尾長谷靖   長崎大学
荻野景規   岡山大学
河野茂   長崎大学
石井敬基   日本大学
近藤孝晴   中部大学
寺石俊也   (独)国立精神・神経医療研究センター
功刀浩   (独)国立精神・神経医療研究センター
中田浩二   東京慈恵会医科大学
羽生信義   東京慈恵会医科大学
松浦知和   東京慈恵会医科大学
矢永勝彦   東京慈恵会医科大学
利川寶   (株)タイヨウ

目次 +   クリックで目次を表示

第1章 非侵襲的検査について   (槻木恵一)
1 現在の医療状況からみた非侵襲的検査の重要性
2 非侵襲的検査の市場
3 非侵襲的検査の分類
4 非侵襲的検体検査の最前線
5 まとめ

第2章 ヘルスケアモニタリング技術の現状と今後   (山越憲一)
1 はじめに
2 ヘルスケアモニタリングの計測対象量と方法
2.1 計測対象量
2.2 ホーム・ヘルスケアモニタリング
2.3 ユビキタス・ヘルスケアモニタリング
2.3.1 無拘束(ウエアラブル)生体計測法
2.3.2 無意識生体計測法
3 無拘束・無意識モニタリング技術の開発事例
3.1 無拘束身体行動・循環動態モニタリング
3.2 無意識型ヘルスケアモニタリング
3.2.1 在宅ヘルスケアモニタリング
3.2.2 無負担型患者モニタリング
4 おわりに

【第II編 唾液検査】

第1章 唾液検査による診断的価値と市場   (猿田樹理、槻木恵一)
1 唾液検査の現在
2 唾液検査の診断的価値
3 唾液検査の市場
4 おわりに

第2章 米国における唾液検査の動向-NIDCR研究ロードマップ-   (笠井宏記、山野精一)
1 はじめに
2 NIDCRによる唾液検査システム開発プロジェクトのはじまり
3 第一ステップとして7つの開発プロジェクト
4 第二ステップとして開発プロジェクトの革新
5 おわりに

第3章 唾液腺の基礎知識と唾液産生の仕組み   (美島健二)
1 はじめに
2 唾液腺の解剖
2.1 耳下腺
2.2 顎下腺
2.3 舌下腺
3 唾液腺の発生
4 唾液腺の組織像
4.1 腺房細胞
4.2 導管系
5 唾液の分泌
5.1 唾液分泌量
5.2 唾液分泌のメカニズム
5.2.1 交感神経を介した唾液分泌(タンパク質分泌)
5.2.2 副交感神経を介した水・電解質分泌
5.3 唾液の機能とその成分
5.3.1唾液の由来
5.3.2 唾液の成分
5.4 唾液の種類

