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月刊機能材料 2021年6月号

【特集】自動車における吸音・遮音・制振材料の開発動向

商品コード:
M2106
発行日:
2021年6月7日
体裁:
B5判
ISSNコード:
0286-4835
価格(税込):
4,400
ポイント: 40 Pt
関連カテゴリ:
雑誌・定期刊行物
雑誌・定期刊行物 > 月刊機能材料

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著者一覧

新井田康朗  クラレクラフレックス(株)
竹内文人  三井化学(株)
中島友則  三井化学(株)
山口善三  (株)神戸製鋼所 
加藤大輔  (株)HOWA 
赤坂修一  東京工業大学 
板野直文  ニットク商工(株)
橋詰良樹  東洋アルミニウム(株)
今井宏之  東洋アルミニウム(株)

目次+  クリックで目次を表示

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【特集】自動車における吸音・遮音・制振材料の開発動向

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自動車吸音材の特徴と性能,応用例,今後の展開
Characteristics, Performance, Applications and Future Development of Automotive Sound Absorbing Material

 自動車用吸音材の需要は,他の部材同様に今後EV化へ急速にシフトしていくことが予測される。そこでは大きくは静粛化が進む一方で従来意識されなかった騒音が新たな対象となることも分かってきた。こうした趨勢のもとで,不織布をはじめとする吸音材に対する要求性能がどう変わるのかについて現状をもとに素材視点から考える。

【目次】
1 はじめに
2 不織布とは
3 不織布の吸音特性
4 不織布系吸音材の具体例
5 不織布系自動車吸音材の課題と今後について

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熱可塑性ポリオレフィンを用いた制振材料の開発
Development of Dumping Materials by Novel Thermoplastic Polyolefin

 高分子制振材料に着目し,その振動減衰メカニズムの考え方,ならびに,高分子材料の粘弾性特性を概説する。また,室温付近に大きな損失正接(tanδ)を有する熱可塑性ポリオレフィンABSORTOMERⓇの活用事例として,EPDMとの複合化による粘弾性特性の制御,ならびに,高分子制振材料の開発事例について述べる。

【目次】
1 はじめに
2 高分子制振材の基礎的な考え方
 2.1 高分子制振材の分類:非拘束型と拘束型
  2.1.1 2層構造:非拘束型高分子制振材料
  2.1.2 3層構造:拘束型高分子制振材
 2.2 高分子材料の粘弾性特性
  2.2.1 粘弾性特性の温度依存性と周波数依存性
  2.2.2 粘弾性特性の制御
3 熱可塑性ポリオレフィンABSORTOMERⓇ(アブソートマーⓇ)の展開
 3.1 ABSORTOMERⓇの特徴
 3.2 ABSORTOMERⓇの動的粘弾性特性
 3.3 ABSORTOMERⓇとEPDM の複合化
  3.3.1 材料物性と動的粘弾性挙動
  3.3.2 制振性
 3.4 ABSORTOMERⓇを用いた拘束型制振材の開発事例
4 おわりに

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微細多孔板を用いた吸音・遮音技術
Sound Absorption and Insulation by Using Microperforated Panel
 
 微細多孔板による吸音性能は近年広く知られており,自動車への適用も進んでいる。一方,エンジン,ギアなどの振動から発生する放射音に対して,ごく近接にカバーを設けて遮音対策する近接遮音カバーに対しても微細多孔が有効に働く場合がある。本報では,微細多孔の一般的な吸音原理および微細多孔を持つ近接遮音カバーの基本原理とその性能について解説する。

【目次】
1 はじめに
2 微細多孔板による吸音設計技術
 2.1 微細多孔吸音板を含む音場の数値解析技術
 2.2 数値解析手法の妥当性の検証
 2.3 製品開発への適用例
  2.3.1 圧縮機用消音器
  2.3.2 防音壁
3 近接遮音技術への応用に関する基礎検討
 3.1 微細多孔板による近接遮音モデル
 3.2 実験による検証
 3.3 微細多孔板の遮音性能
  3.3.1 微細多孔板が振動面に剛結合される場合
  3.3.2 微細多孔板と振動面の間のバネ定数の影響
  3.3.3 微細多孔有無による影響
4 まとめ

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ノイズキャンセリング機能を有する防音材料の開発
Development of Soundproofing Material with Noise Canceling Function

 自動車部品の軽量化は,省資源・省エネルギー対策につながる社会的な要請でもある。この要求に応えるべく,音響性能を維持・改善しつつ軽量化に成功した「ノイズキャンセリング機能を有する防音材料」を開発した。この自動車用防音材料の有効性,および先進的な消音技術を紹介する。

