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美肌科学の最前線《普及版》

Frontier Science of Beautiful Skin(Popular Edition)

2014年刊「美肌科学の最前線」の普及版。皮膚の生理機能、老化、色素沈着のメカニズムや、ラセンタ、ケミカルピーリング、たるみ除去などの美肌サイエンスを臨床医が解説し、確かなエビデンスがある食品・化粧品の美肌成分を紹介している。

商品コード:
B1348
監修:
前田憲寿
発行日:
2021年2月4日
体裁:
B5判・271頁
ISBNコード:
978-4-7813-1478-5
価格(税込):
5,390
ポイント: 49 Pt
関連カテゴリ:
ファインケミカル
テクニカルライブラリシリーズ(普及版)
ファインケミカル > 香粧品素材

Review

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キーワード:

皮膚バリア機構の細胞生物学 / ケミカルピーリング / 老人性色素班 / 神経・免疫系 / 女性ホルモン / プラセンタ / 皮膚幹細胞 / コラーゲン酵素分解ペプチド / 大豆イソフラボン / カシスポリフェノール / アミノ酸 / フラーレン / 水溶性有機ゲルマニウム

刊行にあたって

 「皮膚は内臓の鏡」という諺があるように、生物学的に、肌はその人の健康や若さを示す指標になる。だから、肌が荒れているとそれだけで不健康そうに思ってしまう。
 女性の肌悩みについて聞いてみると、若い人では「ニキビや吹き出物がある」、「カサカサの乾燥肌」、「鼻頭の毛穴が汚れている」、「顔色が悪い」が多いが、年齢を重ねると、「しみが増えた」、「くすみが気になる」、「しわができてきた」、「たるんできた」、「顔の輪郭が変わってきた」などのさまざまな肌悩みがでてくる。
 最近の美容医療技術は格段と進化を遂げ、これらの肌悩みを解消してくれるようになった。その最先端の美容医療技術、美容皮膚科学の知見をもとに、優れた美肌食品・美肌化粧品が開発されている。
 本書籍では、第I編に美容医療、美容皮膚科学、有効性・安全性評価の各分野ですばらしい研究成果を収められた先生方に、最先端の美肌サイエンスについて執筆していただいた。また、第Ⅱ編に確かなエビデンスがある食品・化粧品の美肌成分を厳選して、大学をはじめ企業の研究者の方々に執筆していただいた。
 美容医療から食品・化粧品まで学術的また体系的にまとめられた最先端の美肌サイエンスに関する書籍としては類いまれなので、本書が美肌の研究者・技術者のみならず美肌商品(食品・化粧品など)の企画開発者の一助となれば幸いである。

前田憲寿

(本書「刊行にあたって」より抜粋)



<普及版の刊行にあたって>

 本書は2014年に『美肌科学の最前線』として刊行されました。普及版の刊行にあたり、内容は当時のままであり、加筆・訂正などの手は加えておりませんので、ご了承ください。

2021年2月 シーエムシー出版 編集部

著者一覧


前田憲寿   東京工科大学
朴紀央   大和高田市立病院
椛島健治   京都大学
山本明美   旭川医科大学
井川哲子   旭川医科大学
山本有紀   和歌山県立医科大学
林 伸和   虎の門病院
菊地克子   東北大学病院
片山一朗   大阪大学
寺内公一   東京医科歯科大学
廣川勝昱   東京医科歯科大学名誉教授
石神昭人   東京都健康長寿医療センター研究所
城野親徳   シロノクリニック
覚道奈津子   関西医科大学
楠本健司   関西医科大学
福田 智   医誠会病院
三宅ヨシカズ   八尾市立病院
日比野佐和子   大阪大学
秋本眞喜雄   ㈱ジェイメック
野村義宏   東京農工大学

山田恭史   ㈱日本バイオリサーチセンター
小島肇夫   国立医薬品食品衛生研究所
長谷川靖司   日本メナード化粧品㈱
西村栄作   森永製菓㈱
野嶋 潤   丸善製薬㈱
向井克之   ユニチカ㈱
山﨑由貴   キッコーマン㈱
西本和令   キッコーマン㈱
内田裕子   森永製菓㈱
海貝尚史   理研ビタミン㈱
外薗英樹   三和酒類㈱
田中潤司   オリザ油化㈱
倉重(岩崎)恵子   ㈱明治フードマテリア
柴田歌菜子   焼津水産化学工業㈱
石田高志   協和発酵バイオ㈱
村上美緒   ビタミンC60バイオリサーチ㈱
飯盛幸二   日油㈱
林 伸二   日油㈱
野口智弘   東京工科大学
輿石有理佳   東京工科大学