第4章 唾液検査によるヘルスケアと診断
1 唾液検査のストレス測定への展開   (山口昌樹)
1.1 はじめに
1.2 急性ストレスのセンサ
1.2.1 アミラーゼ測定の意義
1.2.2 唾液アミラーゼ用ドライケミストリーセンサ
1.3 慢性ストレスのセンサ
1.3.1 コルチゾール測定の意義
1.3.2 唾液コルチゾール用イムノセンサ
1.3.3 唾液サイトカインの網羅解析
1.4 ストレス・エビデンスの提供
1.4.1 アナリティック・データベース
1.4.2 ストレス・エビデンス・検索エンジン
1.5 おわりに
2 唾液中のステロイドホルモンの測定とその意義   (笹本英彦)
2.1 はじめに
2.2 ステロイドの分泌メカニズム
2.3 主な測定項目
2.3.1 糖質コルチコイド
2.3.2 テストステロン
2.3.3 17-ヒドロキシプロゲステロン
2.3.4 エストラジオール,プロゲステロン
2.4 採取法,保管方法
2.5 今後の展開
3 唾液検査における喫煙マーカーの測定と有用性   (米田孝司)
3.1 喫煙の社会的問題
3.2 喫煙の健康被害
3.3 たばこによるニコチン代謝
3.4 唾液中チオシアン化物,ニコチン,コチニンの有用性
3.5 たばこ特異ニトロソアミン(尿・唾液)の有用性
3.6 喫煙によるがんリスクやたばこ依存性に関係する遺伝子多型の有用性
3.7 その他の唾液中タンパク質の有用性
3.8 唾液を試料とした喫煙マーカーの測定法
4 HIV唾液検査の評価   (髙木律男、山田瑛子、加藤眞吾)
4.1 はじめに
4.2 唾液(口腔液)を用いたHIV検査
4.3 HIV-1感染者における唾液中ウイルスの定量
4.4 血中と唾液中の抗HIV薬濃度の関係
4.5 おわりに
5 感染症診断における唾液検査の有用性-糖鎖固定化ナノ粒子を用いた感染初期からのインフルエンザウイルス,およびエイズウイルス(HIV‒1)の検出-
(隅田泰生、西順一郎、岡本実佳,馬場昌範、古川良尚、橋口照人)
5.1 はじめに
5.2 インフルエンザウイルス
5.2.1 結合糖鎖のスクリーニング
5.2.2 SGNP によるウイルス捕捉・濃縮
5.2.3 患者検体への適応例
5.3 HIV
5.4 今後の展望
6  唾液を用いた個人識別   (櫻田宏一)
6.1 はじめに
6.2 唾液の証明
6.2.1 肉眼的検査
6.2.2 アミラーゼ検査
6.2.3 血清学的検査
6.2.4 分子生物学的検査
6.3 血液型検査
6.4 DNA型検査
7 唾液検査と歯科~齲蝕活動性試験と歯周病検査~   (花田信弘)
7.1 はじめに
7.2 古典的な唾液検査
7.3 現在の唾液検査
7.4 バイオマーカーの様々な用途
7.5 真のエンドポイントと代理エンドポイント
7.6 齲蝕・歯周病のバイオマーカー
7.7 齲蝕に対する感染症と生活習慣病アプローチ
7.8 歯周病に対する感染症と生活習慣病アプローチ
7.9 唾液を検体とした歯周病菌の受託検査
7.10 唾液ヘモグロビン受託検査
7.11 検査検体として刺激唾液採取に関する検討
7.12 唾液中ヘモグロビンの検査値のヒストグラム
7.13 おわりに

第5章 新規唾液検査法の開発動向
1 sIgAを指標とした免疫力評価   (山本裕子、槻木恵一)
1.1 分泌型IgA(sIgA)の概要
1.2 唾液中sIgAとそれを増減させる要因
1.3 唾液中sIgAと免疫能との関係
1.4 唾液中sIgAを指標とした唾液検査の有用性と測定における留意事項
1.5 今後の展望
2 アンチエイジング医学と唾液検査   (梁洪淵、斎藤一郎)
2.1 はじめに
2.2 口腔から全身を考えるアンチエイジング医学とは
2.3 口腔の機能維持における唾液の役割
2.4 ドライマウスはエイジングのサイン
2.5 口腔から全身を考えるアンチエイジング医学の実践
2.6 おわりに
3 臨床検査としての唾液検査の応用と可能性   (中島啓、井上孝)
3.1 はじめに
3.2 インプラント治療における唾液検査の可能性
3.2.1 インプラント治療の病態
3.2.2 インプラント治療における臨床検査
3.3 味覚における唾液検査の可能性
3.3.1 味覚の受容
3.3.2 味覚障害について
3.3.3 味覚の検査
3.3.4 味覚判定における唾液検査の応用
3.4 今後の展望
4 全身性疾患の唾液検査   (杉本昌弘)
4.1 はじめに
4.2 分子マーカーを網羅的に測定するオミックス測定技術
4.3 唾液中の疾患分子マーカーの探索
4.4 実用化に向けた取り組み
4.5 唾液中メタボロームの今後
5 前立腺がん診断への応用   (東雅啓、槻木恵一)
5.1 前立腺がんの統計・動態
5.2 前立腺がんの診断
5.3 前立腺がん診断における唾液検査の有用性
5.4 今後の課題と展望
6 唾液を用いたアレルギー診断   (木戸博)
6.1 はじめに
6.2 新規多項目アレルゲン特異的各種免疫グロブリン測定法
6.3 唾液中のアレルゲン特異的各種免疫グロブリン測定
6.4 唾液の抗アレルゲンIgA抗体の特徴
6.5 血液,母乳,唾液,環境中の抗原量の測定
6.6 減感作療法の治療効果判定に役立つバイオマーカー開発の必要性
6.7 おわりに

