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機能性食品素材と運動療法《普及版》生活習慣病予防と運動機能維持・向上をめざして

Functional foods, a material and Exercise therapy -Aims to prevent lifestyle-related diseases, and maintain and improve active life-(Popular Edition)

2012年刊「機能性食品素材と運動療法」の普及版!生活習慣病の予防と対策に不可欠な「食品」「運動」について、エビデンスにもとづいた食品素材の利用法と抗老化のための有効な運動療法を解説!

商品コード:
B1268
監修:
大澤俊彦・佐藤祐造
発行日:
2019年1月16日
体裁:
B5判・225頁
ISBNコード:
978-4-7813-1305-4
価格(税込):
5,940
ポイント: 54 Pt
関連カテゴリ:
テクニカルライブラリシリーズ(普及版)

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キーワード:

バイオマーカー/イソフラボン/ゴマ/抗炎症/漢方/ビタミン/レスベラトロール/エネルギー代謝/活性酸素/がん予防/糖尿病予防/認知症予防/アスタキサンチン/発酵レモン/ワサビ/関節疾患/アミノ酸/コエンザイム/筋力/糖代謝/酸化ストレス

著者一覧

大澤俊彦   愛知学院大学 
佐藤祐造   愛知学院大学 
家森幸男   武庫川女子大学 
森真理    武庫川女子大学 
望月美佳   愛知学院大学  
丸山和佳子  (独)長寿医療研究センター
永井雅代   (独)長寿医療研究センター 
能勢弓    (独)長寿医療研究センター
直井信    愛知学院大学  
伊藤友美   北海道教育大学 
宇野智子   愛知学院大学 
太田好次   藤田保健衛生大学 
濱田博喜   岡山理科大学 
堀尾嘉幸   札幌医科大学  
下村吉治   名古屋大学 
津金昌一郎  国立がんセンター 
田村好史   順天堂大学大学院 
北村伊都子  愛知学院大学 
梅垣宏行   名古屋大学医学部附属病院 
青井渉    京都府立大学大学院 
三宅義明   東海学園大学 
三浦陽子   名古屋文理大学 
内藤通孝   椙山女学園大学 
下田博司   オリザ油化(株) 
藤井健志   (株)カネカ 
大野秀樹   杏林大学 
櫻井拓也   杏林大学 
小笠原準悦  杏林大学 
石橋義永   杏林大学 
木崎節子   杏林大学 
渡部睦人   東京農工大学 
野村義宏   東京農工大学 
内藤裕二   京都府立医科大学
高木智久   京都府立医科大学
吉川敏一   京都府立医科大学
高波嘉一   大妻女子大学 
川合ゆかり  (財)ルイ・パストゥール医学研究センター 
長崎大    愛知学院大学 

執筆者の所属表記は、2012年当時のものを使用しております。

目次 +   クリックで目次を表示

序論 機能性食品と運動療法  
1 はじめに
2 「機能性食品」とは
3 運動療法における食品の重要性
4 スポーツ系食品の開発
5 抗酸化食品への期待

第1編 抗酸化食品・素材
第1章 抗酸化食品とバイオマーカー 
1 抗酸化食品の持つ機能性
2 抗酸化単位(Antioxidant-unit)の確立に向けて
3 抗酸化食品の機能評価
4 酸化ストレスバイオマーカーの開発

第2章 大豆の栄養源とイソフラボンの機能性  
1 大豆は長寿への栄養源
2 大豆イソフラボンの摂取状況
3 大豆イソフラボンと循環器疾患
4 大豆摂取と前立腺癌、乳癌
5 イソフラボンと骨粗鬆症
6 大豆イソフラボンと糖代謝
7 更年期症状や着床、その他へのイソフラボンの影響
8 おわりに

第3章 ゴマリグナンの代謝と機能性 
1 はじめに
2 ゴマの栄養特性
3 ゴマリグナン
4 「セサミン」の機能性
5 「セサモリン」の機能性
6 「セサミノール」の機能性
7 おわりに

第4章 ポリフェノールの抗老化作用  
1 はじめに
2 ポリフェノールとは
3 ポリフェノールと脳の老化、神経変成疾患
4 レビー小体病モデル細胞に対するポリフェノール類の作用
5 おわりに

