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機能性飲料の開発と市場

Development and Market of Functional Beverage

★トクホ/栄養機能食品/機能性表示食品の機能性飲料の最新動向を解説!!
★モノグルコシルヘスペリジン、γ-アミノ酪酸、ラブレ菌、β-カロテンなどの食品素材も詳述!!
★生活習慣病、熱中症、内臓脂肪症候群などを改善する機能性飲料!!
★機能性飲料および機能性素材の市場動向も解説!!

商品コード:
S0831
編集:
シーエムシー出版編集部
発行日:
2019年1月30日
体裁:
B5判・203頁
ISBNコード:
978-4-7813-1406-8
価格(税込):
93,500
ポイント: 850 Pt
関連カテゴリ:
食品
食品 > 保健機能食品
食品 > ポリフェノール・ファイトケミカル

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キーワード:

予防医学/特定保健用食品/トクホ/栄養機能食品/機能性表示食品/機能性おやつ/栄養素/人間の五感に訴える要素/人間の健康に好ましい影響/時間栄養学/OYATSU/内臓脂肪症候群/モノグルコシルヘスペリジン/フレーバードウォーター/スタイリーウォーター/植物性乳酸菌/健康寿命の延伸/血中HDLコレステロール上昇/GABA/γ-アミノ酪酸/ラブレ菌/β-カロテン/腸内細菌/野菜飲料/植物性乳酸菌飲料/茶カテキン含有飲料/抗肥満作用/内臓脂肪低減/エネルギー代謝/脂肪代謝/褐色脂肪/白色脂肪/炭酸水/胃のぜん動運動亢進/紅茶ポリフェノール

刊行にあたって

 飲料は,街中でも仕事場でも手軽に短時間で食品成分を補給できる。一方,食品の機能には栄養摂取,嗜好・食感機能および健康維持・生体防御復機能がある。本書では機能性成分を手軽に摂取できる機能性飲料の開発と市場動向をまとめた。
 高齢化社会の進展を迎えて、人々の健康意識や健康志向はますます高まっており、健康の維持、強化へ向けた行動はより活発化、多様化しつつある。飲料消費においても健康への関心の高さは、飲料における“避糖化傾向”や“熱中症予防”の顕在化、特定保健用食品、機能性表示食品等の消費拡大など様々な市場の変化を生み出している。
 忙しく働く人々の多くが生活習慣病に注意しつつも食事や運動,睡眠のすべてに満足していない。
 このような背景の中で、飲料は手軽に機能性成分を補給できる食品として存在感を増しており、「機能性」の訴求はトクホ、機能性表示食品にとどまらず清涼飲料水の開発においても大きなトレンドを形成している。
 本書では多種多様な飲料市場における機能性開発の現状の紹介とともに、機能性を軸として業際化する飲料市場の動向の系統的解説を試みた。飲料市場に関わるメーカーや大学・研究機関の方々に最新の情報をご提供できれば幸甚に存じます。

著者一覧

矢澤一良   早稲田大学
田中泰史   ㈱伊藤園
瀧原孝宣   ㈱伊藤園
吉田和敬   カゴメ㈱
井上拓郎   カゴメ㈱
竹下尚男   花王㈱
永井 元   ㈱ゼンショーホールディングス
前田眞治   国際医療福祉大学大学院
足海洋史   キリン㈱
高見澤菜穂子 早稲田大学

目次 +   クリックで目次を表示

【技術編】
第1章 予防医学と「機能性飲料」の研究・開発
1 予防医学の見地から見た「機能性飲料」
2 「機能性おやつ」と「機能性飲料」プロジェクト
3 食育としてのおやつと機能性飲料
4 「機能性飲料」の研究開発と実践レシピ
5 機能性飲料を含む「OYATSU」を世界語に!

第2章 モノグルコシルヘスペリジン高含有機能性フレーバー飲料の開発
1 開発背景【技術編】
第1章 予防医学と「機能性飲料」の研究・開発
1 予防医学の見地から見た「機能性飲料」
2 「機能性おやつ」と「機能性飲料」プロジェクト
3 食育としてのおやつと機能性飲料
4 「機能性飲料」の研究開発と実践レシピ
5 機能性飲料を含む「OYATSU」を世界語に!