執筆者の所属表記は、2014年当時のものを使用しております。

目次 +   クリックで目次を表示

【第Ⅰ編 美肌サイエンス】
第1章 美肌サイエンスの研究開発
1 美肌サイエンスは化粧品から美容医療・美肌食品へと進化
2 美肌を保つための肌の仕組み
3 角層の水結合分子
4 角質細胞間脂質
 4.1 角質細胞間脂質とは
 4.2 セラミドとは
 4.3 皮膚のセラミド合成経路
 4.4 角層セラミドの重要性
 4.5 表皮細胞間の接着とバリア機能
5 しみ・くすみ
 5.1 しみ
 5.2 表皮ターンオーバーの不調と角層の重層化、メラニンの蓄積
 5.3 くすみ
6 しわ・たるみ
 6.1 しわ
 6.2 たるみ
 6.3 しわ・たるみへの対応
 6.4 線維芽細胞を活性化
7 肌のpH
8 おわりに

第2章 皮膚バリア機構の細胞生物学
1 はじめに
2 角層細胞の実質としてのフィラグリン産物
3 フィラグリン遺伝子異常がもたらす皮膚疾患
4 フィラグリンとアレルギー
5 周辺帯と皮膚バリア
6 角層細胞間脂質
7 表皮細胞の相互接着構造:デスモゾーム
8 表皮細胞の相互接着構造:タイトジャンクション
9 まとめ

第3章 デスモソームおよびコルネオデスモソームの形成、分解過程と皮膚の異常
1 要旨
2 はじめに
3 デスモソームとその種々の遺伝的な異常症
4 コルネオデスモソームと遺伝的異常症
5 おわりに

第4章 ケミカルピーリングの基礎と臨床
1 はじめに
2 作用機序
 2.1 剥離深達レベル1(角層を剥離)
  2.1.1 皮膚のターンオーバーの促進
  2.1.2 薬剤の直接作用
  2.1.3 角層の破壊による試薬の易浸透性
 2.2 剥離深達レベル2~4(表皮から真皮に至る組織剥離)
3 日本皮膚科学会「ケミカルピーリングガイドライン」の概略
4 Evidence-based medicine(EBM)に基づいた疾患に対する推奨度
5 今後の展望
6 最後に

第5章 にきびの発症メカニズムと外用療法
1 はじめに
2 にきびの発症メカニズム
 2.1 面皰の発症メカニズム
 2.2 炎症性皮疹の発症メカニズム
3 日本におけるにきびの標準治療
 3.1 尋常性痤瘡治療ガイドラインと治療アルゴリズム
4 医薬品による外用療法
 4.1 アダパレン
 4.2 抗菌薬外用
 4.3 アダパレンと外用抗菌薬の併用療法
 4.4 アダパレンによる維持療法
5 化粧品・医薬部外品による痤瘡ケア
 5.1 ケミカルピーリング
 5.2 アゼライン酸
 5.3 保湿は有効か?
6 現状の治療の問題点と今後の展開
7 最後に

第6章 老人性色素斑の発症メカニズム
1 はじめに
2 組織学的所見
3 表皮メラノサイト
4 発症メカニズム
5 まとめ

第7章 老化と皮膚生理指標の変化
1 はじめに
 1.1 皮膚の老化
 1.2 皮膚生理機能検査
2 老化に伴う皮膚生理指標の変化
 2.1 老人性乾皮症
 2.2 皮膚生理機能指標の加齢変化・性差・部位差
  2.2.1 皮膚バリア機能~TEWLの変化
  2.2.2 角層水分量・角層の保湿機能〜高周波伝導度あるいは電気容量の変化
  2.2.3 皮膚表面脂質量
  2.2.4 皮膚表面pH
  2.2.5 皮膚血流量
  2.2.6 皮膚色
  2.2.7 皮膚粘弾性
3 光老化に伴う皮膚生理指標の変化
4 まとめ

第8章 神経・内分泌・免疫系と皮膚老化
1 はじめに
2 加齢による皮膚の老化とバリア・免疫機能
3 加齢による免疫応答のTh2シフトと高齢者の湿疹病変
4 高齢者の汎発性湿疹の治療経過と発汗機能:神経と免疫の接点
5 皮膚での副腎外コーチゾール産生と皮膚老化:内分泌と免疫の接点
6 おわりに

