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機能性食品素材の骨と軟骨への応用《普及版》

Functional Foods for Bone and Cartilage(Popular Edition)

2011年刊「機能性食品素材の骨と軟骨への応用」の普及版!
★高齢化社会の進行とともに重要になる骨粗鬆症,変形性膝関節症対策!
★骨代謝に重要なビタミン,ミネラルと骨量,骨質に重要な多くの植物由来食材を解説!
★軟骨,関節をサポートするグルコサミン,コンドロイチン硫酸,コラーゲン,MSMなどの最新動向を解説!

商品コード:
B1233
監修:
上原万里子・石見佳子
発行日:
2018年02月08日
体裁:
B5判・252頁
ISBNコード:
978-4-7813-1226-2
価格(税込):
5,500
ポイント: 50 Pt
関連カテゴリ:
テクニカルライブラリシリーズ(普及版)

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キーワード:

骨粗鬆症/骨再生/変形性関節症/ミネラル/ビタミンD,K,C,B群/β-クリプトキサンチン大豆イソフラボン/ヘスペリジン/フラクトオリゴ糖/CPP/MBP/コラーゲン/グルコサミン/コンドロイチン硫酸/ヒアルロン酸/MSM

著者一覧

上原万里子  東京農業大学
石見佳子   (独)国立健康・栄養研究所
細井孝之   (独)国立長寿医療研究センター
山本雅哉   京都大学再生医科学研究所
田畑泰彦   京都大学再生医科学研究所
吉村典子   東京大学医学部附属病院
岡敬之    東京大学医学部附属病院
亀井豪器   広島大学
安達伸生   広島大学
出家正隆   広島大学
中前敦雄   広島大学
中佐智幸   広島大学
渋谷早俊   広島大学
奥原淳史   広島大学
数佐洋美   広島大学
新本卓也   広島大学
大川新吾   広島大学
高沢皓文   広島大学
江口明生   広島大学
越智光夫   広島大学
秋山聡子   東京農業大学
松崎広志   東京農業大学
勝間田真一  東京農業大学
津川尚子   神戸薬科大学
佐藤俊郎   (株)J-オイルミルズ
末木一夫   国際栄養食品協会
杉浦実    (独)農業・食品産業技術総合研究機構
千葉大成   城西大学
中川大    中部大学
禹済泰    中部大学
太田篤胤   城西国際大学
小林敏也   雪印メグミルク(株)
大谷淳二   広島大学大学院
丹根一夫   広島大学大学院
渡部睦人   東京農工大学
野村義宏   東京農工大学
杉原富人   新田ゼラチン(株)
井上直樹   新田ゼラチン(株)
真野博    城西大学大学院
神﨑範之   サントリーウエルネス(株)
齋藤佳世   サントリーウエルネス(株)
前田哲史   サントリーウエルネス(株)
北川義徳   サントリーウエルネス(株)
小西達也   (株)マルハニチロホールディングス
吉岡久史   (株)マルハニチロホールディングス
玉井忠和   (株)マルハニチロホールディングス
大江眞理子  キユーピー(株)
村上明    京都大学大学院
宋美玉    京都大学大学院
   
執筆者の所属表記は、2011年当時のものを使用しております。   

目次 +   クリックで目次を表示

第I編 骨と軟骨
第1章 骨粗鬆症
  1 はじめに
  2 骨粗鬆症の概念と分類
  3 骨粗鬆症の病態
  4 骨粗鬆症の診断
  5 骨代謝マーカーについて
  6 骨粗鬆症の治療
  7 高齢者における骨折予防の重要性
  8 おわりに
第2章 生体吸収性ハイドロゲルを用いた生理活性物質の徐放化による骨再生
  1 はじめに
  2 骨再生の基本戦略
  3 骨再生を誘導する生理活性物質
  4 骨再生のための細胞増殖因子の利用法
  5 骨再生のための細胞増殖因子のドラッグデリバリーシステム
  6 徐放化細胞増殖因子による骨再生
   6.1 塩基性線維芽細胞増殖因子を用いた骨再生
   6.2 骨形成因子を用いた骨再生
  7 徐放化細胞増殖因子と間葉系幹細胞との組み合わせによる骨再生
  8 幹細胞の動員と分化誘導とを組み合わせた骨再生
  9 低分子薬物の徐放化による骨再生
  10 おわりに
第3章 変形性関節症〜大規模住民調査ROADから〜
  1 はじめに
   1.1 OAの診断基準
    1.1.1 X線画像による診断基準
    1.1.2 MRI画像による診断基準
    1.1.3 臨床症状からみた診断基準
  2 OAの臨床症状の評価ツール
  3 OAの疫学
   3.1 膝OAの有病率と推定患者数
   3.2 腰椎OAの有病率と推定患者数
   3.3 膝OA,腰椎OAに関連する要因
  4 おわりに
第4章 関節軟骨再生;変形性膝関節症治療への展望
  1 はじめに
  2 培養軟骨移植
  3 Distraction arthroplasty
  4 外磁場を用いた軟骨再生