第6章 唾液検査に用いる新規デバイスの開発動向   (脇田慎一)
1 はじめに
2 バイオチップ
3 バイオセンサー
3.1 電気化学式バイオセンサー
3.2 光学式バイオセンサー
4 唾液計測用電位検出型バイオセンサー
4.1 唾液緩衝能測定装置チェックバフTM
4.2 唾液硝酸イオン測定FET型チェッカー
5 唾液計測用電流検出型バイオセンサー
5.1 Oral Fluid NanoSensor Test
5.2 タトゥー型バイオセンサー
6 マイクロ流体デバイス
6.1 電気泳動型マイクロ流体システム
6.2 遠心送液型マイクロ流体システム
6.3 ポンプ送液型マイクロ流体システム

【第III編 呼気検査】

第1章 呼気検査の診断的価値と市場   (下内章人)
1 はじめに
2 呼気診断の歴史
3 生体ガス成分と影響因子
4 呼気中の低分子ガス成分の臨床診断的意義
4.1 一酸化炭素(CO)
4.2 一酸化窒素(NO)
4.3 硫化水素(H2S)
4.4 水素分子(H2)
5 揮発性有機化合物と硫黄化合物
5.1 アセトン
5.2 アンモニア
5.3 硫黄化合物
6 呼気分析装置の世界的趨勢
7 呼気分析の技術開発の基本的な考え方
8 おわりに

第2章 呼吸器の基礎知識と呼気産生の仕組み   (福島康次)
1 はじめに
2 生命活動を行うためのエネルギー
3 細胞の呼吸
4 呼吸器の構造
4.1 気道から肺胞の構造
4.2 気道上皮
4.3 肺胞
5 肺胞気と毛細血管血液とのガス交換
5.1 Fickの拡散法則
5.2 O2とCO2の拡散量
5.3 肺胞から肺胞毛細血管血液へのO2拡散
6 呼気分析について

第3章 呼気検査によるヘルスケアと診断
1 口臭検査   (安彦善裕)
1.1 はじめに
1.2 口臭の分類および臨床的な原因
1.3 口臭の原因物質
1.4 口臭検査
1.4.1 官能検査法
1.4.2 口臭測定機器
1.5 口臭検査の測定条件
1.6 口臭検査値の解釈について
1.7 口臭検査と併用すべき診査および検査
1.8 おわりに
2 尿素呼気試験によるヘリコバクター ピロリ感染の診断   (福田能啓、奥田真珠美)
2.1 尿素呼気試験の原理
2.2 尿素製剤の錠剤化
2.2.1 13C-尿素呼気試験に及ぼす姿勢および口腔洗浄の影響
2.2.2 口腔内洗浄
2.2.3 13C-尿素100 mg錠
2.3 尿素呼気試験の実際と注意点
2.3.1 H. pylori感染診断の重要性
2.3.2 尿素呼気試験の実際
2.3.3 感染診断実施上の留意点
2.4 今後の尿素呼気試験の臨床応用-小児科領域への拡大