第2章 モノグルコシルヘスペリジン高含有機能性フレーバー飲料の開発
1 開発背景
2 モノグルコシルへスペリジンとその中性脂肪低減作用
3 スタイリーウォーター摂取後のモノグルコシルヘスペリジンの吸収
4 スタイリーウォーター摂取による中性脂肪低減効果の有効性評価と安全性評価
5 特定保健用食品スタイリースパークリング,スタイリーウォーターの製品化と機能性表示食品への展開

第3章 植物性食品の機能性に基づいた機能性表示飲料の展開
1 はじめに
2 リコピンによる血中HDLコレステロール上昇作用
 2.1 背景
 2.2 SRの方法と結果
 2.3 リコピンによるHDLc上昇作用のメカニズム
3 GABAによる血圧低下作用
 3.1 背景
 3.2 SRの方法と結果
 3.3 GABAによる血圧低下作用のメカニズム
4 ラブレ菌による整腸作用
 4.1 背景
 4.2 SRの方法と結果
 4.3 ラブレ菌による整腸作用のメカニズム
5 おわりに

第4章 エネルギー代謝研究に基づく茶カテキン含有飲料の開発
1 はじめに
2 茶カテキン含有飲料の開発
3 抗肥満作用に関する基礎的研究
4 ヒトのエネルギー代謝研究
 4.1 食事誘導性熱産生
 4.2 身体活動時の脂肪代謝
 4.3 褐色脂肪における代謝的熱産生
5 おわりに

第5章 飲料の嗜好性と機能性
1 はじめに
2 消費者の行動モデルから考える飲料の機能性
3 繰り返し摂取と嗜好形成
4 炭酸水のクーリング効果
5 喉の渇きに炭酸水が与える影響
6 終わりに

第6章 飲料用炭酸水の効果とその応用
1 はじめに
2 炭酸水製造法
3 飲用での効果
 3.1 喉に対する効果
 3.2 胃のぜん動運動亢進による効果
 3.3 胃の拡張による効果
 3.4 腸に対する効果
 3.5 飲用時の炭酸水の他の効果
4 炭酸水の料理への応用
 4.1 炭酸料理の背景
 4.2 米飯が柔らかくなるか
 4.3 他の炭酸料理について

第7章 紅茶ポリフェノールが食事の脂肪吸収に与える影響
1 はじめに
2 紅茶と健康機能性
3 紅茶ポリフェノールが食事由来の脂肪吸収に与える影響
 3.1 ヒト食後血中中性脂肪値上昇抑制効果検証試験
 3.2 ヒト便中脂質排泄効果検証試験
4 おわりに

【市場編】
第1章 特定保健用食品
1 食品における「機能性」と特定保健用食品
2 市場の概要
3 市場動向
4 製品/企業動向
 4.1 トクホ飲料市場の推移
 4.2 トクホ飲料の製品/企業動向

第2章 栄養機能食品
1 市場の概要
2 市場の動向
3 飲料製品/企業動向

第3章 機能性表示食品
1 市場の概要
2 市場の動向
3 飲料製品/企業動向

第4章 ヨーグルトドリンク
1 市場の概要
2 製品/企業動向

第5章 乳酸菌飲料類
1 市場の概要
2 製品/企業動向

第6章 清涼飲料水
1 市場の概要
2 製品/企業動向

第7章 果実飲料
1 市場の概要
2 製品/企業動向

第8章 野菜系飲料
1 市場の概要
2 製品/企業動向

第9章 スムージー飲料
1 市場の概要
2 製品/企業動向

第10章 無糖茶飲料
1 市場の概要
2 製品/企業動向

第11章 炭酸飲料
1 市場の概要
2 製品/企業動向

第12章 スポーツドリンク/経口補水液
1 市場の概要
2 製品/企業動向

第13章 エナジードリンク
1 市場の概要
2 製品/企業動向

第14章 アミノ酸飲料
1 市場の概要
2 製品/企業動向

第15章 栄養ドリンク
1 市場の概要
2 製品/企業動向

第16章 ゼリー飲料
1 市場の概要
2 製品/企業動向

第17章 大豆飲料
1 市場の概要
2 製品/企業動向

第18章 美容系飲料(サプリメント系)
1 市場の概要
2 製品/企業動向

第19章 フレーバーウォーター
1 市場の概要
2 製品/企業動向