第5章 エルゴチオネインの抗炎症作用  
1 はじめに
2 エルゴチオネインとは
3 エルゴチオネインの機能性
3.1 活性酸素
3.2 エルゴチオネインの機能性
4 次亜塩素酸によるリジンクロラミン生成抑制を指標としたエルゴチオネインの抗炎症作用
4.1 好中球による次亜塩素酸の生成
4.2 HOClとアミノ酸/タンパク質との反応
4.3 炎症と動脈硬化
4.4 エルゴチオネインの抗炎症活性
5 脂肪細胞のTNF-αによる炎症性サイトカイン産生抑制によるエルゴチオネインの抗炎症作用
5.1 メタボリックシンドロームと肥満
5.2 肥満と脂肪組織の炎症
5.3 エルゴチオネインの抗炎症活性
6 EGT含有食品によるシワ形成抑制作用
6.1 皮膚の老化と太陽紫外線
6.2 皮膚の老化と活性酸素
6.3 エルゴチオネインの抗光老化作用
6.4 炎症による光老化作用
6.5 エルゴチオネイン含有食品のin vivoにおける抗光老化作用

第6章 漢方と肥満,糖尿病 
1 はじめに
2 糖尿病
2.1 清心蓮子飲
2.2 紫苓湯
2.3 牛車腎気丸
3 肥満
3.1 防風通聖散
3.2 防已黄耆湯
4 おわりに

第7章 抗酸化ビタミン・ミネラル 
1 はじめに
2 抗酸化ビタミン
2.1 ビタミンA
2.2 ビタミンB群
2.3 ビタミンC
2.4 ビタミンE
3 抗酸化ミネラル
3.1 亜鉛(Zn)
3.2 クロニウム(Cr)
3.3 セレン(Se)
3.4 鉄(Fe)
3.5 銅(Cu)
3.6 マグネシウム(Mg)
3.7 マンガン(Mn)

第8章 トランスーレスベラトロールの機能性解明
1 はじめに
1.1 岡山産ピオーネ果皮からのレスベラトロール(RSV)の抽出
1.2 レスベラトロール(RSV)の新しい誘導体の合成-植物培養細胞を活用して-
2 レスベラトロールのサーチュインを介する生物作用

第2編 生活習慣病予防と運動療法
第9章 生活習慣病対策と運動 
1 はじめに
2 安静の弊害
2.1 生活習慣病/メタボリックシンドローム
2.2 糖尿病
3 身体運動とエネルギー代謝
3.1 運動中の主要エネルギー源
3.2 運動強度によるエネルギー源の違い
4 生活習慣病と身体運動:疫学的研究成績
4.1 糖尿病・肥満
4.2 高血圧症
4.3 脂質異常症
5 生活習慣病に対する運動療法の効果
5.1 糖尿病・肥満
5.2 高血圧
5.3 脂質異常症
6 運動処方の実際
6.1 運動療法の適応とメディカル・チェック
6.2 運動の種類と方法
6.3 運動療法実施上の注意点

第10章 活性酸素と運動  
1 活性酸素の種類
2 体内での活性酸素の生成と代謝
3 運動による活性酸素の生成とトレーニング効果

第11章 がん予防と運動 
1 国際的な評価
2 日本人のエビデンス
3 多目的コホート研究(JPHC Study)からのエビデンス
3.1 身体活動量とがん罹患リスクとの関連
3.2 身体活動量と死亡リスクとの関連
4 身体活動とがん:メカニズム,特に,インスリン抵抗性との関係
5 がん予防のための身体活動量

第12章 異所性脂肪と運動 
1 はじめに
2 異所性脂肪とインスリン抵抗性
3 異所性脂肪に対する運動の効果 
4 異所性脂肪に対する運動の効果 
5 異所性脂肪の蓄積原因
6 おわりに

第13章 糖尿病予防と運動 
1 はじめに
2 生活習慣の改善、運動の効果に関する疫学的研究
3 運動の内分泌代謝学的効果とそのメカニズム
3.1 急性効果
3.2 トレーニング効果
4 運動療法の実際
5 日本における糖尿病運動療法の現状

第14章 運動による認知症予防 
1 はじめに
2 認知症の原因疾患
3 MCI
4 認知症の薬物治療
5 認知症の薬物的な予防
6 運動による認知症予防
7 運動による認知症予防の機序
8 まとめ

第3編 運動機能食品・素材
第15章 運動機能向上と食品素材総論 
1 はじめに
2 発酵による機能性食品素材の創製
3 黒麹菌を利用した機能性食品素材開発
4 発酵法による機能性素材生産の最近の話題

第16章 アスタキサンチンの代謝促進作用 
1 天然のカロテノイド アスタキサンチン
2 エネルギー代謝と健康問題
3 エネルギー代謝におよぼすアスタキサンチンの有用性
4 有酸素運動時のエネルギー代謝におよぼすアスタキサンチンの有用性
5 中・高強度運動時のエネルギー代謝におよぼすアスタキサンチンの有用性
6 おわりに

第17章 発酵レモンフラボノイドの運動障害予防作用 
1 運動障害と酸化ストレス
2 レモンフラボノイド
3 発酵レモンフラボノイド
4 運動酸化ストレスへの影響
4.1 レモンフラボノイドの運動酸化ストレス低減作用
4.2 発酵レモンフラボノイド