第9章 女性ホルモンと皮膚老化
1 はじめに
2 エストロジェン欠乏とエストロジェン補充が皮膚の構成因子に与える影響
 2.1 エストロジェンと真皮の膠原線維
 2.2 エストロジェンと真皮の弾性線維
 2.3 エストロジェンと皮膚水分
 2.4 エストロジェンと皮脂
3 エストロジェン欠乏とエストロジェン補充が皮膚の物理的特性に与える影響
 3.1 エストロジェンと皮膚の厚さ
 3.2 皮膚の伸展性・粘性・弾性
 3.3 皮膚の皺
4 おわりに

第10章 ヒトでの免疫機能を評価する
1 免疫系について
 1.1 3種類の生体防御システム
 1.2 生体防御システムの加齢変化
 1.3 免疫系の機能低下に伴う病気の発生
2 免疫機能の定量的測定、免疫力について
3 免疫力回復について
4 おわりに

第11章 皮膚老化とビタミンC
1 加齢、老化とは
2 ビタミンC
3 ビタミンCの美白効果
4 ビタミンC誘導体
5 ビタミンCのコラーゲン遺伝子発現促進効果
6 ビタミンCの臓器分布
7 ビタミンCの皮膚への移行
8 皮膚のビタミンC欠乏、紫外線によるメラニン色素の沈着が増加
9 皮膚老化とビタミンC

第12章 顔のたるみに効果的な最新美容医療
1 はじめに
2 顔のたるみに効果的な最新治療
3 サーモンプラセンタ
4 頭皮の活性化を促す治療
5 体のたるみに効果的な治療
6 おわりに

第13章 PRP療法の基礎原理としわ治療へのメカニズム
1 はじめに
2 血小板の構造
3 PRPに含まれる増殖因子
 3.1 PDGF(血小板由来増殖因子)
 3.2 TGF-β(トランスフォーミング増殖因子-β)
 3.3 VEGF(血管内皮細胞増殖因子)
 3.4 EGF(上皮増殖因子)
4 PRPの作成法
 4.1 シングルスピン法
 4.2 ダブルスピン法
5 PRPのキットの種類
 5.1 JP200(BS Medical社製)
 5.2 Magellan Autologous Platelet Separator System(Medtronic社製)
 5.3 GLO PRP(Glofinn社製)
6 皮膚の老化とRejuvenation(若返り)のメカニズム
7 皮膚のRejuvenation(若返り)と増殖因子のかかわり
8 動物モデルを用いたシワへのPRPの効果の検討
9 シワの分類とPRP療法の適応
10 シワへのPRP療法の臨床報告
11 おわりに

第14章 しわ治療におけるPRP(多小板血漿)療法
1 要約
2 はじめに
3 PRP療法とは
4 PRPの調整
5 PRPの活性化
6 シワの分類と適応
7 注入法
 7.1 硬結
 7.2 発赤
 7.3 無効
8 おわりに

第15章 プラセンタ療法
1 はじめに
2 胎盤と羊膜をとりまく環境
 2.1 受精卵は細胞分裂を繰り返して細胞数を増し、子宮内面に着床する
 2.2 胎児はなぜ母体によって拒絶されないか?
 2.3 胎盤とMHC(主要組織適合抗原)
3 胎盤と細胞成長因子、サイトカイン
 3.1 胎盤で産生される細胞成長因子
 3.2 胎盤とHGF(肝細胞成長因子)
 3.3 羊膜に発現される種々の免疫関連因子
4 プラセンタ療法とは
5 プラセンタ療法
 5.1 はじめてプラセンタ療法を始める場合
 5.2 その他の注意点:治療費について
 5.3 効果が期待される領域
  5.3.1 特に眼科領域における期待される効果
  5.3.2 保険適応で認められているもの
  5.3.3 使用方法
 5.4 相互作用
 5.5 副作用
6 プラセンタの皮膚における期待される美容効果
7 プラセンタ療法の臨床応用
 7.1 プラセンタの処方例
  7.1.1 筋肉注射および静脈注射について(正常者における最低量)
  7.1.2 点滴処方例
 7.2 施行方法および周期
 7.3 初心者のためのプラセンタつぼうち
  7.3.1 プラセンタつぼうち(処方例)
  7.3.2 顔プラセンタのつぼうち(キュラセンを使用)
 7.4 プラセンタメソセラピー(プラセンタの皮下注射)
8 症例