【目次】
1 はじめに
2 開発した防音材料の概要
 2.1 開発品の防音構造
 2.2 開発品の根源となった技術
3 実験的検討結果
 3.1 平板試料の音響透過損失
 3.2 フィルムと遮音材の振動速度
 3.3 車両音響評価
4 開発品の消音メカニズム
 4.1 2×2行列の伝達マトリックス法
  4.1.1 積層型防音材料表裏面の音圧と粒子速度
  4.1.2 吸音材の伝達マトリックス要素
  4.1.3 遮音材の伝達マトリックス要素
  4.1.4 吸音率
  4.1.5 音響透過損失
  4.1.6 周波数応答関数
 4.2 開発品の周波数応答関数
  4.2.1 遮音材の振動
  4.2.2 フィルムの振動
 4.3 フィルムと遮音材の理想的な振動形態
5 まとめ
 
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ナノファイバー不織布の吸音特性
Sound Absorbing Characteristics of Nanofibrous Non-Woven Sheet

 近年,自動車を取り巻く環境は大きく変化しており,より高性能な吸遮音材料が求められている。ナノファイバー不織布は,薄くても,幅広い周波数域,特に低周波数域で高い吸音性能を示す。これは,繊維の微細化による比表面積の増加とサンプルの振動に由来する。今後,吸音材料として,様々な分野への応用が期待される。

【目次】
1 はじめに
2 吸音材料の種類と特徴
3 シリカファイバーシートの構造と吸音特性
4 音響モデルを用いたシリカファイバーシートの吸音率解析
5 おわりに
 
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自動車用制振塗料の技術動向
Technological Trend of Damping Paint for Automobiles

 自動車には車室内騒音レベルの低減を目的に各種防音材料が使用されている。自動車用防音材料のうち,制振材料としては1954年に上市されたシートタイプのアスファルト系制振材料が長い間ほぼ独占的に使用されていたが,2000年頃より,車両の軽量化ニーズに対応するため,また制振材料施工プロセスの自動化を目的として制振塗料の採用が増大し,現在(2021年)では自動車製造分野で使用される制振材料の半分以上になっている。ここでは,特に自動車用の制振材料(シートタイプと特に塗料タイプ)の技術動向について報告する。

【目次】
1 はじめに
2 制振材料について
 2.1 制振の位置付け
 2.2 制振材の粘弾性挙動
 2.3 制振のメカニズム
3 シート型制振材料について
4 制振塗料について
 4.1 制振塗料の特徴 
 4.2 制振塗料の配合設計
5 制振材の制振性評価方法と音響技術の重要性
6 終わりに

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[Material Report-R&D]

積層造形用アルミニウム合金粉末
Aluminum Alloy Powders for Additive Manufacturing

 3Dプリンタを用いた金属積層造形技術は次世代の生産技術として注目されており,アルミニウム合金の積層造形に関しても関心が高まりつつある。積層造形にはアルミニウム合金粉末が使用されるが,その特性は大きく改善されてきている。またその組成についても新しい合金が開発されつつあるので,その事例について紹介する。

【目次】
1 はじめに
2 積層造形材料としての金属粉末の利点と留意事項
3 金属積層造形用粉末の要求特性
4 アルミニウム合金粉末の製造技術
 4.1 アトマイズ法
 4.2 遠心アトマイズ法
 4.3 プラズマ回転電極法(PREP法)
5 球状アルミニウム合金粉末の特性
6 アルミニウム合金の積層造形における課題
 6.1 展伸材の凝固割れ
 6.2 電子ビーム積層造形用アルミニウム合金粉末
7 積層造形に適したアルミニウム合金の開発
 7.1 Al-Mg-Sc合金
 7.2 Al-Si-Mg-Mn合金
 7.3 耐熱高強度合金(AC8A+遷移元素)
8 今後の展開

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[Market Data]

炭素繊維の市場動向
1 PAN系炭素繊維の市場概況
 1.1 市場概況
 1.2 メーカー別生産能力
 1.3 地域別,繊維別生産能力
2 ピッチ系炭素繊維の市場概況
 2.1 市場概況
 2.2 メーカー別,繊維別生産能力
  2.2.1 メソフェーズピッチ系炭素繊維
  2.2.2 等方性ピッチ系炭素繊維
3 CFRP供給組織体制(サプライチェーン)
 3.1 サプライチェーンの概況
 3.2 中間加工材メーカー
  3.2.1 織・編み物加工メーカー
  3.2.2 中間材加工メーカー

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[Material Profile]

1,4-ジアミノブタン

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