第II編 骨と機能性食品素材
第5章 総論〜骨と機能性食品〜
  1 はじめに
  2 骨に重要なミネラル
   2.1 カルシウム(Ca)
   2.2 マグネシウム(Mg)
   2.3 リン(P)
   2.4 鉄(Fe)
   2.5 亜鉛(Zn)
   2.6 銅(Cu)
  3 骨に重要なビタミン
   3.1 ビタミンD
   3.2 ビタミンK
   3.3 ビタミンC
   3.4 ビタミンB群
  4 骨粗鬆症を予防する野菜や果物の成分
   4.1  -クリプトキサンチン
   4.2 大豆イソフラボン
   4.3 ヘスペリジン
   4.4 カテキン
   4.5 その他の植物成分
  5 ミネラルの吸収を促進する成分
   5.1 フラクトオリゴ糖(FOS)
   5.2 カゼインホスホペプチド(CPP)
  6 複数の有効成分を含有する乳塩基性タンパク質(MBP)
  7 おわりに
第6章 主要ミネラルと骨量および骨代謝
  1 カルシウム
   1.1 はじめに
   1.2 カルシウムと骨代謝
   1.3 カルシウム摂取量と骨量および骨折
  2 マグネシウム
   2.1 はじめに
   2.2 マグネシウム摂取量と骨量および骨代謝
   2.3 マグネシウム欠乏と骨量および骨代謝
  3 リン
   3.1 はじめに
   3.2 リン過剰摂取と副甲状腺ホルモン分泌
   3.3 骨代謝に対するリン過剰摂取の影響
   3.4 摂取リン酸塩の種類の影響
第7章 微量ミネラル(Fe,Zn,Cu)の骨への応用
  1 鉄(Fe)
  2 亜鉛(Zn)
  3 銅(Cu)
第8章 ビタミンD
  1 はじめに
  2 ビタミンDの生理作用
  3 ビタミンD不足
  4 骨におけるビタミンDの栄養学的意義
  5 おわりに
第9章 ビタミンK
  1 はじめに
  2 ビタミンKの構造とコファクター機能
  3 オステオカルシン
  4 骨代謝とビタミンK摂取に関する疫学研究
  5 成長期の骨代謝とビタミンK摂取
  6 骨粗鬆症予防に必要なビタミンK量とビタミンKの種類による活性比較
  7 骨質とビタミンK摂取
  8 生体内でのMK-4への転換
  9 おわりに
第10章 B群ビタミン,ビタミンCと骨の健康維持
  1 はじめに
  2 骨
  3 コラーゲン(ビタミンC)
  4 ホモシステイン
  5 骨粗しょう症
  6 ホモシステインと骨
  7 B群ビタミン不足と骨質(コラーゲン架橋)との関係
  8 関連するヒト試験結果
  9 MTHFR遺伝子多型と骨密度/骨折リスクの相関
  10 結語と今後の方向性
第11章 β-クリプトキサンチン
  1 はじめに
  2 カロテノイド類とβ-クリプトキサンチン
   2.1 ヒト血中に存在する主要なカロテノイド
   2.2 β-クリプトキサンチンの血中濃度
   2.3 疫学研究からみたβ-クリプトキサンチンの特徴
   2.4 β-クリプトキサンチンの供給源
  3 骨の健康と栄養に関する最近の知見
   3.1 果物の摂取と骨の健康
   3.2 カロテノイドと骨の健康
  4 ミカン産地住民を対象にした疫学研究(三ヶ日町研究)の知見
   4.1 血中β-クリプトキサンチンレベルと骨密度との関係
   4.2 他の抗酸化物質とβ-クリプトキサンチンとの相互作用
   4.3 血中β-クリプトキサンチンレベルと骨粗しょう症発症リスクとの関係
  5 β-クリプトキサンチンによる骨粗しょう症発症予防の可能性
第12章 大豆イソフラボン
  1 大豆イソフラボンとは
  2 イソフラボンの代謝
  3 イソフラボンの骨に対する作用
   3.1 動物試験におけるイソフラボンの骨代謝調節作用
   3.2 ヒトの骨代謝に対するイソフラボンの作用
  4 運動習慣と骨代謝
  5 運動と大豆イソフラボンの併用効果
   5.1 骨粗鬆症モデル動物における試験
   5.2 閉経後女性に対する運動とイソフラボンの併用効果
  6 エクオール含有食品の無作為割付比較試験
  7 イソフラボンの摂取量
  8 大豆イソフラボンの安全性
  9 骨の健康を維持するための生活習慣7カ条
第13章 ヘスペリジンの骨代謝調節
  1 概要
  2 ヘスペリジンの吸収形態
  3 ヘスペリジンの骨粗鬆症予防効果
   3.1 コレステロール合成経路を介した骨代謝調節
   3.2 メバロン酸合成経路に着目したヘスペリジンの骨量減少抑制効果
   3.3 ヘスペリジンの骨代謝調節の検討
  4 ヘスペリジンの安全性
   4.1 古来より摂取されているヘスペリジン
   4.2 安全性に関わる試験
  5 結語
第14章 カテキン
  1 はじめに
  2 カテキンとは
  3 骨代謝に対するカテキンの効果
  4 カテキンが骨代謝改善効果を発揮する分子機構
  5 破骨細胞をアポトーシスに導く機能を担うカテキンの分子基盤
  6 カテキンの応用に向けて
  7 おわりに
第15章 カルシウム吸収と骨代謝におけるフラクトオリゴ糖摂取の意義
  1 はじめに
  2 カルシウム(Ca)吸収と骨密度
  3 フラクトオリゴ糖とは
  4 フラクトオリゴ糖(FOS)のCa吸収促進作用
  5 FOSのCa吸収不全モデルラット(胃全摘除ラット)の骨形成促進作用
   5.1 DEXA法
   5.2 軟X線画像観察
   5.3 反射電子像観察
   5.4 マイクロX線解析
  6 他の因子(運動・食品成分)とFOSの骨への相互作用
  7 おわりに
第16章 乳塩基性タンパク質(MBP(R))
  1 はじめに
  2 乳塩基性タンパク質(MBP(R))とは
  3 MBP(R)の骨代謝改善効果
   3.1 細胞に対する効果
   3.2 モデル動物に対する効果
   3.3 ヒトに対する効果
  4 MBP(R)の有効成分
  5 MBP(R)の安全性
  6 MBP(R)の食品への応用
  7 おわりに
第17章 カゼインホスホペプチド (CPP)の有用性
  1 はじめに
  2 方法
   2.1 試料
   2.2 形態計測学的評価
  3 結果
  4 考察
  5 おわりに
第18章 プラム,ブルーベリー,オリーブなど
  1 はじめに
  2 プラム
  3 ブルーベリー
  4 ライ麦,亜麻仁,ベリー類の植物エストロゲン
  5 オリーブのフェノール性化合物
   5.1 オレウロペイン(oleuropein)
   5.2 チロソール(tyrosol)とヒドロキシチロソール(hydroxytyrosol)
  6 おわりに