第16章 美容成分の経皮吸収促進技術
1 はじめに
2 薬物投与部位としての皮膚
3 皮膚の薬物透過性改善
 3.1 イオン泳動法
  3.1.1 イオン泳動法に影響を与える要因
  3.1.2 基剤の性質
  3.1.3 薬物の物理化学的性質
  3.1.4 電気的パラメータ
 3.2 電気穿孔法
4 美容皮膚科学への応用
5 今後の展望

第17章 紫外線暴露ヘアレスマウスを用いた皮膚抗老化素材の評価
1 はじめに
2 動物モデル
3 機能性食品の摂取による効果
 3.1 抗酸化物質(ヤマブドウ果皮抽出物)
 3.2 脂質(小麦セラミド)
 3.3 糖質(グルコサミン、コンドロイチン硫酸、ヒアルロン酸)
 3.4 タンパク質(加水分解コラーゲン、乳由来タンパク質)
4 今後の展望

第18章 動物を用いた経口摂取による美肌素材の評価
1 はじめに
2 経口投与によるモルモットを用いた評価法
 2.1 試験系
 2.2 試験法
  2.2.1 最小紅斑量の測定
  2.2.2 紫外線照射方法
  2.2.3 色素沈着の測定法
  2.2.4 表皮のFontana-Masson染色によるメラニン顆粒の観察
  2.2.5 皮膚切片のDOPA染色によるメラノサイトの観察
3 色素沈着に及ぼす影響
 3.1 L-システイン
 3.2 L-アスコルビン酸
4 メラニン顆粒に及ぼす影響
5 メラノサイトに及ぼす影響
6 おわりに

第19章 動物実験代替法を取り入れた安全性保証の考え方
1 はじめに
2 化粧品、医薬部外品の規制
 2.1 安全性評価の試験法
3 代替法利用の現状
 3.1 厚生労働省の方針
 3.2 医薬部外品の承認申請資料作成等における代替法の利用とJaCVAMの活用促進について
 3.3 代替法の活用に関するガイダンス
4 代替法の開発状況と安全性評価
 4.1 現状
 4.2 代替法以外の情報の利用
 4.3 現在の代替法の特徴
 4.4 in vitro試験のみで安全性評価は可能となる化粧品の条件
5 まとめ

第20章 皮膚幹細胞研究の進展と化粧品開発への応用
1 はじめに
2 皮膚幹細胞研究の進展
 2.1 表皮幹細胞
 2.2 真皮幹細胞
 2.3 脂肪幹細胞
 2.4 毛包幹細胞
 2.5 色素幹細胞
 2.6 脂腺幹細胞
3 皮膚の幹細胞をターゲットにした化粧品の可能性
4 おわりに

【第II編 美肌素材の食品・化粧品への応用】
第1章 コラーゲンペプチドの美肌効果
1 コラーゲンの働き
2 機能性食品素材としてのコラーゲン酵素分解ペプチド
3 コラーゲンの経口摂取
4 コラーゲンペプチドの皮膚への効果
5 コラーゲンペプチド摂取によるヒトの肌への効果
6 コラーゲンペプチド摂取によるヒトの爪・髪への効果
7 まとめ

第2章 パイナップルセラミドの内外美容効果
1 はじめに
2 パイナップルセラミドとは
3 光老化抑制効果(抗シワ効果)
4 美白効果
5 保湿効果
6 バリア機能向上効果
7 臨床試験による美肌効果
8 おわりに

第3章 こんにゃくセラミドの美肌作用とその作用機序
1 はじめに
2 セラミドとは
3 こんにゃくセラミドについて
4 こんにゃくセラミドによる保湿
5 こんにゃくセラミドによるバリア機能強化
6 こんにゃくセラミドによるコラーゲン産生促進
7 化粧品素材としてのこんにゃくセラミド
8 おわりに

第4章 大豆イソフラボンの美肌作用
1 はじめに
2 大豆イソフラボンの特徴
 2.1 大豆イソフラボンとは
 2.2 大豆イソフラボンのエストロゲン様作用
3 大豆イソフラボンの美肌効果
 3.1 抗老化作用
 3.2 皮膚がん抑制作用および光老化防止作用
 3.3 その他の美肌作用
4 イソフラボンと皮膚/新たな取り組み
 4.1 エクオール
 4.2 皮膚送達への取り組み
5 おわりに

第5章 アンチエイジング素材“パセノール(TM)”の肌に対する機能性
1 はじめに
2 肌の構造と老化
3 パセノール(TM)の紫外線保護作用
4 パセノール(TM)の美白作用
5 パセノール(TM)のハリ改善作用
6 考察
7 おわりに

