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月刊機能材料 2025年12月号

【特集】 ポリウレタンの研究開発と活用動向

★ポリウレタンは,原料の組み合わせや配合により強度や耐久性といった物性を調整することが可能で,自動車,建築,衣料品など生活のあらゆる場面で利用されております。また,物性の向上,環境に配慮した研究開発も進む中で,より高機能な製品が生み出され,活用されることも期待されます。本特集では,ポリウレタンの特性にまつわる研究と活用に向けた取り組みを紹介いたします。

※こちらは雑誌版(紙媒体)の商品注文ページです。
※月刊機能材料は「雑誌版(紙媒体)」と「電子版(DL版)」の2プランにて販売しております。
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商品コード:
M2512
発行日:
2025年12月7日
体裁:
B5判
ISBNコード:
0286-4835

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著者一覧

林 正太郎  高知工科大学
津田明彦 神戸大学
堀田力久 大日精化工業㈱ 
高橋賢一 浮間合成㈱ 
田口理央 大日精化工業㈱ 
大前直也 三洋化成工業㈱
笠置 修 三洋化成工業㈱
中野正浩 金沢大学
伊藤佑斗 横浜国立大学 
川村 出 横浜国立大学

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【特集】ポリウレタンの研究開発と活用動向
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長さ,種類,“かたち”が配列定義されたポリウレタンの合成
Sequence-Defined Polyurethanes with Preciously Length, Type, and Topology

 ポリウレタンは学術から産業まで重要な研究対象と役割を果たしている。しかし,化学構造設計性が低いため,それに基づいたポリマーの重要な物性知見と新規機能探索,機能性向上に向けた取り組みは見られない。ここでは,配列定義ポリウレタンの合成法からポリウレタンに対しスポットライトを当てる新しい知見と展望について述べる。

【目次】
1 導入
2 効率的な配列定義ポリウレタンの合成法
3 配列定義ポリウレタンのブロックとトポロジーからデンドリティック構造への展開
4 配列定義ポリウレタンがみせる可能性と展望
5 まとめ

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クロロホルムを原料とする光オン・デマンドホスゲン化反応を用いるイソシアネートおよびポリウレタンの合成
Synthesis of Isocyanates and Polyurethanes through the Photo-on-Demand Phosgenation Reaction with Chloroform

 実験室スケールや小規模工業製造実験に適したバッチ式化学反応システムを用いて,アルコールやアミンを原料とするポリマー,クロロギ酸エステル,炭酸エステル,イソシアネートなどの化合物を合成するための光オン・デマンドホスゲン化反応に関する我々のこれまでの研究成果を紹介する。

【目次】
1 はじめに
2 クロロホルムの光酸化の予想反応機構
3 クロロギ酸エステルを経由するウレタン合成
4 イソシアネート合成
5 可視光を用いるイソシアネート合成
6 ビスカルバメートとポリウレタンのワンポット合成
7 まとめ

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HPU(ヒドロキシポリウレタン)の開発及びそれを用いたコーティング剤の開発
Development of HPU (Hydroxy Polyurethane) and HPU-Based Coating Agents

 本稿では,当社が独自に開発したHPU(ヒドロキシポリウレタン)樹脂及びそれを用いたコーティング剤について紹介する。HPU 樹脂とはCO2を原料の一部として使用・固定化したものであり,一般的なポリウレタン樹脂とは異なる性質を有する。このHPU樹脂の技術を利用した環境負荷低減へのアプローチについても紹介する。

【目次】
1 緒言
2 HPU樹脂とは
3 HPU樹脂のバリアコーティング剤への応用
 3.1 酸素バリア性
 3.2 保香性 
 3.3 アルカリ脱離プライマーとしての応用
4 脱離インキマーク
5 まとめ及び今後の課題

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高機能ウレタン合成木材『サンモジュール』
High-performance Polyurethane Tooling Boards ‘SANMODUR’

 サンモジュールは「ものづくり」の各プロセスで使用される各種のモデルや型を作るための高機能ウレタン系合成木材である。当社は長年培ってきたウレタン樹脂技術,および独自の微細発泡・連続注型設備により,従来の合成木材では実現出来なかった「きめが細かく均質」なサンモジュールの量産化に成功した。サンモジュールは市場ニーズに応えるべく改良・改善を継続し,帯電防止性付与グレード,耐熱性・耐湿性(寸法安定性)グレード,また環境配慮型(バイオマス)グレード等の新製品を開発,品ぞろえを充実させてきた。当社は今後も「ものづくり」の現場に貢献出来るようサンモジュールの開発を進めていく。

【目次】
1 はじめに
2 合成木材について
3 『サンモジュール』の独自製法と特徴
 3.1 独自製法 その1「メカニカルフロス法」
 3.2 独自製法 その2「連続注型法
 3.3 サンモジュールの特徴
4 『サンモジュール』の用途例
 4.1 自動車開発工程と『サンモジュール』
 4.2 食品パッケージと『サンモジュール』
5 環境配慮型合成木材『グリーンモジュール』
6 最後に

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[Material Report -R&D-]

全て有機材料で構成されたフィルム型太陽電池
Development of All-Organic Solar Cells

 本記事では,すべての構成材料を有機化した全有機太陽電池(AOSC)の開発について解説する。金沢大学では,導電性高分子の透明電極とカーボンナノチューブ電極の開発・積層技術を組み合わせ,AOSCで世界最高水準の8.7%の光電変換効率を達成した。環境負荷の少ないフィルム型太陽電池として注目される。

【目次】
1 はじめに ―全て有機で構成された太陽電池―
2 有機電極および有機透明電極の開発
3 全有機太陽電池の高性能化
4 おわりに

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蛍光性アミノ酸(アクリドン-2-イル-アラニン)による青色蛍光セルロースナノファイバー
Blue-Fluorescent Cellulose Nanofibers Grafted with Fluorescent Amino Acid Acridon-2-yl-alanine

 セルロースナノファイバー(CNF)は,植物細胞壁の主要成分であるセルロースをナノスケールまで解繊した,再生可能資源由来のバイオポリマーである。近年,その多様な機能が多方面で注目されている。本稿では,蛍光性アミノ酸で化学修飾したCNF の開発とそれを利用したエマルションの微視的観察などについて概説する。

【目次】
1 はじめに
2 Acd-CNF の合成
3 Acd-CNF の構造・特性評価
4 Acd-CNF を乳化剤としたピッカリングエマルションの界面蛍光イメージング
5 おわりに

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[Market Data]

半導体後工程材料の動向

【目次】
1 バックグラインドテープ
2 ダイシングテープ
3 ダイアタッチフィルム
4 パッケージ基板用銅張積層板材料
5 封止材

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[Material Profile]

ジシアンジアミド
硝酸銀
酢酸銅