第4章 新規呼気検査法の開発動向
1 呼気ガス分析による腸内環境・消化管機能評価
(瓜田純久、河越尚幸、貴島祥、佐々木陽典、前田正、石井孝政、渡邉利泰、財裕明、中嶋均)
1.1 はじめに
1.2 消化管運動への応用
1.2.1 胃排出試験
1.2.2 口-盲腸通過時間(Oro-cecal transit time:OCTT)
1.3 小腸細菌増殖(small intestine bacterial overgrowth:SIBO)
1.4 消化吸収試験の臨床的意義
1.5 消化管内腔ガスの評価
1.5.1 消化管ガスの組成
1.5.2 消化管ガスの起源
1.5.3 消化管を通過するガスと液体
1.5.4 消化管ガスの変化と消化器疾患
1.6 おわりに
2 呼気中アセトンによるダイエット評価   (永峰康一郎)
2.1 ダイエットとその効果の指標
2.2 呼気中アセトン濃度測定法
2.3 呼気中アセトン濃度の安静時やダイエット時の変化
2.4 呼気ガス測定の課題と今後の展望
3 呼気ガスによる肺がん診断-現状と可能性   (木田博)
3.1 はじめに
3.1.1 呼気揮発性有機化合物を用いた肺がんスクリーニング
3.1.2 呼気揮発性有機成分検査の問題点
3.1.3 電子鼻(electrical nose)を用いた呼気ガス分析
3.1.4 肺がん特異的VOCsは存在するのか?
3.2 おわりに
4 呼気中一酸化窒素濃度(FeNO)測定の気管支喘息診断・管理における有用性   (尾長谷靖、荻野景規、河野茂)
4.1 はじめに
4.2 FeNO測定の検査原理
4.3 FeNOの測定方法
4.3.1 SIEVERS NO Analyzer 280i® (SIEVERS社)
4.3.2 NIOX MINO®(Aerocrine社)
4.4 FeNOの喘息診断・管理における有用性
4.4.1 FeNO測定と喘息診断
4.4.2 FeNO測定によるステロイド治療に対する反応性予測と慢性期治療管理
4.4.3 喘息と慢性閉塞性肺疾患 (COPD) の鑑別および両者の合併例におけるFeNO値の解釈
4.5 FeNOの問題点と展望
4.6 おわりに
5 13C呼気試験による肝機能検査   (石井敬基)
5.1 はじめに
5.2 近年の13C呼気試験による肝機能検査
5.2.1 肝細胞質基質13C呼気試験
5.2.2 肝ミトコンドリア13C呼気試験
5.2.3 肝マイクロゾーム13C呼気試験
5.3 臨床的有用性が高い13C肝機能呼気試験
5.3.1 慢性肝疾患の有無と呼気試験
5.3.2 肝硬変の有無と呼気試験
5.3.3 肝線維化と呼気試験
5.4 慢性肝疾患診断に推奨すべき13C呼気試験
5.5 おわりに
6 糖尿病患者における呼気アセトン測定の意義   (近藤孝晴)
6.1 はじめに
6.2 糖尿病と呼気検査
6.3 呼気アセトンの由来
6.4 糖尿病と呼気アセトン
6.5 糖尿病における呼気アセトン測定の問題点と将来
6.6 おわりに
7 精神科領域における呼気ガス検査の応用   (寺石俊也、功刀浩)
7.1 はじめに
7.2 13C-呼気検査の原理
7.3 13C-呼気検査の精神疾患研究への応用
7.4 13C-フェニルアラニン呼気ガス検査の統合失調症を対象とした検討の実際
7.5 統合失調症におけるフェニルアラニンの代謝動態
7.6 おわりに
8 呼気による消化管機能評価   (中田浩二、羽生信義、松浦知和、矢永勝彦)
8.1 はじめに
8.2 消化管機能検査に対する臨床的ニーズ
8.3 消化管機能検査の臨床への応用
8.4 13C法の原理
8.5 13C法の利点
8.6 13C法胃排出能検査
8.7 13C法吸収能検査
8.8 13C法消化管機能検査の現状と展望

第5章 呼気検査に用いる新規デバイスの開発動向   (利川寶)
1 はじめに
2 呼気中一酸化炭素(CO)/二酸化炭素(CO2)同時測定システム CARBOLYZERII(mBA-2000)
2.1 アプリケーションと臨床使用例
3 生体ガス中水素(H2)/メタン(CH4)/一酸化炭素(CO)専用ガスクロマトグラフィ TRIlyzer(mBA-3000)
3.1 採用事例
4 生体ガス中水素(H2)ガスモニター HYDlyzer(mBA-31)
4.1 使用事例
5 生体ガス中硫化水素(H2S)/メチルメルカプタン(CH3SH)専用ガスクロマトグラフィ TWIN BREASOR II(TB2-14J)
6 あとがき