第6章 クロセチンの美肌効果
1 はじめに
2 クロセチンとは
3 クロセチンの美肌作用
 3.1 経口摂取後の皮膚への分布
 3.2 紫外線からの肌防御
 3.3 シミの改善
4 おわりに

第7章 大麦乳酸発酵液ギャバの美肌効果
1 はじめに
2 大麦乳酸発酵液ギャバ摂取が肌に与える影響
 2.1 非盲検試験
  2.2.1 方法
  2.1.2 結果
 2.2 二重盲検並行群間比較試験
  2.2.1 方法
  2.2.2 結果
3 おわりに

第8章 米糠および米胚芽抽出物の美肌効果
1 はじめに
2 オリザトコトリエノール(R)とは
 2.1 トコトリエノールの抗酸化活性
 2.2 オリザトコトリエノール(R)の生理活性
  2.2.1 皮膚細胞障害抑制作用
  2.2.2 皮膚線維芽細胞賦活作用
  2.2.3 ヒアルロン酸産生作用
3 オリザセラミド(R)とは
 3.1 オリザセラミド(R)の生理活性
  3.1.1 美白作用
  3.1.2 保湿作用
  3.1.3 ヒト皮膚線維芽細胞賦活作用
  3.1.4 表皮セラミド産生促進作用
  3.1.5 美肌作用(経口摂取ヒト臨床試験)
4 おわりに

第9章 水抽出型 カシスポリフェノールAC10経口摂取による血流改善効果と顔面の皮膚色・目のクマ改善効果
1 はじめに
2 血流改善とQOL改善
3 水抽出型 カシスポリフェノールAC10とは
4 水抽出型 カシスポリフェノールAC10経口摂取による血流改善効果と顔面の皮膚色・目のクマ改善効果
5 水抽出型 カシスポリフェノールAC10のチロシナーゼ阻害作用とメラニン産生抑制作用
6 おわりに

第10章 N-アセチルグルコサミンの内外美容効果
1 はじめに
2 NAGとは
3 生理機能
 3.1 in vitro評価
 3.2 in vivo評価
  3.2.1 摂取した時の効果
  3.2.2 外用した時の効果
4 安全性
5 おわりに

第11章 アミノ酸の美肌効果
1 はじめに
2 天然保湿因子としてのアミノ酸の補給
3 アミノ酸組成物による皮膚構成成分の供給・合成促進
4 アミノ酸単体による肌質改善作用
5 皮膚のターンオーバーを促進するアミノ酸
6 美白促進および抗炎症とアミノ酸
7 おわりに

第12章 フラーレンの美肌効果
1 はじめに
2 透明感、つやのある美肌のために必要な事
3 肌荒れに対するフラーレンの効果
4 美白効果
5 赤み改善効果
6 スキンディングテスト
7 フラーレンの安全性
8 まとめ

第13章 環状ホスファチジン酸の美肌効果
1 はじめに
2 新規なリゾリン脂質「環状ホスファチジン酸(CyPA(R))」
3 CyPA(R)のヒアルロン酸(HA)合成促進作用
4 CyPA(R)のコラーゲンゲル収縮作用と細胞骨格増強作用
5 CyPA®の基礎化粧品への応用

第14章 メバロノラクトンの美肌効果
1 はじめに
2 実験方法
 2.1 不死化表皮角化細胞(HaCaT)の遊離脂肪酸生成に対するメバロノラクトンの促進効果
 2.2 Nile blue、Nile redによる脂質の染色
 2.3 Real-time PCRによるPeroxisome proliferator-activated receptor(PPAR)のmRNA発現の解析
 2.4 層板顆粒の計測
3 結果
 3.1 不死化表皮角化細胞(HaCaT)の遊離脂肪酸生成に対するメバロノラクトンの促進効果
 3.2 Nile blue、Nile redによる脂質の染色
 3.3 Real-time PCRによるPeroxisome proliferator-activated receptor(PPAR)のmRNA発現の解析
 3.4 層板顆粒の計測
4 考察

第15章 水溶性有機ゲルマニウムの美肌効果
1 はじめに
2 有機ゲルマニウム
3 セラミドの合成
4 IL-4によるセラミド量の減少に対する水溶性有機ゲルマニウムの影響
5 セラミド合成関連タンパク質に対する水溶性有機ゲルマニウムの影響
6 おわりに