第18章 ワサビ葉イソサポナリンによる紫外線傷害予防作用 
1 はじめに
2 紫外線の影響
3 抗酸化物質としてのワサビ
4 短期間の紫外線照射に対するイソサポナリン塗布の紅斑抑制効果
4.1 紅斑抑制効果
4.2 抗酸化作用
4.3 紫外線の照射によるDNA損傷
5 長期間の紫外線照射に対するイソサポナリン塗布のしわ形成抑制効果
5.1 皮膚中の水分量および水分蒸散量
5.2 紫外線照射によるしわの形成およびコラーゲンの形成
6 おわりに

第19章 骨および関節疾患対応素材―温州ミカン,赤ショウガ― 
1 はじめに
2 温州ミカンエキスおよび含有成分の骨に及ぼす作用
2.1 β-CPXの骨代謝改善作用
2.2 ヘスペリジンの骨代謝改善作用
2.3 温州ミカンエキスの骨代謝改善作用
3 赤ショウガエキスの関節症に対する作用
3.1 赤ショウガ
3.2 炎症モデル動物に対する作用
3.3 抗炎症メカニズム
4 おわりに

第20章 身体つくりとアミノ酸 
1 はじめに
2 筋タンパク質合成のためのアミノ酸
3 骨格筋における分岐鎖アミノ酸濃度
4 運動によるアミノ酸分解の促進
5 筋タンパク質合成のための栄養
5.1 タンパク質サプリメント
5.2 アミノ酸サプリメント
5.3 分岐鎖アミノ酸サプリメント
6 おわりに

第21章 還元型コエンザイムQ10による中高年齢者の運動機能維持 
1 はじめに―中高年齢者が衰える二つの側面―
2 コエンザイムQ10の活性型は還元型
3 運動とCoQ10
4 中高年齢者の活動度増加
5 血中還元型CoQ10の割合は健康パラメーターになるか
6 還元型CoQ10は食品からも摂取できる
7 まとめ

第22章 燃焼系素材と運動 
1 はじめに
2 遺伝子ドーピング
3 レスベラトロール
4 オリゴノール
5 茶カテキン
6 カフェイン
7 L-カルニチン
8 カプサイシン
9 アミノ酸
10 ケセルチン
11 おわりに

第23章 運動器疾患と機能性食品  
1 はじめに
2 機能性食品としてのコラーゲン
2.1 ドイツでの伝説
2.2 コラーゲンの骨・関節に対する作用
3 in vitroのassay系について
4 機能性食品素材のポテンシャル
5 まとめ

第4編 運動機能維持・向上  
第24章 高齢者の運動処方総論 
1 高齢者の増加と生産年齢人口
2 高齢者の身体的特徴
2.1 加齢に伴う生理機能の変化
2.2 高齢者の運動機能の変化
2.2.1 体力・生理的予備力の低下
2.2.2 個人差の増大
2.2.3 組織の脆弱化
2.2.4 回復の遅延
2.2.5 血圧の亢進
2.2.6 最高心拍数の低下
2.2.7 運動許容量の幅が少ない
2.3 高齢者にみられる糖代謝の変化
3 高齢者に対する身体運動の効果
3.1 身体トレーニングとインスリン抵抗性
3.1.1 身体運動とインスリン抵抗性
3.1.2 有酸素運動,レジスタンス運動
3.1.3 乗馬様他動的運動機器を用いた運動
3.2 身体トレーニングと冠危険因子
3.3 身体運動と筋力,筋量
3.4 身体トレーニングと抗炎症作用
4 運動処方の実際
4.1 運動療法の適応とメディカルチェック
4.2 運動の種類と実施方法
4.3 運動療法実施上の注意点

第25章 運動と酸化ストレス 
1 はじめに
2 急性運動負荷と酸化ストレス
3 日常的運動によるメタボリックシンドローム対策
4 日常的運動によるがん予防
5 おわりに

第26章 アンチエイジングと筋力 
1 はじめに
2 骨格筋の加齢変化の特徴
3 サルコペニアによる骨格筋の萎縮
4 加齢による運動機能の低下と転倒
5 サルコペニア予防のための対策
5.1 ビタミンDとサルコペニア
5.2 タンパク質・アミノ酸とサルコペニア
5.3 その他の栄養素とサルコペニア
6 アンチエイジングのための筋力増強作戦

7 おわりに
第27章 身体運動と糖代謝機能の維持・向上 
1 はじめに
2 インスリンシグナル伝達系路とは
3 インスリン抵抗性発現機序
4 運動が糖代謝機能に及ぼす急性効果
5 運動トレーニングが糖代謝機能に及ぼす慢性効果
6 おわりに

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