第III編 軟骨,関節と機能性食品素材
第19章 総論―軟骨,関節と機能性食品素材
  1 はじめに
  2 関節構成成分について
  3 潤滑成分が増加することが意味するもの
  4 機能性食品素材のさらなる可能性
第20章 コラーゲン
  1 はじめに
  2 機能性食品としての「コラーゲン」
   2.1 食品分野における「コラーゲン」
   2.2 コラーゲンの生体での働きとコラーゲンペプチド
   2.3 コラーゲンペプチドの食品としての安全性
  3 プロリルヒドロキシプロリン(Pro-Hyp)とヒドロキシプロリルグリシン(Hyp-Gly)のヒト血中動態
  4 コラーゲンペプチドのヒト関節軟骨への効果
   4.1 コラーゲンペプチド摂取による関節疾患への効果
   4.2 「コラペプJB」摂取による変形性膝関節症への効果
  5 コラーゲンペプチド摂取による骨組織への影響
   5.1 コラーゲンペプチドのヒト骨への影響
   5.2 コラーゲンペプチドによる骨代謝への影響
  6 おわりに
第21章 グルコサミンの変形性関節症改善効果とその作用機序
  1 はじめに
  2 グルコサミンの変形性関節症に対する改善効果
  3 グルコサミンの変形性関節症改善効果の作用機序
   3.1 軟骨保護作用
   3.2 抗炎症作用
  4 グルコサミンの安全性
  5 まとめ
第22章 食品用コンドロイチン硫酸の効果
  1 はじめに―コンドロイチン硫酸とは
  2 食品用コンドロイチン硫酸について
  3 食品用ChSによるラットでの関節炎改善効果
  4 食品用ChSによるヒトでの関節痛改善効果
  5 食品用ChSのカルシウム蓄積効果
  6 おわりに
第23章 ヒアルロン酸
  1 はじめに
  2 ヒアルロン酸とは
  3 関節とヒアルロン酸
  4 ヒアルロン酸の経口摂取による変形性膝関節症患者に対する有効性
  5 関節痛改善のメカニズム
  6 まとめ
第24章 メチルスルフォニルメタン
  1 メチルスルフォニルメタンとは
  2 MSMの体内動態
  3 MSMの機能性
   3.1 骨・関節に対する作用
    3.1.1 関節炎
    3.1.2 動物試験
    3.1.3 ヒトを対象とした試験
   3.2 季節性アレルギー鼻炎に対する作用
  4 MSMの安全性
   4.1 動物試験
   4.2 ヒトを対象とした試験
第25章 ノビレチン
  1 はじめに
  2 ノビレチン
  3 骨のリモデリング
  4 破骨細胞分化の分子機構
   4.1 RANK/RANKL
   4.2 MAPKs
   4.3 NFκB/AP-1
  5 骨粗しょう症動物モデル
  6 食品成分の機能性
  7 NOBの作用分子機構
  8 おわりに

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